「最近、まぶたが腫れぼったい」「目が前に出てきたように感じる」といった症状はありませんか。これらの変化は、単なる疲れや体調不良だけでなく、甲状腺の病気が隠れているサインかもしれません。

特にバセドウ病に伴う眼症は、見た目の変化だけでなく、目の機能にも影響を及ぼすことがあります。

この記事では、まぶたの腫れや目が飛び出す症状の原因、甲状腺疾患との関連、そして内分泌内科で行う検査や治療法について詳しく解説します。

ご自身の症状と照らし合わせ、早期発見・早期治療につなげるための一助となれば幸いです。

「まぶたが腫れる」「目が前に出てきた感じがする」このような症状は単なる疲れ目やアレルギーではなく、甲状腺眼症(バセドウ眼症)と呼ばれる自己免疫性の炎症反応が原因かもしれません。

放置すると目の乾燥や違和感だけでなく、視力低下や複視(物が二重に見える)など、視機能に重大な影響を及ぼす可能性があります。まぶたの腫れや眼球突出でお悩みの方は、ぜひお早めにご相談ください。詳しくはこちら

この記事を書いた人

神戸きしだクリニック院長 岸田雄治
岸田 雄治
神戸きしだクリニック院長

医学博士
日本医学放射線学会認定 放射線診断専門医
日本核医学会認定 核医学専門医
【略歴】
神戸大学医学部卒。神戸大学大学院医学研究科医科学専攻博士課程修了。神戸大学附属病院 放射線科 助教。甲南医療センター放射線科医長を経て神戸きしだクリニックを開業(2020年6月1日)

まぶたの腫れ・目が飛び出す 主な原因とは?

まぶたの腫れや目が飛び出して見える(眼球突出)症状は、様々な原因で起こり得ます。原因を特定し、適切な対処をすることが重要です。

中には内分泌疾患が関わっていることもあります。

アレルギー性結膜炎や麦粒腫(ものもらい)

花粉やハウスダストなどによるアレルギー反応で、まぶたが腫れることがあります。また、細菌感染による麦粒腫(ものもらい)や霰粒腫(さんりゅうしゅ)も、まぶたの腫れや痛みを引き起こします。

これらは眼科での治療が中心となります。

眼窩蜂巣炎(がんかほうそうえん)

目の周りの組織(眼窩)に細菌が感染し、炎症を起こす病気です。急激なまぶたの腫れ、痛み、発熱などを伴い、視力障害に至ることもあるため、速やかな治療が必要です。

耳鼻咽喉科や眼科が連携して治療にあたることがあります。

腎機能の低下や心不全

体内の水分バランスが崩れることで、顔やまぶたがむくむことがあります。

腎臓の病気や心不全などが原因となる場合、全身のむくみや息切れといった他の症状も伴うことが多いです。

この場合は、内科や循環器内科、腎臓内科など専門医の診察を受けましょう。

考えられる原因と主な特徴

原因主な特徴関連する診療科
アレルギー性結膜炎かゆみ、充血、目やに眼科
麦粒腫・霰粒腫まぶたの限局的な腫れ、痛み(麦粒腫)眼科
腎機能低下全身のむくみ、尿量の変化腎臓内科、内科

甲状腺疾患(特にバセドウ病)

甲状腺ホルモンの異常によって起こるバセドウ病では、眼球突出やまぶたの腫れ(甲状腺眼症)が現れることがあります。

これは自己免疫反応が目の周りの組織を攻撃するために起こると考えられています。

内分泌内科が専門となります。

特に注意したい「甲状腺眼症(バセドウ病眼症)」とは?

甲状腺眼症は、主にバセドウ病の患者さんに見られる眼の症状群です。甲状腺機能が正常な方や橋本病の方にも稀に発症することがあります。

眼球の後ろにある脂肪組織や眼球を動かす筋肉(外眼筋)に炎症や腫れが起こることで、様々な症状を引き起こします。

甲状腺眼症が起こる背景

甲状腺眼症の正確な原因はまだ完全には解明されていませんが、自己免疫の異常が関与していると考えられています。

体内の免疫システムが、誤って眼窩内の組織(特に甲状腺刺激ホルモン受容体:TSHレセプターが存在する線維芽細胞など)を攻撃してしまうことで炎症が生じます。

喫煙は甲状腺眼症の発症や悪化のリスクを高めることが知られています。

バセドウ病と甲状腺眼症の関係性

バセドウ病患者さんの約20~50%に甲状腺眼症が見られると報告されています。

甲状腺機能亢進症状(動悸、体重減少、手の震えなど)と同時に眼症が現れることもあれば、甲状腺機能が落ち着いた後や、治療開始前に眼症が先行することもあります。

甲状腺機能と眼症の重症度は必ずしも平行しません。

甲状腺眼症の初期サインを見逃さない

初期には、まぶたの腫れぼったさ、目の乾燥感、光をまぶしく感じる、涙目といった比較的軽微な症状から始まることがあります。

これらのサインを見逃さず、早めに専門医に相談することが、症状の進行を抑える上で大切です。

  • まぶたの赤みや腫れ
  • 目の奥の圧迫感や痛み
  • 物が二重に見える

甲状腺眼症の具体的な症状と進行

甲状腺眼症の症状は多岐にわたり、患者さんごとに現れ方や程度が異なります。

症状は活動期と非活動期(瘢痕期)に分けられ、活動期には炎症が主体となり、非活動期には炎症後の組織変化が残ります。

まぶたに関する症状

最も多く見られる症状の一つが、まぶたの腫れ(眼瞼腫脹)です。上まぶたが腫れぼったくなったり、下まぶたにクマのような膨らみができたりします。

また、上まぶたが上に引き上げられてしまう眼瞼後退も特徴的で、驚いたような顔つきに見えることがあります。

まぶたの主な症状

症状特徴日常生活への影響
眼瞼腫脹(まぶたの腫れ)上まぶた・下まぶたのむくみ、赤み見た目の変化、目が開けにくい
眼瞼後退(まぶたのひきつれ)上まぶたが上がり、白目が見える範囲が広がる驚いたような表情、目の乾燥

眼球突出とそれによる症状

眼窩内の脂肪組織や外眼筋が腫れることで、眼球が前方に押し出される状態を眼球突出といいます。

突出の程度が強いと、まぶたが完全に閉じにくくなり(兎眼)、目の表面が乾燥しやすくなったり、角膜に傷がついたりすることがあります。

目の動きや見え方に関する症状

外眼筋の腫れや線維化により、眼球の動きが悪くなることがあります。このことにより、物が二重に見える複視や、特定の方向を見ようとすると痛みを感じる眼球運動時痛が生じることがあります。

進行すると、視神経が圧迫されて視力低下や視野異常をきたすこともあり(圧迫性視神経症)、これは緊急の治療を要する状態です。

見え方に関する主な症状

症状概要注意点
複視物が二重に見える日常生活での危険(階段、運転など)
視力低下急激な視力の悪化圧迫性視神経症の可能性
色覚異常色の見え方が変わる視神経機能低下のサイン

甲状腺眼症の検査と診断方法

甲状腺眼症の診断は、特徴的な眼の症状、甲状腺機能検査、画像検査などを総合的に評価して行います。

内分泌内科医と眼科医が連携して診断・治療にあたることが重要です。

問診と視診

まず、自覚症状(まぶたの腫れ、目の突出感、複視、痛みなど)や、バセドウ病をはじめとする甲状腺疾患の既往歴、家族歴、喫煙歴などを詳しく聴取します。

視診では、まぶたの状態、眼球突出の程度、眼球運動、結膜の充血などを観察します。

甲状腺機能検査

血液検査で甲状腺ホルモン(FT3, FT4)や甲状腺刺激ホルモン(TSH)、TSHレセプター抗体(TRAb, TSAb)などを測定し、甲状腺機能の状態を評価します。

これらの検査結果は、バセドウ病の活動性や治療方針を決定する上で参考になります。

甲状腺ホルモン検査の一般的な項目

検査項目何を示すか眼症との関連
FT4 (遊離サイロキシン)甲状腺ホルモンの量亢進症で高値を示すことが多い
TSH (甲状腺刺激ホルモン)甲状腺機能の調節状態亢進症で低値を示すことが多い
TRAb/TSAb (TSH受容体抗体)バセドウ病の原因となる自己抗体高値の場合、眼症のリスクや活動性と関連

眼科的検査

眼科では、視力検査、眼圧検査、眼球突出度測定、眼球運動検査、視野検査、色覚検査などを行います。

これらの検査により、眼症の重症度や視機能への影響を客観的に評価します。

  • 眼球突出度測定:眼球がどの程度前方に突出しているかを測定します。
  • Hessチャート検査:眼球運動障害の程度やパターンを評価します。

画像検査(CT、MRI)

眼窩CT検査やMRI検査は、眼窩内の脂肪組織や外眼筋の腫れの程度、視神経の状態などを詳細に把握するために行います。

特に外眼筋の肥厚は甲状腺眼症に特徴的な所見の一つです。検査は治療方針の決定や、他の眼窩疾患との鑑別に役立ちます。

甲状腺眼症の治療法:内科的治療から外科的治療まで

甲状腺眼症の治療目標は、炎症を抑えて症状の悪化を防ぎ、視機能の維持・改善、そして見た目の改善を図ることです。

治療法は、眼症の活動性、重症度、患者さんの希望などを考慮して選択します。

甲状腺機能の正常化

まず基本となるのは、バセドウ病など基礎にある甲状腺疾患の治療を行い、甲状腺機能を正常に保つことです。

抗甲状腺薬、アイソトープ治療、手術療法などにより甲状腺機能をコントロールしますが、甲状腺機能が正常化しても眼症が改善しない、あるいは悪化する場合もあります。

活動期の炎症を抑える治療

眼症の活動期で炎症が強い場合には、炎症を抑える治療を行います。

主な内科的治療法

治療法目的・効果主な副作用・注意点
ステロイド療法(内服・点滴)強力な抗炎症作用で眼症の活動性を抑える易感染性、血糖上昇、骨粗鬆症など。漸減が必要。
放射線外照射療法眼窩内のリンパ球に放射線を照射し炎症を抑える白内障、網膜症のリスク(稀)。効果発現に時間。
免疫抑制剤ステロイド抵抗性や副作用で使用を検討薬剤により異なる。定期的な検査が必要。

ステロイドパルス療法は、短期間に大量のステロイドを点滴投与する方法で、中等症以上の活動性眼症に有効性が期待できます。

放射線外照射は、眼窩に放射線を照射することで炎症細胞の活動を抑えます。複視や眼球運動障害の改善に効果がある場合があります。

非活動期(瘢痕期)の形態的・機能的改善を目指す治療

炎症が落ち着いた非活動期(瘢痕期)には、残存した眼球突出、眼瞼後退、複視などに対して外科的治療を検討することがあります。

手術のタイミングや方法は、症状の種類や程度、患者さんの希望を考慮して慎重に決定します。

  • 眼窩減圧術:眼球突出を改善する手術。
  • 斜視手術:複視を軽減する手術。
  • 眼瞼手術:まぶたの形を整える手術。

主な外科的治療法

手術名目的対象となる症状
眼窩減圧術眼窩の容積を拡大し眼球突出を軽減高度な眼球突出、圧迫性視神経症
斜視手術眼筋の位置を調整し複視を改善複視
眼瞼手術(眼瞼後退修正など)まぶたの形状や位置を修正眼瞼後退、眼瞼腫脹による変形

日常生活での注意点とセルフケア

禁煙は甲状腺眼症の悪化を防ぐために最も重要です。また、目の乾燥を防ぐために人工涙液の点眼や保湿眼鏡の使用、睡眠時には枕を高くしてまぶたの腫れを軽減するなどの工夫も有効です。

定期的な眼科受診と内分泌内科受診を継続し、医師の指示に従うことが大切です。

「目がつらい」だけではない 甲状腺眼症が生活に与える影響

甲状腺眼症は、単に「目が乾く」「物が見えにくい」といった身体的な症状だけでなく、患者さんの日常生活や精神面にも大きな影響を与えることがあります。

この点を理解し、周囲のサポートを得ながら治療に取り組むことが重要です。

見た目の変化による精神的ストレス

眼球突出や眼瞼後退、まぶたの腫れなど、顔貌の変化は患者さんにとって大きな精神的苦痛となることがあります。

「人に見られている気がする」「以前と顔が変わってしまった」と感じ、自信を失ったり、ふさぎ込んだりする方も少なくありません。

このような精神的な負担は、生活の質(QOL)を著しく低下させる可能性があります。

日常生活における具体的な困難

複視があると、階段の上り下りや運転、読書などが困難になることがあります。

眼球突出やまぶたの腫れによって、目が完全に閉じられないと、睡眠中に目が乾燥して不快感を覚えたり、感染のリスクが高まったりします。

また、光に過敏になることで、屋外での活動が制限されることもあります。

日常生活で感じる困難の例

症状具体的な困難対処のヒント
複視(物が二重に見える)読書、運転、精密作業プリズム眼鏡、片目を覆う
眼球突出による乾燥睡眠時の不快感、目の異物感人工涙液、保湿用眼帯、加湿器
羞明(まぶしさ)屋外活動、明るい室内サングラス、つばの広い帽子

周囲の理解とサポートの重要性

甲状腺眼症の症状は、外見からは分かりにくい場合や、そのつらさが周囲に理解されにくいことがあります。「怠けている」「気にしすぎ」などと誤解され、孤立感を深めてしまう患者さんもいます。

ご家族や職場など、周囲の方々が病気について正しく理解し、精神的な支えとなることが患者さんが前向きに治療を続ける上で大きな力となります。

早期治療と精神的ケアの両立

甲状腺眼症の治療は、身体的な症状の改善だけでなく、患者さんの精神的な負担を軽減することも目指します。

不安や悩みを抱え込まず、医師や看護師、必要であれば心理カウンセラーなどの専門家に相談することも考えてみましょう。

同じ病気を持つ患者会などに参加し、経験を共有することも心の支えになることがあります。

甲状腺眼症は、見た目だけでなく、日常生活や心にも影響を及ぼす病気です。つらい症状を一人で抱え込まず、専門医に相談し、適切な治療とサポートを受けることが大切です。

内分泌内科を受診するタイミングと準備

「まぶたが腫れる」「目が飛び出してきた気がする」といった症状に気づいたら、どのタイミングで、何を準備して内分泌内科を受診すればよいのでしょうか。

こんな症状があれば受診を検討

以下のような症状が新たに出現したり、持続したりする場合は、一度内分泌内科医に相談することをお勧めします。

特に、バセドウ病や甲状腺疾患の既往がある方、血縁者に甲状腺疾患の方がいる場合は注意が必要です。

  • 原因不明のまぶたの腫れや赤み
  • 目が以前より前に出てきた感じ(眼球突出感)
  • 物が二重に見える(複視)
  • 目の奥の痛みや圧迫感
  • 動悸、体重減少、手の震えなど、甲状腺機能亢進を疑う症状

受診前にまとめておくと良い情報

医師に症状を正確に伝えるために、事前に情報を整理しておくとスムーズです。メモなどにまとめて持参するとよいでしょう。

受診時に医師に伝えるべき情報

情報カテゴリ具体的な内容例伝える目的
現在の症状いつから、どんな症状が、どの程度か症状の把握
既往歴・治療歴甲状腺疾患、他の病気、手術歴、アレルギー関連疾患の評価
服用中の薬薬の名前、サプリメント、漢方薬薬物相互作用の確認
生活習慣喫煙歴、飲酒量、生活の変化リスク因子の評価

可能であれば、以前の顔写真(特に目の周りがわかるもの)を持参すると、変化の比較に役立つことがあります。

初診時の流れと心構え

初診では、問診、視診、触診(甲状腺の腫れなど)、血液検査(甲状腺機能など)を行うことが一般的です。

必要に応じて、眼科への紹介や画像検査(超音波、CT、MRIなど)が追加されます。診断や治療方針が決まるまでには、数回の通院が必要になることもあります。

不安なことや疑問点は遠慮なく医師に質問し、納得して治療に進むことが大切です。

眼科との連携の重要性

甲状腺眼症の診断と治療は、内分泌内科医と眼科医の密接な連携が不可欠です。

内分泌内科で甲状腺機能のコントロールを行いながら、眼科で眼症の専門的な評価と治療(ステロイド治療、放射線治療、手術など)を進めていきます。

両科の医師が情報を共有し、患者さんにとって最善の治療計画を立てることが重要です。

よくある質問

ここでは、まぶたの腫れや目の突出に関して、患者さんからよく寄せられる質問とその回答をまとめました。

Q
まぶたの腫れは必ず甲状腺の病気ですか?
A

いいえ、必ずしもそうではありません。まぶたの腫れの原因は多岐にわたり、アレルギー、感染症(ものもらいなど)、腎機能低下など様々です。

しかし、他に甲状腺機能亢進症を疑う症状(動悸、体重減少、手の震えなど)がある場合や、目が前に出てくる感じ(眼球突出)を伴う場合は、甲状腺疾患、特にバセドウ病に伴う甲状腺眼症の可能性を考えて内分泌内科の受診を検討することが勧められます。

Q
甲状腺眼症は治りますか?
A

甲状腺眼症の治療目標は、活動期の炎症を抑え、症状の進行を防ぎ、視機能や外見をできる限り改善することです。

早期に適切な治療を開始することで、多くの患者さんで症状のコントロールが可能です。炎症が落ち着いた後も、眼球突出や複視、まぶたの変形などが残ることがありますが、これらに対しては外科的治療を含めた様々な治療法があります。

完全に元の状態に戻るかどうかは、病状の程度や治療開始時期などによって異なりますが、多くの機能的・整容的な改善が期待できます。

Q
喫煙は甲状腺眼症に本当に悪いのですか?
A

はい、喫煙は甲状腺眼症の発症リスクを高め、症状を悪化させ、治療効果を低下させることが多くの研究で示されています。

甲状腺眼症と診断された場合、禁煙は治療の基本かつ最も重要な要素の一つです。禁煙することで、眼症の進行を遅らせ、治療効果を高めることが期待できます。

禁煙が難しい場合は、禁煙外来などで専門家のサポートを受けることをお勧めします。

Q
甲状腺機能が正常になれば、目の症状も良くなりますか?
A

甲状腺機能を正常化することは、甲状腺眼症の治療の基本ですが、甲状腺機能が正常になっても、目の症状がすぐに改善するとは限りません。

眼症は甲状腺機能とは独立して進行することもあり、甲状腺機能が安定した後でも眼症が悪化したり、新たに発症したりすることもあります。

そのため、甲状腺機能のコントロールと並行して、眼症自体の評価と治療を眼科医と連携して行うことが重要です。

当院(神戸きしだクリニック)への受診について

神戸きしだクリニックの内分泌内科では、まぶたの腫れや眼球突出などの眼症状と甲状腺疾患の関連について専門的な診察を行っております。

まぶたの腫れ、眼球突出(目の飛び出し)、充血、目の乾燥・違和感などの症状は、バセドウ病に伴う甲状腺眼症が原因となっていることがあります。これらの眼症状は甲状腺機能の状態とは必ずしも一致せず、専門的な評価と治療が必要です。

目の変化や不快感にお悩みの方は、どうぞお気軽に当院までご相談ください。

内分泌内科

診療時間日祝
9:00 – 12:00
隔週
13:30 – 16:30
09:00~12:0013:30~16:30

隔週

検査体制

  • 甲状腺機能検査(TSH・FT3・FT4)
  • 甲状腺自己抗体検査(TRAb・TPOAbなど)
  • 眼球突出度測定
  • 眼圧測定
  • MRI検査(眼窩部)
  • CT検査(必要に応じて)

など、症状に応じた適切な検査を実施いたします。専門的な精査や詳細検査が必要な場合は、神戸大学医学部附属病院など高度医療機関と連携して対応いたします。

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