ウゴービとオゼンピックは、どちらも有効成分がセマグルチドという同じ薬でありながら、国内で承認された効能も、打てる量の上限も別々に決められています。

オゼンピックの電子添文が効能又は効果として挙げるのは2型糖尿病だけで、増やしても週1回1.0mgで頭打ちになります。一方のウゴービは条件を限った肥満症などを対象とし、4週間の間隔で段階的に上げて2.4mgまで届く設計です。

成分が重なるからといって、片方をもう片方の代わりに使ってよい関係ではありません。飲み薬のリベルサスも同じセマグルチドですから、3つの製剤がどこで分かれるのかを、電子添文の記載に沿って並べていきます。

目次

ウゴービとオゼンピックの違いは、成分ではなく承認された効能にあります

両者を分けているのは中身ではなく、国が認めた使いみちです。有効成分はそろってセマグルチドですが、電子添文の効能又は効果の欄に並ぶ文言はまったく重なりません。

中身はどちらもセマグルチドで変わらない

ウゴービ皮下注もオゼンピック皮下注も、有効成分はセマグルチド(遺伝子組換え)と記載されており、体内でGLP-1受容体に働きかける点まで共通しています。血糖を下げる方向にも食欲を抑える方向にも作用するため、外から見れば同じ薬に思えるかもしれません。

それでも医薬品は、成分名ではなく販売名の単位で承認を受けます。同じ成分から出発しても、対象とする病気と用量帯を変えて別々に試験を組めば、届け出る内容もおのずと別々になります。

オゼンピックの効能欄にあるのは2型糖尿病だけ

オゼンピックの電子添文は、効能又は効果として「2型糖尿病」とだけ記しています。関連する注意の欄では、糖尿病治療の基本である食事療法と運動療法を十分に行ったうえで、効果が不十分な場合に限り適用を考慮するよう求めています。

肥満症や体重を減らす目的は、この欄のどこにも書かれていません。厚生労働省の医薬品・医療機器等安全性情報も、市販されているGLP-1受容体作動薬は2型糖尿病のみを効能・効果として承認されている、と明記しています。

ウゴービの効能欄には肥満症と脂肪肝炎が並ぶ

ウゴービの効能又は効果は2つあります。1つは条件を細かく限った肥満症で、もう1つは肝硬変を伴わない代謝機能障害関連脂肪肝炎のうち、中等度または高度の線維化を有する場合です。

肥満症のほうには、高血圧・脂質異常症・2型糖尿病のいずれかを併せ持ち、食事療法と運動療法を行っても十分な効果が得られない、という前提が置かれています。2型糖尿病そのものを治療する薬としてウゴービを使う設計にはなっていません。

販売名が分かれた薬は別々に審査を受けている

成分が同じでも、承認は販売名ごとに与えられます。厚生労働省の安全性情報は、ウゴービ皮下注について肥満症を対象としたものであり、肥満症以外での痩身やダイエットなどを目的に使えないと、はっきり書いています。

つまり、この2剤は「用量違いの同じ薬」ではなく、審査の入口から別の薬として扱われてきました。どちらを使う話なのかは、目の前の病名と条件によって最初から決まってしまいます。

  • オゼンピック皮下注 ― 2型糖尿病
  • ウゴービ皮下注 ― 条件を限った肥満症、線維化が中等度または高度の代謝機能障害関連脂肪肝炎
  • リベルサス錠 ― 2型糖尿病

3つはいずれもセマグルチドを含みますが、効能又は効果の欄で見ると、肥満症へ届くのはウゴービだけです。残る2つは糖尿病の薬として承認されており、体重を減らす目的では位置づけられていません。

用量の刻み方にも、ウゴービとオゼンピックの違いははっきり出ます

数字だけを見ても、上限は週1.0mgと週2.4mgで倍以上ひらきます。刻み方も異なっており、片方は2段、もう片方は4段かけて目標の量へ近づけていく組み立てです。

項目オゼンピック皮下注ウゴービ皮下注
開始する量週1回0.25mg週1回0.25mg
増量の間隔4週間後に0.5mgへ4週間の間隔で4回
維持する量週1回0.5mg週1回2.4mg
上限の量週1回1.0mg週1回2.4mg

出発点はそろっているのに、たどり着く先が違います。オゼンピックでは0.5mgが維持する量にあたり、そこから上げても1.0mgで止まる決まりです。

オゼンピックは0.25mgから始めて0.5mgを維持する

電子添文の用法及び用量は、週1回0.5mgを維持用量とし、ただし週1回0.25mgから開始して4週間投与した後に0.5mgへ増量する、と定めています。0.25mgは効果を狙う量ではなく、体を慣らすための入口という位置づけです。

この0.5mgという量で血糖の改善を目指すのが、オゼンピックの基本の姿になります。セマグルチドとデュラグルチドを40週間にわたって比べたSUSTAIN 7の追加解析でも、検討された量は0.5mgと1.0mgの2つでした。

効果が足りないときはどこまで上げられるのか?

0.5mgを4週間以上続けても効果が不十分な場合には、週1回1.0mgまで増量できると電子添文は書いています。裏を返せば、1.0mgを超える量はオゼンピックの用法及び用量に存在しません。

SUSTAIN 7の追加解析は1,199人を対象とし、年齢・性別・糖尿病の罹病期間・HbA1c・体格指数で分けても傾向はおおむね一貫していた、と報告しています。この解析が扱った用量帯が0.5mgと1.0mgだった点は、数字を読むときの前提になります。

ウゴービは1.0mgを通過点として2.4mgまで上げる

ウゴービの用法及び用量は、0.25mgから始めて4週間の間隔で0.5mg、1.0mg、1.7mg、2.4mgの順に増やし、以降は2.4mgを週1回打つと定めています。オゼンピックの上限である1.0mgは、ウゴービにとっては途中の1段にすぎません。

同じ数字が、片方では終点になり、もう片方では通過点になるわけです。なお、患者の状態に応じて適宜減量する、という記載も同じ欄に置かれており、誰もが2.4mgまで上げる前提ではありません。

販売名の2mgは1回に打つ量ではありません

オゼンピックには「皮下注2mg」という規格があり、この数字を1回分と読み違える方がいます。実際には1キット1.5mL中にセマグルチド2.01mgを含む注入器を指しており、1回に注射する量の上限は用法及び用量のとおり週1回1.0mgです。

規格の名前と1回量が一致しないため、ウゴービとオゼンピックの違いを調べるときに混乱しやすいところといえます。手元の器具に書かれた数字ではなく、処方の内容と医師の指示が実際に打つ量を決めます。

リベルサスまで含めると、ウゴービとオゼンピックの違いはもっと立体的に見えます

飲み薬のリベルサスも、有効成分はセマグルチドです。3つを並べると、同じ成分が剤形と用量と効能を変えながら、別々の製品として組み立てられている姿が見えてきます。

飲み薬のリベルサスも成分はセマグルチド

リベルサス錠の一般名はセマグルチド(遺伝子組換え)で、注射の2剤と変わりません。違うのは体へ入れる経路であり、週に1回の皮下注射ではなく、1日1回の内服という形をとります。

効能又は効果は2型糖尿病で、オゼンピックと同じ枠に入ります。肥満症は書かれていないため、体重を落とす目的で選ぶ薬という位置づけにはなりません。

3mgから始めて7mg、足りなければ14mgへ

用法及び用量は、1日1回7mgを維持用量とし、1日1回3mgから開始して4週間以上投与した後に7mgへ増やす、と定めています。7mgを4週間以上続けても効果が不十分な場合には、1日1回14mgまで増量できます。

注射の2剤と数字の桁が違って見えるのは、口から入った薬が血液へ届く割合が注射より小さく、そのぶん錠剤に含める量が多くなるためです。同じ成分でも、入れ方が変われば必要な量も変わります。

起床時の空腹に、約120mL以下の水で飲む

リベルサスには飲み方の決まりがあり、1日の最初の飲食前の空腹の状態で、コップ約半分の水(約120mL以下)とともに服用します。服用後は少なくとも30分、飲食と他の薬の内服を避ける必要があります。

分割したり、粉砕したり、かみ砕いたりして飲んではいけない、という記載も添えられています。注射なら週1回で済む手間が、飲み薬では毎朝の段取りへ置き換わる形です。

日本人のデータでは飲み薬はどこまで届いたのか?

PIONEER 1・3・4・8に参加した日本人集団を後から解析した報告では、26週の時点でHbA1cが7mgで1.0〜1.2%、14mgで1.4〜1.7%低下しました。体重の減り方は7mgで1.0〜2.7%、14mgで3.7〜4.7%と記されています。

有害事象の中心は消化器の症状で、多くは軽度から中等度の便秘・悪心・下痢だったと報告されました。数字の並びからも、リベルサスが糖尿病の治療薬として組み立てられている点が読み取れます。

販売名効能又は効果電子添文が定める用量
オゼンピック皮下注2型糖尿病週1回0.25mgで開始し0.5mgを維持、上限は週1回1.0mg
ウゴービ皮下注条件を限った肥満症、線維化が中等度または高度の代謝機能障害関連脂肪肝炎週1回0.25mgで開始し4週間の間隔で0.5、1.0、1.7、2.4mgへ
リベルサス錠2型糖尿病1日1回3mgで開始し7mgを維持、上限は1日1回14mg

3列に並べると、成分が同じでも別の薬として設計されている姿がはっきりします。効能が違えば対象となる人も違い、用量が違えば増やし方の段取りまで変わってきます。

使える人の条件でも、ウゴービとオゼンピックの違いは分かれます

ウゴービには、体格と併存する病気に関する条件が細かく置かれています。オゼンピックの側にそうした数値の条件はなく、代わりに2型糖尿病という病名そのものが入口になります。

項目オゼンピック皮下注ウゴービ皮下注
入口となる状態2型糖尿病条件を限った肥満症、線維化のある脂肪肝炎
併せ持つ病気の要件定めなし高血圧・脂質異常症・2型糖尿病のいずれか
体格の要件定めなしBMIの基準あり
薬より先に行うもの食事療法と運動療法食事療法と運動療法

ウゴービの肥満症には数値の条件が付いている

電子添文が求めるのは、高血圧・脂質異常症・2型糖尿病のいずれかを有し、食事療法と運動療法を行っても十分な効果が得られない、という状況です。そのうえで、体格に関する条件が重ねられます。

  • BMIが27kg/m2以上で、2つ以上の肥満に関連する健康障害を有する場合
  • BMIが35kg/m2以上の場合

いずれかに当てはまって初めて、ウゴービの肥満症という効能の範囲へ入ります。条件を満たすかどうかの判断は、検査値と診察の内容を踏まえて医師が行います。

どちらも食事療法と運動療法が先に来る

オゼンピックの電子添文は、食事療法と運動療法を十分に行ったうえで効果が不十分な場合に限り適用を考慮するよう求めています。ウゴービの側にも、薬物治療の対象となる人を厳密に選ぶという同じ趣旨の前提が置かれました。

薬から始める設計になっていない点は、2剤に共通します。生活の組み立てを整える作業は、薬を使い始めた後も並行して続いていきます。

日本の承認は処方の条件を厳しく置いた

海外の医学誌に載った報告は、日本が肥満症の治療薬としてのセマグルチドを公的医療保険の下で承認した一方、厳しい処方の制限を伴う形にしたと伝えています。処方できる施設や医師の側にも要件が置かれました。

ウゴービの使用については厚生労働省がガイドラインを作成し、日本肥満学会も2023年11月に安全・適正使用に関するステートメントを公開しています。国内で承認された薬であっても、どこでも受け取れる薬ではありません。

痩身やダイエットのための薬ではありません

厚生労働省の安全性情報は、ウゴービについて肥満症を対象としたものであり、肥満症以外での痩身やダイエットなどを目的に使えないと明記しています。同じ文書は、市販のGLP-1受容体作動薬が2型糖尿病のみを効能・効果として承認されている点にも触れました。

日本糖尿病学会も2023年11月28日に改訂した見解のなかで、美容・痩身・ダイエットを目的とした自由診療での処方を宣伝する医療広告が見られる現状に触れ、国内の承認状況を踏まえた適正な処方を求めています。

効果の数字でウゴービとオゼンピックを見比べられる範囲は狭いままです

2剤を同じ試験の中で正面から比べた研究は見当たりません。手がかりになるのは、1つの試験の中で用量を割り付けた場面と、それぞれの用量帯で積み上がった別々の証拠だけです。

同じ試験の中で2.4mgと1.0mgを割り付けたSTEP 2

2型糖尿病があり体格指数27kg/m2以上の1,210人を、セマグルチド2.4mg・1.0mg・プラセボの3群へ割り付けた68週間の試験があります。論文は1.0mgを「糖尿病治療で承認されている用量」と説明しており、用量帯の違いをそのまま検証した設計でした。

割り付け人数消化器の有害事象
セマグルチド2.4mg404人63.5%
セマグルチド1.0mg403人57.5%
プラセボ403人34.3%

体重は2.4mg群で平均9.6%、プラセボ群で3.4%減り、群間差は6.2パーセントポイントでした。量を上げれば消化器の症状も増える関係が、1つの試験の中で見て取れます。

18の試験を集めたコクランの評価

2025年に公表されたコクラン・レビューは、肥満のある成人を対象とした18の無作為化比較試験を集め、のべ27,949人のデータを統合しました。

6〜17か月の追跡では、15試験・8,651人を統合した解析で、体重の変化率がプラセボより10.73パーセントポイント大きく減っています(95%信頼区間 -12.24〜-9.21)。この推定の確実性は高いと評価されました。

一方で、中止に至る有害事象は増え、心血管イベントや死亡、生活の質への効果は限られるか不確かだと結論づけています。18試験のうち17試験で製造企業が設計や解析に大きく関わっていた点にも、レビューは注意を促しました。

実際の診療では減り方はどう変わったのか?

週1.7mgまたは2.4mgのセマグルチドを使った成人を追った米国の後ろ向き研究では、6か月まで追跡できた102人の平均で10.9%の体重減少がみられました。

ただし2型糖尿病がある人では7.2%、ない人では11.8%と、同じ用量帯でも届いた場所は違っています。試験の平均値がそのまま個人に当てはまるわけではありません。

背景にある病気や続けられた期間によって、結果は動きます。数字を選ぶ前に、その数字がどの集団のものかを確かめる必要があります。

別々の試験の数字を並べても比較になりません

肥満症の用量帯を調べた試験群と、2型糖尿病で0.5〜1.0mgを調べた試験群では、参加者の年齢や体格、血糖の状態がそろっていません。数字だけを抜き出して横に並べると、集団の違いが薬そのものの差に見えてしまいます。

実際、退役軍人21,790人を追った2025年の研究では、リラグルチド・セマグルチド・デュラグルチドを始めた人の腎臓や心血管の結果に大きな差は出ませんでした。同じ系統の薬どうしですら、優劣を言い切るのは簡単ではありません。

副作用と制度の面から見た、ウゴービとオゼンピックの違い

副作用の顔ぶれはよく似ています。大きく分かれるのは、効能から外れた使い方をしたときに何を失うのか、という一点です。

お腹の症状は増量の時期に集まりやすい

セマグルチドで比較的よくみられる副作用は消化器の症状で、悪心・嘔吐・下痢・便秘・腹痛が電子添文に並びます。重大な副作用としては低血糖症状と急性膵炎が挙げられており、厚生労働省の安全性情報も同じ内容を注意喚起しました。

  • 比較的よくみられる症状 ― 悪心、嘔吐、下痢、便秘、腹痛
  • 重大な副作用 ― 低血糖症状、急性膵炎

量を増やす時期に症状が出やすいため、ウゴービが4週間ずつ間隔を空けながら4段階で上げていく組み立てになっています。つらさが続くときは次の予約を待たず、処方を受けた医療機関へ相談してください。

適応外で使ったときの安全性は確かめられていない

厚生労働省の安全性情報は、2型糖尿病のみを効能・効果として承認されたGLP-1受容体作動薬について、それ以外の適応外で使われた場合の安全性と有効性は確認されていないと述べています。副作用のほうは同じように起こりうる、とも書き添えられました。

オゼンピックやリベルサスを体重目的で使う話は、この適応外の領域に入ります。成分が同じだからという理由だけで別の薬に置き換える理屈は、承認の枠組みからは出てきません。

救済制度から外れる場面があります

医薬品副作用被害救済制度は、適正な使用目的に従い適正に使用された場合の健康被害を救済の対象としています。効能から外れた使い方は、この枠から出てしまう可能性があります。

厚生労働省は、添付文書に記載された使用対象者でないのに美容・痩身・ダイエットの目的で使って重篤な健康被害が生じても、救済給付を受けられない可能性が非常に高いと注意を促しました。個人輸入した医薬品による健康被害についても、救済の対象とならないと明示しています。

安く手早く手に入るように見えても、公的な後ろ盾を失う取引です。

処方箋なしで手に入れた薬には何が入っていたのか?

2024年の報告は、処方箋なしで販売するオンライン薬局からセマグルチドを購入し、品質や有効成分の量、偽造品に共通する特徴を調べています。正規の流通から外れた製品の中身は、外側の表示からは分かりません。

ウゴービとオゼンピックの違いを調べているうちに、個人輸入をすすめる広告へたどり着く方もいます。判断に迷ったときは、手を出す前に糖尿病や肥満症を診ている医療機関へ相談するほうが安全です。

よくある質問

Q
ウゴービとオゼンピックは同じ薬と考えてよいですか?
A

有効成分はどちらもセマグルチド(遺伝子組換え)ですが、別々に承認を受けた別の薬です。電子添文の効能又は効果は、オゼンピックが2型糖尿病、ウゴービが条件を限った肥満症などと分かれています。

用量の上限も、週1回1.0mgと週1回2.4mgで異なります。同じ成分だからといって、片方をもう片方の代わりに使える関係ではありません。

Q
オゼンピックを体重を減らす目的で使ってもよいですか?
A

オゼンピックの効能又は効果は2型糖尿病だけで、体重を減らす目的は含まれていません。厚生労働省は、2型糖尿病のみを効能・効果として承認されたGLP-1受容体作動薬について、適応外で使われた場合の安全性と有効性は確認されていないと述べています。

美容や痩身の目的で使って重篤な健康被害が生じても、医薬品副作用被害救済制度の給付を受けられない可能性が非常に高いという注意喚起も出ています。体重の悩みがあるなら、まず糖尿病や肥満症を診ている医療機関へ相談するのが道筋です。

Q
ウゴービとオゼンピックで打てる量はどれくらい違いますか?
A

オゼンピックは週1回0.25mgで開始して0.5mgを維持用量とし、効果が不十分な場合に週1回1.0mgまで増量できます。ウゴービは0.25mgから4週間の間隔で0.5mg、1.0mg、1.7mg、2.4mgの順に上げ、以降は2.4mgを続けます。

同じ1.0mgという量が、片方では上限、もう片方では途中の1段にあたります。どの量で続けるかを決めるのは処方する医師で、自己判断で増減する使い方はできません。

Q
リベルサスはウゴービやオゼンピックと何が違いますか?
A

リベルサスも有効成分はセマグルチドですが、週1回の皮下注射ではなく1日1回の内服という形をとります。効能又は効果は2型糖尿病で、オゼンピックと同じ枠に入ります。

用量は1日1回3mgで開始し、7mgを維持用量として、効果が不十分な場合に14mgまで増やせます。空腹の状態でコップ約半分の水とともに飲み、その後少なくとも30分は飲食を避けるという決まりもあります。

Q
ウゴービは誰でも処方してもらえますか?
A

ウゴービの肥満症という効能には、高血圧・脂質異常症・2型糖尿病のいずれかを有し、食事療法と運動療法を行っても十分な効果が得られない、という前提が置かれています。

そのうえで、BMIが27kg/m2以上かつ2つ以上の肥満に関連する健康障害を有する場合、またはBMIが35kg/m2以上の場合に限られます。厚生労働省がガイドラインを作成しており、処方できる施設や医師にも要件が置かれました。

条件に当てはまるかどうかは、検査値と診察の内容を踏まえて医師が判断します。

参考にした文献