神戸きしだクリニック

呼吸器内科は、長引く咳、痰、息切れ、いびきといった日常的な症状から、気管支喘息、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、睡眠時無呼吸症候群、肺炎、気管支炎など、呼吸器に関するあらゆる疾患の診断・治療・管理を専門とする診療科です。

神戸きしだクリニックの呼吸器内科は、経験豊富な医師や専門知識を持つスタッフが連携し、神戸市内でこれらの症状にお困りの方に安心して診療を受けていただけるよう、充実した診療体制を整えております。

呼吸器疾患の早期発見や重症化予防にも力を入れており、健康診断での胸部レントゲン異常の精査や禁煙外来なども行っています。

呼吸器内科の診療時間

診療時間日祝
9:00 – 12:00
隔週
13:30 – 16:30
09:00~12:0013:30~16:30

隔週

アクセス

〒650-0017
兵庫県神戸市中央区楠町6-13-24-2階
神戸市営地下鉄山手線「大倉山駅」
西出口1から徒歩5分 提携駐車場有

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診療内容

「長引く咳」「痰がからむ」「少し動いただけでも息が切れる」「夜間のいびきが気になる」といった症状でお悩みではありませんか?これらは呼吸器疾患のサインかもしれません。

神戸きしだクリニックの呼吸器内科では、患者さまお一人おひとりの症状を丁寧にお伺いし、レントゲンや肺機能検査などを用いて的確な診断を行います。

気管支喘息、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、睡眠時無呼吸症候群、肺炎、肺がんなどの専門的な疾患まで、幅広く質の高い診療を提供し、症状の改善と生活の質の向上を目指します。

こんな方は
ご相談ください

  • 健康診断で異常を指摘された方
  • 胸部X線(レントゲン)検査で「異常な影がある」と言われた
  • 肺機能検査で数値の異常を指摘された

精密検査や経過観察が必要な場合があります。自覚症状がなくても、放置せずにお気軽にご相談ください。

健康診断の結果から調べる

  • タバコに関するお悩みがある方
  • 長年タバコを吸っている、または過去に吸っていた
  • 禁煙したいけれど、なかなかやめられない(禁煙外来)
  • 以下のような症状がある方
  • 咳が2週間以上続いている
  • 痰がよく絡む、色のついた痰が出る
  • 階段や坂道を上ると息が切れるようになった(息切れ)
  • 呼吸をする時に「ゼーゼー」「ヒューヒュー」という音がする(喘鳴)
  • いびきが大きい、また睡眠中に呼吸が止まっていると指摘された
  • 胸の痛みや圧迫感がある

風邪が治った後も咳だけが残る場合や、特定の季節に症状が出る場合もご相談ください。

その他、このような方もご相談ください

  • ご家族に気管支喘息やアレルギー疾患の方がいる
  • 現在、喘息やCOPDの治療を受けているが、症状が安定しない
  • 吸入薬(吸うお薬)の使い方が合っているか不安、お薬について相談したい

治療内容の見直しや、よりご自身に合った治療法のご提案も行っています。ささいなことでも、気になる症状があればお気軽にご相談ください。

対象となる主な疾患

以下の疾患を中心に、呼吸器に関する幅広い疾患に対応しています。

気管支喘息

気管支喘息

空気の通り道である気道に炎症が起き、咳や痰、「ゼーゼー、ヒューヒュー」という喘鳴(ぜんめい)、息苦しさなどの発作を繰り返す病気です。

睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群

睡眠中に呼吸が止まったり浅くなったりすることを繰り返す病気で、大きないびきや日中の強い眠気の原因となります。高血圧などの生活習慣病を合併しやすいことも知られています。

感染後咳嗽・咳喘息

感染後咳嗽・咳喘息

風邪などの呼吸器感染症の後に、咳だけが数週間以上続く状態が「感染後咳嗽」です。また、「咳喘息」は喘鳴や息苦しさを伴わず、慢性的な咳だけが続くタイプの喘息です。

肺がん

肺がん

肺の細胞ががん化する病気です。長引く咳や血痰、胸の痛みなどの症状が出ることがありますが、健康診断の胸部X線検査で偶然発見されることも少なくありません。

COPD(慢性閉塞性肺疾患、肺気腫)

COPD(慢性閉塞性肺疾患、肺気腫)

主に長年の喫煙が原因で肺に炎症が生じ、空気の流れが悪くなる病気です。階段を上る際の息切れ(労作時呼吸困難)や、慢性的な咳・痰が代表的な症状です。

ニコチン依存症(禁煙外来)

ニコチン依存症(禁煙外来)

「タバコをやめたいのに、やめられない」というニコチン依存症に対して、保険診療で内服薬などを用いた禁煙のお手伝いをします。

肺炎・間質性肺炎

肺炎・間質性肺炎

肺炎は、細菌やウイルスなどが肺に感染して炎症を起こす病気です。間質性肺炎は、肺を支えている「間質」という部分に炎症が起こる、様々な原因による病気の総称です。

その他の呼吸器感染症や疾患

その他の呼吸器感染症や疾患

急性気管支炎、マイコプラズマ、百日咳などの感染症や、花粉症などのアレルギー性鼻炎についても診療を行っています。原因のわからない症状もお気軽にご相談ください。

糖尿病の治療について

睡眠時無呼吸症候群の診断

当クリニックでは、睡眠時無呼吸症候群の診断にも力を入れています。 まず、自宅で睡眠ポリグラフィー検査を行っていただき、睡眠中の呼吸状態を記録します。

検査結果が境界領域の場合は、神戸大学医学部附属病院にて入院での精密検査を行います。 これにより、確実な診断と適切な治療方針の決定が可能となります。

呼吸器内科の
診療体制

神戸きしだクリニックの呼吸器内科では、呼吸器の専門医と、専門知識を持つ看護師や技師などのスタッフが一丸となる「チーム医療」を実践しています。

お一人おひとりの症状や不安に寄り添い、診断から治療、そして日々の療養生活まで、総合的にサポートする体制を整えています。

専門性の高い
医師による診療

専門性の高い医師による診療

呼吸器内科には、大学病院での豊富な臨床経験を持つ医師が在籍しています。 専門医の資格を持つ医師が、患者さまお一人おひとりに合わせた丁寧な診察を行います。

咳、息切れ、喘息、COPD、睡眠時無呼吸症候群といった一般的な疾患から、診断が難しい複雑な症例まで、専門的な知見に基づいて診断を行います。

こんな方に
ご安心いただけます

専門性の高い医療スタッフのサポート
  • 長引く症状の原因がわからず、専門的な診断を受けたい方
  • 現在の治療法に不安があり、セカンドオピニオンを求めている方
  • 複数の医療機関を受診したが、症状が改善しない方

単に病気を診るだけでなく、患者さまとの対話を重視し、お悩みやご希望を丁寧に伺ったうえで治療方針をご提案します。

各分野の専門スタッフによる、
多角的なチームサポート

安心して治療に専念できるよう、医師だけでなく各分野の専門スタッフが連携して支えます。

看護師

看護師

患者さまに最も近い存在として、日々の体調の変化や治療への不安に耳を傾けます。

吸入薬の正しい使い方や、ご自宅での自己管理の方法など、療養生活をきめ細かくサポートします。

臨床検査技師

臨床検査技師

正確な診断に不可欠な呼吸機能検査(スパイロメトリー)などを担当します。

患者さまの負担が少なく、かつ精度の高いデータが得られるよう、丁寧な検査を心がけています。

理学療法士

理学療法士

息苦しさを和らげ、より快適な日常生活を送るための呼吸リハビリテーションを実施します。

患者さま一人ひとりの体力や状態に合わせたプログラムをご提案します。

薬剤師

薬剤師

お薬の効果や副作用、正しい服用方法について分かりやすくご説明します。

複数の薬を服用している場合の飲み合わせなども管理し、安全な薬物治療を支えます。

診療方針

患者さまへのお約束

神戸きしだクリニックでは、患者さま一人ひとりに深く寄り添い、ご自身が納得して治療と向き合える環境を何よりも大切にしています。

01

すべては「対話」から始まる丁寧な診察

すべては「対話」から始まる丁寧な診察

症状の裏にある、生活背景までを理解することが治療への第一歩だと考えています。あなただけの治療計画を立てるために、まずはお話をじっくりお聞かせください。

  • 症状そのものだけでなく、不安や心配事のヒアリング
  • 症状が始まったきっかけや詳しい経過の確認
  • 生活やお仕事の環境、ライフスタイルの把握
  • アレルギー歴やご家族の病歴の確認

→ 症状の根本原因を探り、ご納得いただける治療の土台を築きます。

02

根拠に基づく「正確な診断」のための精密検査

根拠に基づく「正確な診断」のための精密検査

的確な治療は、的確な診断から始まります。当クリニックでは、導入している精密検査機器と専門医の知見を組み合わせ、症状の原因を客観的なデータに基づいて正確に見極めます。

  • 胸部レントゲン検査による肺・気管支の状態評価
  • 呼吸機能検査による、息苦しさの客観的な数値化
  • アレルギーの原因特定や炎症状態を調べる血液検査
  • ご自宅で可能な、睡眠時無呼吸症候群の簡易検査

「なんとなく」ではない、確かな診断で治療の道筋を導き出します。

03

病気だけでなく「生活の質」を高めるための治療

病気だけでなく「生活の質」を高めるための治療

私たちのゴールは、単に数値を改善することだけではありません。息苦しさや咳といった不快な症状を和らげ、あなたらしい快適な毎日を取り戻すことを目指します。

  • 各学会の診療ガイドラインに基づいた薬物療法
  • 吸入指導や自己管理のアドバイス
  • 理学療法士による呼吸リハビリテーション
  • 必要に応じた在宅酸素療法(HOT)やCPAP療法の導入・管理

→ 薬の治療に留まらず、多角的なアプローチで症状を和らげ、生活の質(QOL)向上を追求します。

04

治療後も続く「長期的な安心」のためのサポート

治療後も続く「長期的な安心」のためのサポート

呼吸器疾患は、長く付き合っていく必要のある病気も少なくありません。ゴールは「治す」だけでなく、「再発させず、良い状態を保つ」こと。無理なく治療を続けられるようサポートします。

  • 定期的な診察と検査による経過観察
  • 症状のささいな変化の早期発見と迅速な対応
  • 治療効果の評価と、その時々の状態に合わせた治療法の調整
  • 季節の変わり目など、悪化要因に対する予防的なアプローチ

→その場しのぎではない、5年後、10年後も見据えた健康管理を一緒に計画し、実行します。

患者さまへのお約束

私たちは、患者さまのお話をしっかりとお聞きし、病気や治療について分かりやすい言葉で丁寧にご説明します。

医学的に正しいことはもちろん、あなたの価値観や生活スタイルも尊重し、一緒に納得のいく答えを見つけていきたいと考えています。分からないこと、不安なこと、どんなささいなことでも遠慮なくご相談ください。

医療機器

「この長引く咳の原因は何だろう」「息苦しさを客観的に調べてほしい」といったお悩みの原因を的確に突き止めるため、当クリニックでは症状に応じて様々な検査を行っています。

患者さまのご負担を考慮しながら、診断に必要な検査を的確に選択・実施し、分かりやすくご説明することを心がけています。

実施可能な主な検査

胸部X線
(レントゲン)検査

X線装置

咳、痰、息切れ、胸の痛みなどの症状がある場合、まず基本となるのがレントゲン検査です。

肺炎、肺がん、気胸など、肺や心臓、大動脈の異常を迅速にスクリーニングします。

呼吸機能検査
(スパイロメトリー)

呼吸機能検査機器

筒状の機械に向かって息を吸ったり吐いたりすることで、肺活量や息の吐き出しにくさなどを数値化する検査です。

気管支喘息やCOPD(慢性閉塞性肺疾患)の診断、重症度の評価、治療効果の判定に不可欠です。

呼気NO
(一酸化窒素)検査

呼気NO検査

息を吐くだけで、気道の炎症状態を数値で測定できる簡単な検査です。

「ゼーゼー」といった喘鳴(ぜんめい)のない、咳だけが続くタイプの「咳喘息」の診断に特に有効です。治療薬の効果判定にも用います。痛みは全くありませんのでご安心ください。

睡眠時無呼吸症候群
(SAS)の簡易検査

睡眠ポリグラフィー

大きないびきや日中の強い眠気がある方に行う検査です。

ご自宅で手の指や鼻にセンサーを装着して一晩お休みいただき、睡眠中の呼吸の状態や血液中の酸素濃度を記録します。

高度画像検査(CT・MRI)における病診連携

より精密な画像診断が必要と医師が判断した場合には、近隣の高度医療機関と密に連携し、CTやMRI、PET/CTなどの検査を速やかに手配・実施できる体制を整えています。

主な連携先医療機関

  • 神戸大学医学部附属病院
  • 神戸市立医療センター中央市民病院
  • その他、地域の基幹病院

大きな病院へ直接行くと待ち時間が長くなることもありますが、当クリニックが窓口となることで、スムーズに検査予約をお取りいただけます。

検査後の結果は当クリニックの医師が専門的な視点から詳細に分析し、今後の治療方針を丁寧にご説明いたしますのでご安心ください。

医療連携体制

患者さまのお悩みは、一つの診療科だけで解決できるとは限りません。

神戸きしだクリニックでは皆様の健康を総合的に支える「かかりつけ医」として、院内の専門家同士はもちろん、地域の基幹病院やクリニックとも緊密に連携し、一人ひとりに最適な「切れ目のない医療」を提供できる体制を整えています。

院内連携

循環器内科との連携

循環器内科との連携

息切れの原因が、肺だけでなく心臓にもあるケースは少なくありません。

呼吸器疾患と心疾患を合併している患者さまには、両科の医師が密に情報交換を行い、心臓と肺の双方に配慮した、より安全で効果的な治療計画を立てます。

リハビリテーション

リハビリテーション

COPD(慢性閉塞性肺疾患)などで低下した呼吸機能を改善し、より快適な日常生活を送るために、リハビリテーションは非常に重要です。

リハビリテーションが必要な患者さまに対しては、担当医と連携し、適切なリハビリプログラムを作成します。

院外連携

より高度な検査や入院治療、専門的な手術が必要と判断した場合には、当クリニックが責任を持って地域の基幹病院との橋渡しを行います。事前に診療情報を提供し、紹介先の医師と密に連携することで、スムーズな治療の移行をサポートします。

神戸大学医学部附属病院

  • 難治性疾患の治療
  • 医療情報の交換

神戸市立医療センター中央市民病院

  • 救急患者の受け入れ
  • 医療情報の交換

近隣の診療所

  • 患者さまの紹介
  • 在宅医療の連携

日常の健康管理・在宅医療での連携

「かかりつけ医」として、近隣の診療所や専門クリニックの先生方とも日頃から顔の見える関係を築いています。また、通院が困難になった患者さまに対しては、地域の在宅医療支援診療所や訪問看護ステーションと連携し、ご自宅での療養生活を支えます。

治療だけではない
安心のサポート体制

病気と向き合う上では、治療そのものだけでなく、日々の生活における不安や疑問を解消することも非常に大切です。

神戸きしだクリニックでは、患者さまが安心して治療に専念し、より快適な毎日を送れるよう、知識の提供から通院のしやすさまで多方面からのサポート体制を整えています。

病気と上手く付き合うための
「自己管理」支援

病気と上手く付き合うための「自己管理」支援

正しい知識を身につけ、ご自身の力で症状をコントロールできるようになることは、治療効果を高め、生活の質を向上させる鍵となります。

私たちは、患者さまの「学ぶ意欲」と「実践する力」を全力でサポートします。

専門スタッフによる
分かりやすい吸入指導

専門スタッフによる分かりやすい吸入指導

気管支喘息やCOPDの治療に不可欠な吸入薬は、正しく使えて初めて効果を発揮します。「できているつもり」で、実は効果が半減しているケースも少なくありません。

吸入器の持ち方から息を吸うタイミングまで、丁寧にレクチャーします。

禁煙治療

禁煙治療

「タバコが肺に悪いのは分かっているけど、やめられない」そんなお悩みはありませんか。

禁煙は、ご自身の意志だけで成功するのが難しいものです。保険診療による内服薬の処方や、個々のライフスタイルに合わせたアドバイスで、専門家があなたの禁煙達成を二人三脚で支えます。

療養指導

療養指導

ご自身の病気について正しく知ることは、不安の軽減に繋がります。

病気が起こる仕組み、薬の効果、日常生活で気をつけるべき点(食事、運動、環境整備など)について、図や資料を用いながら分かりやすくご説明します。

安心して通院を続けて
いただくための環境づくり

患者さまの貴重な時間を無駄にせず、心身ともにリラックスして過ごしていただける空間づくりにもこだわっています。

待ち時間のストレスを
軽減する予約システム

待ち時間のストレスを軽減する予約システム

WEBやスマートフォンから24時間いつでも予約・変更が可能なシステムを導入しています。

ご自身の都合に合わせて時間を確保でき、院内での待ち時間を最小限に抑えることで、忙しい方でも無理なく通院を続けていただけます。

プライバシーに配慮した
院内空間

プライバシーに配慮した院内空間

待合室は、自然光が差し込む明るく開放的な空間とし、リラックスしてお待ちいただけるよう配慮しました。

また、診察室は個室でプライバシーが守られており、他の患者さんを気にすることなく、お悩みや症状について安心してお話しいただけます。

呼吸器の解説記事

(新着順)

呼吸器の記事一覧

呼吸器内科
Q&A

患者さまからよくある質問をまとめました。(Qを押すと回答が開きます)

Q
どんな症状があれば、呼吸器内科を受診すればよいですか?
Q
初めて受診する際に、何を持っていけばよいですか?
Q
予約は必要ですか?
Q
紹介状がなくても診てもらえますか?
Q
禁煙したいのですが、相談に乗ってもらえますか?
Q
喘息の治療で通っています。吸入薬がうまく使えているか不安です。
Q
CTやMRIなどの精密検査はできますか?

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