ブホルミン（ジベトス）とは、経口血糖降下薬として長く使用されてきた医薬品で、糖尿病をはじめとした代謝疾患の治療に役立つ薬の1つです。

インスリンの分泌だけに頼らず肝臓や筋肉などの臓器での代謝経路に働きかけ、血糖値をコントロールしやすい状態へと導きます。

糖尿病の管理は日常生活とのかかわりが深いものなので薬の作用や使い方を理解したうえで、ご自分の体の状態に合う治療を選択することが大切です。

医師と相談して正しい指導を受けることをおすすめします。

ここではブホルミン（ジベトス）の作用機序や使用方法、副作用、適応患者などについて順を追って解説します。

有効成分と効果、作用機序

ブホルミン（ジベトス）は血糖降下作用をもたらす成分を含む薬で、糖尿病患者の血糖コントロールを支える選択肢の1つです。

経口血糖降下薬にはさまざまな種類があり、それぞれ作用メカニズムが異なります。

ブホルミンはビグアナイド系薬剤の1種で、インスリン分泌を高めるのではなく肝臓での糖新生抑制や筋肉などの末梢組織での糖の取り込み改善を促す特徴があります。

ブホルミン（ジベトス）をより理解するために、それがどのように血糖値に影響を与えるかを知ることは重要です。

ブホルミンの有効成分の特徴

ブホルミンはビグアナイド系に分類される薬です。

ビグアナイド系といえばメトホルミンが広く知られていますが、ブホルミンはメトホルミンと同様の機序をもちつつ、分子構造に違いがあるという特徴があります。

ブホルミンの主な特性としては以下が挙げられます。

  • 肝臓での糖新生を低減して食事からの糖分に依存した血糖値変動の抑制を目指す
  • 経口投与が可能
  • 食後高血糖の緩和に加えて空腹時血糖の改善にも寄与する

ジベトスは経口薬なので注射と比較して患者が服用しやすいという利点があります。

ブホルミンの作用機序

ブホルミン（ジベトス）は、肝臓からのグルコース放出量を減らし、筋肉や脂肪組織でのグルコース取り込みを高めます。

具体的にはブホルミンが細胞内シグナルを変化させ、インスリン感受性を改善することで血糖値を緩やかに下げる仕組みです。

下の表はビグアナイド系薬剤（ブホルミンを含む）の主な作用と特徴です。

作用の概要具体的なポイント
肝臓での糖新生抑制肝臓が新たに糖を作り出すのを緩和する
末梢での糖取り込み促進筋肉や脂肪細胞が糖を受け取りやすくする
インスリン感受性向上体内のインスリン効率を高める
経口での服用が可能内服薬として使用しやすい

ビグアナイド系はインスリン分泌そのものを増やすわけではないので、血糖値の極端な低下（低血糖）のリスクはスルホニル尿素薬などに比べて低いといわれています。

ただし、この薬だけで十分に血糖値を管理できない場合は他の薬との併用を行う場合があります。

期待できる効果

ブホルミン（ジベトス）には血糖値が安定しやすくなるという効果が期待できます。

主にインスリン分泌不足というより、インスリン感受性の低下や過剰な糖新生などが関与する糖尿病の管理に向いており、糖代謝の乱れを改善する可能性があります。

薬による効果は個人差もあるため定期的な検査を受けて医師と相談しながら治療を進めることが大切です。

ブホルミンの効果を高めるポイント

ブホルミン（ジベトス）の効果を実感しやすくするための工夫として、次のような取り組みがあげられます。

  • 適度な有酸素運動を生活に組み込む
  • 炭水化物や脂質の摂取バランスを考慮した食事
  • 毎日の血糖値モニタリング

医師の指示に従うだけでなく、日々の生活環境を整えることも治療の成果につながります。

使用方法と注意点

ブホルミン（ジベトス）を正しく使用するには用量や用法のほかに服用時に注意すべき点を理解することが重要です。

特に食事や併用薬の影響、腎機能や肝機能などの健康状態との兼ね合いを考慮する必要があります。

ここでは一般的な使用方法と守っておきたいポイントを紹介します。

一般的な用量と服用タイミング

ブホルミン（ジベトス）の用量は医師が患者の状態に応じて決めます。

一般的には食後に服用することが多いです。食後服用が推奨される理由として胃腸への刺激を抑え、薬の吸収が安定することがあげられます。

服用回数は医師の指示に従う必要がありますが、下の表のように1日2回～3回に分割するケースが多いです。

用量の一例服用回数服用タイミング
50mg～100mg程度1日2回から3回程度食後や食中に服用

ブホルミン（ジベトス）を含むビグアナイド系薬剤は腸で吸収されるため、胃腸への負担を避ける目的でも食後服用が用いられます。

服用中に気をつけること

ブホルミン（ジベトス）を飲んでいる間は飲酒や脱水、腎機能の低下などに注意が必要です。

特にビグアナイド系薬剤は乳酸アシドーシスのリスクが指摘されることがあります。

以下のような点を意識して生活することが大切です。

  • アルコールを過度に摂取しないように意識する
  • こまめな水分補給を心がける
  • 異常な倦怠感や息苦しさを感じたときは医療機関への受診を検討する

腎機能や肝機能との関係

ブホルミン（ジベトス）は肝臓と腎臓の機能が正常に働いていることを前提として処方される薬です。

腎機能が低下しているときは体内に薬が蓄積しやすくなり、乳酸アシドーシスなどの重篤な副作用が起こりやすくなります。

定期的な血液検査や腎機能検査を受けて主治医と相談しながら使用することが大切です。

他薬との相互作用

ブホルミン（ジベトス）を使用する場合、他の糖尿病治療薬や血糖値に影響する薬との併用に注意が必要です。

併用薬によって血糖が大きく変動する可能性があります。

現在服用している薬やサプリメントについては必ず医師や薬剤師に伝えましょう。

併用時に注意が必要な薬の例影響
スルホニル尿素薬（グリベンクラミドなど）低血糖を起こすリスクが上がる可能性がある
インスリン製剤低血糖の発生に注意
利尿薬（フロセミドなど）脱水リスクや電解質バランスへの影響
ステロイド製剤血糖値上昇のリスク

医師や薬剤師と相談して用量やタイミングを調整するなどの対策を講じることが大切です。

ブホルミンの適応対象患者

ブホルミン（ジベトス）は、主にインスリン抵抗性や糖新生の過剰による血糖上昇が顕著な患者に用いられることが多い薬です。

自分がブホルミンを服用する対象となりうるのかは血糖値の推移だけでなく、腎機能や肝機能などの健康状態も含めて検討します。

医師の判断が必要ですが、大まかな適応の方向性を知ることは理解を深める助けになります。

ビグアナイド系を検討する理由

ビグアナイド系薬剤はインスリン分泌能が残っているものの、肝臓での糖新生が過剰だったり末梢組織での糖取り込みが低下していたりするケースで有益な場合があります。

糖尿病のタイプや病期、合併症の有無などにより使い分けるため、他の薬剤と比較したメリット・デメリットも考慮します。

  • スルホニル尿素薬と違い、低血糖リスクが比較的低い
  • 肥満を伴う2型糖尿病にも応用しやすい
  • インスリン注射との併用が必要になる場合は注意が必要

2型糖尿病患者への主な適応

ブホルミン（ジベトス）は2型糖尿病の治療で使われることが多いです。

2型糖尿病は生活習慣の影響が大きいため、食事療法や運動療法と併用するケースが一般的です。

体重管理にも配慮しながら血糖値を下げたい方にはビグアナイド系薬剤を用いるメリットが期待できることがあります。

2型糖尿病の特徴ブホルミンが考慮される理由
インスリン抵抗性が高いインスリン感受性を高める作用がある
肥満やメタボリック症候群食事療法や運動療法と組み合わせやすい
生活習慣の改善が重要薬と生活習慣の両輪で血糖コントロールを図る

腎機能に問題がない方

ビグアナイド系薬剤は腎機能に障害がある患者に対しては注意深い判断が必要です。

腎臓からの排泄が遅れると副作用が顕在化しやすいため腎機能が比較的良好な患者に適応する傾向があります。

定期的に腎機能をチェックしながら使用します。

肝疾患や心疾患がある場合

ブホルミン（ジベトス）の使用にあたっては重度の肝疾患や心疾患を抱える方への使用は慎重に判断します。

肝疾患の場合では物代謝の面で問題を生じる可能性があるからです。

心疾患の場合も乳酸アシドーシスなどのリスクをより詳しくチェックしながら投与します。

ジベトスでの治療期間

ブホルミン（ジベトス）を含む糖尿病治療薬は、ある程度の期間継続して服用して初めて効果が安定してくることが多いです。

どのくらいの期間ブホルミンを使い続けるかは個人差があり、合併症の有無や血糖値のコントロール状況に左右されます。

治療を開始してから定期的に評価を行い、続けるかどうかを医師と相談する流れが一般的です。

治療開始からの経過観察

ブホルミン（ジベトス）を開始してすぐに血糖値の変化が生じる場合もあれば、ある程度時間を要する場合もあります。

医師は血糖値やHbA1cなどの検査結果をもとに患者さんの日常生活のパターンも踏まえて治療方針を決定します。

目標血糖値を達成しにくいときは用量の調整や別の薬剤追加、あるいは治療法の見直しを行うことがあります。

  • 開始後2～4週間程度で効果の目安を確認する
  • 月1回や2カ月に1回程度の頻度でHbA1cを測定する
  • 目標値に届かない場合は医師と相談して修正する

長期服用のメリットと課題

長期的にブホルミン（ジベトス）を服用すると血糖値のコントロールを継続しやすくなるメリットがあります。

一方で腎機能や肝機能への負担、乳酸アシドーシスのリスクなどの安全面についても注意を払う必要があります。

定期的な健康診断や血液検査で身体の状態をチェックしながら必要なタイミングで薬の見直しを行うことが大切です。

長期使用のメリット懸念される課題
血糖値の安定腎機能や肝機能の定期チェックが必要
合併症の進行を抑える可能性長期使用による乳酸アシドーシスリスク
日常生活での血糖変動の緩和他の薬剤との併用時の相互作用

途中での薬変更や併用

ブホルミン（ジベトス）単独で効果が思わしくないときはスルホニル尿素薬やインスリン注射など他の治療薬を併用する場合があります。

糖尿病は多面的な要因が絡むため、時間の経過とともに治療方針が変わる可能性が高いです。

症状や血液検査の結果を総合的に見て判断します。

定期的な受診の重要性

糖尿病治療は患者自身のセルフケアが大きなカギを握る反面、医療機関での定期的なチェックも必要です。

副作用の早期発見や状態に応じた治療法の調整のためにも受診を怠らないようにすることが望ましいです。

何か気になる症状がある場合は早めに医療機関への相談を検討してください。

ブホルミンの副作用・デメリット

ブホルミン（ジベトス）は血糖降下に役立つ反面、あらゆる医薬品と同様に副作用を伴う可能性があります。

乳酸アシドーシスをはじめ、消化器系の不調が起こることもあるため少しでも異常を感じた場合にはすみやかに医師や薬剤師に相談してください。

服用に当たっては利点とリスクをよく理解しておくことが重要です。

主な副作用の種類

ビグアナイド系薬剤の中でもブホルミン（ジベトス）は乳酸アシドーシスという重篤な副作用が知られています。

他にも以下のような副作用が報告されています。

  • 胃もたれ、腹部膨満、下痢などの消化器症状
  • 倦怠感、だるさ
  • 味覚異常

こうした症状は軽度である場合もありますが、症状が続くまたは悪化する場合は放置せず医療機関への受診を検討します。

乳酸アシドーシスのリスク

ビグアナイド系薬剤でもっとも注意すべき副作用の1つが乳酸アシドーシスです。

体内で乳酸が蓄積し、血液が酸性に傾く危険な状態を指します。

重症化すると呼吸困難や血圧低下などを引き起こす可能性があり、早期発見と対処が必要です。

次のような点に注意するとリスク低減に役立ちます。

  • 腎機能検査を定期的に行い、腎障害の早期発見に努める
  • 脱水状態にならないように適切な水分補給をする
  • 強い倦怠感や呼吸困難感などが出たときは服薬を中止せず早急に医師へ相談する

消化器症状の原因と対策

消化器症状はビグアナイド系薬剤の特徴的な副作用の1つです。

胃腸での吸収過程や腸内環境の変化が関係すると考えられています。

以下は消化器症状への対策例です。

  • 食後に服用するなど服用タイミングを守る
  • 低脂肪・低刺激の食事を心がける
  • 症状が重い場合は医師に相談し用量や服用方法の見直しを行う

服用を続けるうちに慣れる場合もありますが、症状が長引くときは医師へ相談しましょう。

副作用との向き合い方

ブホルミン（ジベトス）の副作用は適切な監視と対策を行うことで重症化を防げる可能性があります。

自己判断で服用を中断すると思わぬリスクにつながることもあるため必ず医療の専門家に意見を求めることが大切です。

薬のメリットと副作用のバランスを考慮しながら治療計画を調整します。

ジベトスの代替治療薬

ブホルミン（ジベトス）が全員に向いているわけではありません。

腎機能や肝機能の状態、あるいは副作用のリスクなどにより、ブホルミン以外の薬剤を選択することもあります。

代替となりうる薬剤や治療法を理解しておくと医師と治療方針を考えるときの参考になります。

メトホルミンとの比較

ビグアナイド系薬剤にはメトホルミンとブホルミンがあります。

日本国内外で広く使われているのはメトホルミンで、ブホルミンと比較すると副作用のリスクが相対的に少ないといわれることがあります。

下の表で2つの薬剤を簡単に比較してみましょう。

項目ブホルミンメトホルミン
市場での認知度やや低い高い
消化器系副作用場合によって強く出やすいやや軽減される場合も多い
乳酸アシドーシスリスク一定の注意が必要注意が必要
腎機能への配慮詳細な観察が必要同様に必要

どちらも肝臓での糖新生を抑える機能をもちますが、処方の際には患者それぞれの体質や腎機能、リスクなどを総合的に判断します。

スルホニル尿素薬やDPP-4阻害薬

血糖降下薬にはほかにも多彩な種類があります。

代表的なものとしてスルホニル尿素薬やDPP-4阻害薬、SGLT2阻害薬などが挙げられます。

  • スルホニル尿素薬：膵臓のインスリン分泌を促進する。低血糖を起こしやすいことがある
  • DPP-4阻害薬：インクレチンというホルモンを分解する酵素DPP-4を阻害しインスリン分泌を適度に促す
  • SGLT2阻害薬：腎臓での糖再吸収を抑制し、尿中に糖を排出させる

これらの薬をどれか1種類で使う場合もありますが、複数の薬を組み合わせて使うことも珍しくありません。

インスリン療法

2型糖尿病の患者さんでも進行状況によってはインスリン注射が選択肢になります。

特にブホルミンやメトホルミンなど経口薬だけでは血糖コントロールが十分でない場合や、インスリン分泌能が低下しているケースなどでは、インスリン注射を併用または単独で導入します。

インスリン療法に切り替えるかどうかは主治医の判断が重要です。

生活習慣改善の重要性

薬物療法は糖尿病の血糖コントロールに有用ですが、食事・運動・体重管理など生活習慣の改善も同時に進めることが望ましいです。

血糖値を安定させるためには薬と日常生活の両面からアプローチすることが鍵になります。

ブホルミンの併用禁忌

ブホルミンはすべての患者さんに安全というわけではなく、明確に併用が推奨されていない薬剤や状態によって使わないほうがよい条件があります。

併用禁忌を理解することは重大な副作用の回避につながります。

重度の腎機能障害

ビグアナイド系薬剤を使用するにあたり、重度の腎機能障害がある患者は特に注意を要します。

腎臓での排泄がスムーズにいかないと薬剤が蓄積し、乳酸アシドーシスを発症する危険が高まるためです。

腎機能障害が明らかな場合は併用禁忌または使用制限となることがあります。

造影剤を使用する検査との関係

ヨード造影剤を用いた検査を行う前後にビグアナイド系薬剤の使用を中止するよう指示される場合があります。

造影剤によって腎機能が低下するリスクがあるため乳酸アシドーシスの危険を避ける目的です。

検査を受ける際にはブホルミン（ジベトス）の服用の有無を担当医に伝えましょう。

併用禁忌または注意すべき状況理由
重度の腎機能障害薬剤の排泄が遅れ、乳酸アシドーシスのリスクが上がる
ヨード造影剤を使用する検査腎機能への影響により薬剤の蓄積リスクが増す
ショック状態や脱水状態体内の代謝バランスが大きく崩れる恐れ

ショックや重度の感染症などの急性期状態

ショック状態や重度の感染症が進行しているときは代謝バランスが大きく変化し、乳酸アシドーシスのリスクが高まる可能性があります。

そのためブホルミン（ジベトス）の使用を避けるか、少なくとも慎重に検討する必要があります。

ほかの薬剤との併用制限

ブホルミン（ジベトス）以外にもビグアナイド系薬剤を併用することはまずありませんが、他の糖尿病治療薬とは併用可能なケースが多いです。

ただし特定の薬剤の組み合わせで副作用のリスクが高まることがあるため、主治医の指示を守ってください。

ジベトスの薬価

ブホルミン（ジベトス）の薬価は処方される用量や剤形、保険の適用状況などによって変わります。

薬の費用は長期的な治療計画を考えるうえで大切な要素の1つです。

なお、日本国内の公的医療保険制度で処方される場合は一定の自己負担割合が決まっており、多くの方が3割負担で済むことが一般的とされています。

処方時の薬価の目安

ジベトスの薬価は1錠あたり数円から数十円程度に設定されていることが多いです。

医療機関によって処方の形態が異なるため、正確な金額は薬局での会計時に確認できます。

下の表は薬価の目安を示したものです（実際の金額とは異なる場合があります）。

製剤名1錠あたりの薬価（目安）自己負担（3割負担の場合）
ジベトス錠50mgなど10円前後約3円
ジベトス錠100mgなど15円前後約5円

同じビグアナイド系でもメトホルミンの薬価やジェネリック医薬品の選択で費用が変動するため、費用面に関する相談は医師や薬剤師に尋ねてみてください。

保険適用と自己負担

日本では糖尿病治療薬に関して原則的に保険適用があり、自己負担割合が決まっています。

高額療養費制度を利用すると、1カ月あたりの医療費が一定額を超えた場合に自己負担が軽減される仕組みもあります。

長期服用の可能性がある糖尿病治療薬ではこのような制度を知っておくと家計の管理に役立ちます。

ジェネリック医薬品の存在

ブホルミンのジェネリック医薬品が存在する場合、薬価が抑えられることがあります。

医師や薬剤師に相談してジェネリックを選択するかどうかを検討する方もいます。

薬の成分や効果は同等とされますが、添加物や剤形が異なる場合もあるため、切り替える場合は専門家の指示が必要です。

継続投与時の費用計算

継続的に薬を投与する糖尿病治療では月ごとの薬剤費や定期検査費などを含めてトータルの医療費がかかります。

医療費控除の対象になることもあるので領収書を保管しておき、確定申告などで対応することを検討してみてください。

費用負担を考慮するときは薬の効果と副作用リスクのバランスも踏まえたうえで、医師とよく相談することが大切です。

以上

参考にした論文