フリースタイルリブレは、ウエルシアやマツキヨなどのドラッグストア、調剤薬局、Amazon・楽天といった通販サイトで購入できます。ただし高度管理医療機器に分類されるため、どの店舗でも買えるわけではありません。

この記事では、薬局やドラッグストアでの具体的な買い方から、通販利用時の注意点、センサーの価格帯、選定療養制度の活用法まで、購入前に知っておきたい情報をまとめました。

初めてフリースタイルリブレの購入を検討している方にも安心していただけるよう、わかりやすく解説しています。

目次

フリースタイルリブレはウエルシア薬局で買えるのか|結論から伝えます

結論として、フリースタイルリブレはウエルシア薬局で購入できます。店舗での対面販売だけでなく、ウエルシアのオンラインストア(ウエルシアドットコム)でも取り扱いがあるため、近くに店舗がない方でも入手しやすいでしょう。

ウエルシアの店舗とオンラインストアどちらでも取り扱いがある

ウエルシアは全国に2,000店舗以上を展開する大手ドラッグストアチェーンです。フリースタイルリブレ2のセンサーは、店頭の医療機器コーナーやオンラインストアで販売されています。

オンラインストアでは「高度管理医療機器」として掲載されており、自宅から注文することも可能です。店舗に足を運ぶ時間がない方には助かる選択肢といえます。

すべての店舗に在庫があるとは限らない

ただし、すべてのウエルシア店舗にフリースタイルリブレの在庫があるとは限りません。取り扱いの有無は店舗ごとに異なり、地域によっては棚に並んでいないケースもあります。

在庫がない場合でも、薬剤師に相談すればメーカーから取り寄せてもらえる場合があるので、まずは声をかけてみるとよいでしょう。

ウエルシア以外の主な取り扱いドラッグストア

店舗名オンライン販売備考
ウエルシアありウエルシアドットコムで購入可能
マツモトキヨシありココカラオンラインストアで購入可能
スギ薬局店舗による在庫は要確認
ツルハドラッグ店舗による在庫は要確認

事前に電話で確認すれば無駄足を防げる

せっかく店舗を訪れたのに在庫がなかった、という事態を避けるために、来店前に電話で在庫を確認するのが確実です。フリースタイルリブレのお客様相談室(0120-37-8055)に問い合わせれば、近隣で取り扱いのある薬局を教えてもらえます。

使用済みの空箱を持参すると、薬剤師への伝達がスムーズになるといった声もあります。型番の間違いを防ぐうえでも有効な方法です。

そもそもフリースタイルリブレとはどんな血糖測定器なのか

フリースタイルリブレは、アボットジャパンが販売する持続グルコースモニタリング(CGM)システムです。従来の指先採血に頼らず、腕に貼った小型センサーで血糖値の変動を連続的に記録できるため、糖尿病の自己管理に役立てられています。

腕に貼るだけで14日間グルコース値を自動記録できる

フリースタイルリブレのセンサーは500円玉ほどのサイズで、上腕の後ろ側に貼り付けて使います。1度装着すれば、1分ごとにグルコース値(血糖値と相関する値)を自動で測定し、14日間にわたりデータを蓄積してくれます。

入浴や運動中もそのまま装着できる耐水設計で、日常生活への支障はほとんどありません。

スマートフォンアプリと連携しリアルタイムで数値を確認できる

フリースタイルリブレ2では、専用アプリ「FreeStyleリブレLink」をスマートフォンにインストールすれば、Bluetooth経由でリアルタイムにグルコース値を確認できます。

食事や運動が血糖値にどう影響しているのか、グラフで視覚的に把握できるのが特徴です。

低血糖や高血糖のアラート機能も搭載されており、急激な変動にいち早く気づけるようになっています。

指先の採血が不要だから痛みのストレスが減る

従来の自己血糖測定(SMBG)では、測定のたびに指先から採血する必要がありました。1日に何度も針を刺す行為は、身体的にも精神的にも負担が大きいものです。

フリースタイルリブレなら、センサー装着時に1回だけ微細な針が皮下に入るだけで、あとはスキャンやアプリ確認だけで済みます。痛みへの不安が軽減されることで、測定を継続しやすくなるでしょう。

フリースタイルリブレの主な特徴

項目内容
製品名FreeStyleリブレ2
メーカーアボットジャパン
測定方式持続グルコースモニタリング(CGM)
センサー装着期間14日間
データ確認方法スマートフォンアプリまたは専用リーダー
耐水性あり(入浴・水泳も可能)
医療機器分類高度管理医療機器

フリースタイルリブレの購入方法は3つある

フリースタイルリブレを手に入れる方法は大きく分けて3つあります。医療機関で処方を受ける方法、薬局やドラッグストアで自費購入する方法、そして通販サイトを利用する方法です。それぞれの特徴を把握して、自分に合ったルートを選びましょう。

医療機関で処方してもらう方法

糖尿病の治療でインスリン注射を行っている方は、主治医の処方によりフリースタイルリブレを入手できます。2022年4月の診療報酬改定によって適用の範囲が広がり、対象となる患者さんが増えました。

主治医に「フリースタイルリブレを使いたい」と相談すれば、対応してもらえるケースがほとんどです。処方を受ければ、調剤薬局でセンサーを受け取る流れになります。

ドラッグストアや調剤薬局で自費購入する方法

インスリン治療を受けていない方でも、高度管理医療機器の販売許可を持つ薬局やドラッグストアであれば、フリースタイルリブレを自費で購入できます。処方箋がなくても買えるのが大きなメリットです。

ウエルシアやマツモトキヨシなどの大手チェーンでは取り扱いがある店舗も多く、薬剤師から使い方の説明を受けられる安心感もあります。

購入方法の比較

購入方法処方箋特徴
医療機関での処方必要主治医の管理のもとで使える
薬局・ドラッグストア不要対面で薬剤師に相談できる
通販サイト不要自宅から購入可能で価格比較しやすい

Amazon・楽天などの通販サイトで購入する方法

フリースタイルリブレはAmazonや楽天市場でも販売されています。通販なら価格の比較がしやすく、利用者のレビューを参考にできる点が便利です。

ただし、通販では並行輸入品が混在している場合があるため注意が必要です。日本国内向けの正規品であることを確認してから購入してください。並行輸入品のセンサーは、日本版のリーダーやアプリと互換性がないケースが報告されています。

ウエルシアやマツキヨなどドラッグストアで買うときの流れ

ドラッグストアでフリースタイルリブレを購入する際には、いくつか押さえておきたいポイントがあります。とくに「高度管理医療機器」という分類に関わる販売ルールは、事前に知っておくと慌てずに済むでしょう。

高度管理医療機器の販売許可を持つ店舗を選ぶ

フリースタイルリブレはコンタクトレンズと同じ「高度管理医療機器」に分類されます。そのため、この区分の販売許可を取得した薬局やドラッグストアでなければ販売できません。

ウエルシアやマツモトキヨシなど大手チェーンの多くは許可を取得していますが、小規模な店舗では対応していない場合もあります。心配な場合は、事前に電話で確認するか、アボットジャパンのお客様相談室に問い合わせましょう。

薬剤師に相談すれば取り寄せにも対応してもらえる

店頭に在庫がない場合でも、処方箋を受け付けている薬局の薬剤師に依頼すれば、メーカーから取り寄せてもらえることがあります。関東のウエルシア薬局では、注文から3〜4日程度で届いたという報告も見られます。

取り寄せを依頼する際は、使用済みの空箱を持参すると商品の特定がスムーズです。センサーとリーダーで型番が異なるため、間違いを防ぐ意味でも効果的な方法でしょう。

購入時には個人名の記載が求められる

フリースタイルリブレは医療機器であるため、購入時には使用者本人の個人名を記載する必要があります。法人名義や代理購入では対応してもらえないケースもあるので、必ず使用するご本人が手続きしてください。

通販サイトでも同様のルールが設けられており、個人名が確認できない注文はキャンセルされることがあります。

ドラッグストアでの購入手順

手順やること
1事前に在庫を電話確認する
2高度管理医療機器販売許可のある店舗を訪問する
3薬剤師からセンサーの説明を受ける
4個人名で購入手続きを行う

フリースタイルリブレのセンサー価格と費用の目安はいくらか

フリースタイルリブレの導入を検討する際、気になるのは費用面でしょう。自費で購入する場合のセンサー価格、通販との比較、そして医療機関で利用できる選定療養制度について整理します。

自費購入の場合はセンサー1個あたり約7,000円〜9,000円が目安

フリースタイルリブレ2のセンサーは、1個で14日間使用できます。薬局や調剤薬局での自費購入価格は、おおむね7,000円〜9,000円(税込)が相場です。医療機関によっては7,500円前後で提供しているところもあります。

月に2個使うとすれば、1か月あたり約14,000円〜18,000円の費用がかかる計算です。継続使用を考えると、購入先の価格差は見逃せないポイントになるかもしれません。

通販サイトの価格は店舗より高い場合もある

Amazonや楽天では、センサー1個あたり約8,500円〜9,000円で販売されていることが多いようです。店舗販売よりもやや割高になるケースがある一方、セット購入で割引が適用される商品も見かけます。

購入前に複数のサイトを比較し、正規品であることを確認したうえで判断するのが賢明です。

購入先別のセンサー価格目安(フリースタイルリブレ2)

購入先価格目安(1個)備考
調剤薬局約7,000円〜8,500円対面販売・取り寄せ可
ドラッグストア約7,500円〜9,000円店舗により異なる
Amazon・楽天約8,500円〜9,000円セット割引あり
医療機関(選定療養)約7,500円前後診察料が別途必要

選定療養制度を使えば医療機関で自費購入もできる

2024年4月の診療報酬改定により、インスリン治療を受けていない糖尿病患者でも「選定療養制度」を利用してフリースタイルリブレ2を医療機関で購入できるようになりました。

選定療養とは、通常の保険診療にプラスして患者が追加料金を支払うことで、特定の医療サービスを受けられる制度です。対応している医療機関を受診し、医師の診察を経たうえでセンサーを購入する流れになります。

利用にあたって患者側の申請書類は不要で、制度に対応した医療機関であればスムーズに手続きが進みます。

フリースタイルリブレを自費で購入する前に確認したい注意点

フリースタイルリブレは手軽に血糖値の変動を把握できる便利なデバイスですが、購入前にいくつか知っておくべき注意点があります。とくに通販での購入や、医療機器としての使用上の制限にはご注意ください。

並行輸入品は日本版リーダーと互換性がないことがある

通販サイトでは海外から輸入された並行輸入品が販売されていることがあります。並行輸入品のセンサーは、日本国内向けのリーダーやFreeStyleリブレLinkアプリで正しく読み取れない可能性があります。

購入時には「国内正規品」であるかどうかを必ず確認してください。

パッケージに日本語の表記がない場合や、販売元がアボットジャパンの正規代理店でない場合は避けたほうが安全です。

MRI検査の前にはセンサーを必ず外す

フリースタイルリブレのセンサーには金属部品が含まれています。MRI検査を受ける場合は、検査前にセンサーを必ず取り外してください。装着したまま検査を受けると、センサーの破損やヤケドの危険があります。

CT検査やレントゲンについても、念のため医療スタッフに装着していることを伝えるのが望ましいでしょう。サウナの利用もセンサーに影響を与える場合があるため、控えたほうが無難です。

装着部位や肌トラブルへの配慮も欠かせない

センサーは上腕の後ろ側に装着します。傷跡やほくろ、肉割れ(ストレッチマーク)がある場所は避けてください。前回センサーを貼っていた部位と同じ場所に連続で装着するのも好ましくありません。

肌が弱い方は、装着部位にかゆみや赤みが出ることがあります。異常を感じたら無理に使い続けず、主治医や薬剤師に相談してください。

購入・使用時に気をつけたいポイント

  • 通販では並行輸入品と国内正規品を見分けて購入する
  • MRI検査の前にはセンサーを取り外す
  • サウナでの使用は控える
  • 装着部位を毎回変えて肌への負担を軽減する
  • 異常を感じたら早めに医療従事者に相談する

フリースタイルリブレを正しく使いこなすために押さえたいポイント

せっかくフリースタイルリブレを購入しても、正しく使いこなせなければ十分な効果を得られません。装着のコツやデータの活用法を身につけて、日々の血糖管理に役立てましょう。

初めての装着は清潔な上腕の後ろ側に貼り付ける

センサーを装着する前に、上腕の後ろ側をアルコール綿できれいに拭き、完全に乾かしてから貼り付けてください。装着部位が湿っていると粘着力が弱まり、途中で剥がれる原因になります。

装着自体はワンタッチで完了し、痛みもほとんど感じません。その後、スマートフォンの専用アプリでセンサーをスキャンすれば、測定がスタートします。

装着時に避けるべき部位

  • 傷跡やほくろのある場所
  • ストレッチマーク(肉割れ)がある場所
  • インスリン注射を打っている部位
  • 前回センサーを貼っていた場所

データを主治医と共有すれば治療にもっと活かせる

フリースタイルリブレで記録したグルコースデータは、アプリを通じてレポートとして出力できます。このレポートを受診時に主治医に見せることで、食事や運動のタイミングと血糖変動の関係を一緒に振り返れます。

「リブレView」という医療従事者向けのクラウドサービスを導入している医療機関であれば、遠隔でデータを共有することも可能です。通院の間隔が空いても、医師が血糖の推移を把握できるのは心強いでしょう。

低血糖・高血糖アラートを上手に設定する

フリースタイルリブレ2には、グルコース値が設定した範囲を超えたときにスマートフォンへ通知するアラート機能が搭載されています。低血糖が心配な方は下限値を、食後の血糖急上昇(血糖値スパイク)が気になる方は上限値を設定しておくと便利です。

アラートのオン・オフは自分で切り替えられるため、生活リズムに合わせて柔軟に使い分けられます。就寝中の低血糖を早期に察知したい方にとっても、頼もしい機能といえるでしょう。

よくある質問

Q
フリースタイルリブレのセンサーは処方箋なしでも購入できる?
A

フリースタイルリブレのセンサーは、高度管理医療機器の販売許可を持つ薬局やドラッグストアであれば、処方箋がなくても自費で購入できます。ウエルシアやマツモトキヨシなどの大手チェーン店が代表的な購入先です。

ただし、すべての店舗で取り扱っているわけではないため、来店前に在庫を確認しておくと安心でしょう。通販サイトでも入手可能ですが、並行輸入品には注意が必要です。

Q
フリースタイルリブレ2のセンサーは何日間使えるのか?
A

フリースタイルリブレ2のセンサーは、1個あたり14日間の連続測定に対応しています。装着後は1分ごとにグルコース値を自動で測定し、15分ごとにデータを記録する仕組みです。

14日間が経過するとセンサーの使用期限が切れるため、新しいセンサーに交換してください。入浴や運動中も装着したまま過ごせる耐水設計となっています。

Q
フリースタイルリブレは糖尿病でなくても使える?
A

フリースタイルリブレは糖尿病と診断されていない方でも、自費購入であれば使用できます。健康診断で血糖値を指摘された方や、食後の血糖値スパイクが気になる方が、生活習慣の見直し目的で利用するケースも増えています。

自分の食事内容や運動がグルコース値にどう影響するかを「見える化」できるため、健康管理への意識を高めるきっかけになるでしょう。

Q
フリースタイルリブレのセンサー装着時に痛みはあるのか?
A

フリースタイルリブレのセンサー装着時に使われる針は非常に細く、ほとんど痛みを感じないという声が多く聞かれます。装着はワンタッチ式のアプリケーターで行うため、操作自体も数秒で完了します。

装着後は針が皮下に留置された状態ですが、違和感を覚える方は少数です。万が一、痛みや赤みが続く場合は無理をせず、医師や薬剤師に相談してください。

Q
フリースタイルリブレの販売中止の噂は本当なのか?
A

フリースタイルリブレが販売中止になったという情報は誤りです。アボットジャパンは現在もフリースタイルリブレ2の販売を継続しており、ウエルシアやマツモトキヨシなどのドラッグストア、Amazonや楽天などの通販サイトで購入できます。

旧モデル(フリースタイルリブレ初代)から新モデル(フリースタイルリブレ2)への移行に伴い、一部店舗で旧型の在庫がなくなったことが噂の原因と考えられます。

現行品はフリースタイルリブレ2ですので、購入時はこちらを選んでください。

参考にした文献