糖尿病のある足で靴を選ぶとき、先に決めたいのは足の形に合った長さと幅、そして中で足が動かない留め方の3つで、デザインや価格の検討はその後になります。

感覚が鈍っている足では、きつさや擦れが痛みとして届かないため、履き心地の良し悪しだけを頼りに選ぶと、傷ができてから気づく流れになりがちです。

長さ、幅と甲、中での安定、内側の当たり、試し履きの仕方という5つの点を順に見ていき、買った後の慣らし方と点検までを整理します。

中敷きや装具を自分の判断で足すと圧のかかる場所が動くため、その扱いも含めて、医療者に相談する範囲をはっきりさせておきます。

糖尿病で靴の選び方が足を守る決め手になる

合わない靴は糖尿病のある足に傷を作る代表的なきっかけであり、履物を替える取り組みは、潰瘍を防ぐ手段のなかで効果が数字として示されている数少ない方法にあたります。

痛みが警報として鳴らなくなる足

神経の障害が進んだ足では、靴が食い込んでも擦れても痛みという合図が届きにくく、履き心地の良さだけを頼りに選ぶと圧迫が続いたまま一日が過ぎてしまいます。感覚の低下は静かに進むため、本人が変化に気づかないまま数年たっている場合も珍しくありません。

足の感覚が残っているかは、検査者が指先で足の指に軽く触れて答えてもらう簡便な方法でおおまかに拾え、細い糸を使う標準的な検査と比べた統合解析では感度0.77、特異度0.96と報告されています。

靴を選ぶ前に自分の足がどこまで感じ取れるのかを確かめておくと、選ぶ基準そのものが変わってきます。感じにくい足では、売り場で覚える「ちょうどいい」という手ごたえが当てにならないからです。

合わない靴はどこに傷を作る?

合わない靴が関わる傷は、母趾や足の指の底側に集中しやすいと報告されています。合わない靴と潰瘍の関係を調べた系統的レビューでは、ある研究において靴に関連した潰瘍の70%が母趾や足趾の底側、10%が中足骨頭の底側に生じていました。

同じレビューは、対象となった10研究のうち統計的に有意な関連を示したのは3研究にとどまり、合わない靴の定義も研究ごとにばらばらだったと述べています。関連はありそうだと言える段階で、どこまで確かかは今後の研究を待つ位置にあります。

それでも、指先や指の付け根という場所の偏りは、靴の中で圧や擦れが集中する部位とよく重なります。日々の履物がどこに当たっているかを確かめる価値は、この一点だけでも十分にあるでしょう。

履物を替えた研究が示す予防の手ごたえ

潰瘍のない人を対象にした無作為化試験を集めた解析では、足底の圧を逃がす中敷きや足に合わせて作った靴を用いた群で、潰瘍の発生が相対危険0.53(95%信頼区間0.33〜0.85)と報告されました。

糖尿病の足潰瘍を扱った総説でも、圧を分散する履物を使った群の発生は13.3%で、通常のケアの25.4%と比べて相対危険0.49(95%信頼区間0.28〜0.84)とまとめられています。

一方、複数の対策を組み合わせた取り組みを検討したレビューでは、質の高い研究が乏しく、効果があると結論づけるだけの根拠は足りないと述べられました。履物は有望でも、それだけで足が守られるわけではないと受け止めるのが妥当です。

靴が足に及ぼす3つの負担

負担の種類現れやすい場所気づきにくい理由
前後方向の圧迫母趾の先端、爪感覚が鈍り痛みが届かない
横からの締めつけ小指、母趾の付け根幅の不足を自覚しにくい
中での滑りと摩擦かかと、指の背短時間では変化が出ない

この3つは別々に見えて、実際には長さの足りない靴ほど幅も甲も窮屈になり、留め具のゆるい靴ほど中で足が前へ滑るという形で連動します。1か所だけを直しても、残りが残っていれば圧は別の場所へ移るだけです。

糖尿病の靴の選び方ポイント1と2は長さと幅を別々に合わせる

ポイント1は指先に余裕が残る長さ、ポイント2は足の幅と甲の高さで、この2つは同じサイズ表記の中でも別々に決まります。長さだけを合わせた靴は、幅が足りないまま毎日履かれている場合が少なくありません。

合わせる場所合っている状態合っていないときの現れ方
長さ立っても指先の前に余裕が残る爪が黒ずむ、指先が先端に触れる
指の付け根が締めつけられない小指の外側や母趾の付け根が赤くなる
甲の高さ留め具でその日の足に合わせられる甲に横一文字の跡がしばらく残る

つま先の余裕はどれくらい要る?

研究の世界でも、必要な余裕の量は定まっていません。糖尿病のある人の履物を調べた研究で用いられたつま先の余裕は、下限が1.0〜1.6cm、上限が1.5〜2.0cmと幅があり、靴の内寸を測る器具にも標準と呼べるものがまだ現れていません。

言い換えると、何cm空ければ安全と単純に示せる数字は、現時点で存在しません。だからこそ、数値をあてはめるよりも、立って体重をかけた状態で指先の前に余裕が残るかを実物で確かめるほうが確かです。

足は体重がかかると前後にも横にも広がるため、座ったまま測った長さで選ぶと、歩いたときに指先が当たります。測るときも履くときも立った姿勢を基準にすると、家に帰ってからのずれが小さくなります。

幅が狭い靴を履いている人は珍しくない

履物の幅を調べた研究をまとめたレビューでは、足より狭い靴を履いていた人の割合が31.0%から78.0%と報告され、逆に広すぎる靴はまれでした。糖尿病のある足は、そうでない足より幅が広い傾向も指摘されています。

ただし、幅の不一致だけを取り出すと潰瘍との関連が示されなかった研究もあり、測り方も研究ごとに違います。幅の狭い靴が多いのは確かでも、幅だけを直せば済むという話ではありません。

売り場で幅の表記が見つからないときは、指の付け根のいちばん広い部分が靴の縁からはみ出していないかを、外から手を添えて確かめる方法が役に立ちます。左右で幅の違う人も多いため、広いほうの足に合わせます。

甲の高さは留め具で調節する

甲の高さはむくみや変形で日によって変わるため、はじめから形の固定された靴では合わせきれません。ひもやベルト、面ファスナーで開き具合を変えられる靴なら、その日の足に応じて締め具合を調節できます。

甲に横一文字の跡が残る、脱いだ後の赤みがなかなか引かないといった変化は、締めつけが強すぎる合図です。跡の残る位置を覚えておくと、次に選ぶときの手がかりになります。

変形がある足は既製の形から外れる

外反母趾やハンマートゥ、足の甲が盛り上がるような変形があると、既製の靴の形と足の形が食い違い、突き出た部分へ圧が集中します。変形の程度によっては、市販の靴の中から選ぶという発想そのものを見直す段階に入るでしょう。

足に合わせて作った靴や圧を逃がす中敷きは、こうした足で検討される選択肢であり、予防の効果が試験で調べられてきた方法にあたります。作れるかどうかや適応は診察のうえで判断されるため、まず足の状態を見せるところから始まります。

糖尿病の靴の選び方ポイント3と4で中の動きと当たりを止める

長さと幅の合った靴でも、中で足が滑れば擦れは起こります。3つめのポイントは足が動かない留め方、4つめは内側に当たる縫い目や硬い部分の少なさで、どちらも外からは見えません。

かかとが浮く靴は擦れを生む

かかとが浮く靴では、一歩ごとに足が前へ滑り、指先が靴の先端に当たって圧と摩擦が繰り返されます。踏み込んだときにかかとが持ち上がらないかを、実際に数歩歩いて確かめると差がはっきりします。

かかとを包む部分が柔らかすぎる靴も足を支えきれず、歩くたびに中で足が動きます。指で挟んで簡単につぶれるほど柔らかい場合、支えとしては頼りないと考えてよいでしょう。履き口の高さや形も、かかとの収まりを左右する要素です。

ひもやベルトを毎回締め直す

ひもを結んだまま履き口を広げて足を入れる履き方では留め具が働かず、靴の中で足が前後に動きます。面倒でも毎回ゆるめてから履き、足を入れた後にかかとを床でとんと合わせてから締め直すと、同じ靴でも中の動きが減ります。

締め方は甲の上で均等に力がかかるよう整え、途中の一段だけが強く締まる状態は作りません。1か所に力が集まると、その線に沿って圧が集中し、跡や赤みが残る原因になります。

内側を手で触って確かめる

靴を選ぶときは手を入れて内側をひとまわり触り、縫い目の盛り上がり、裏地の段差、中敷きの下に隠れた硬い突起がないかを確かめます。感覚の鈍い足では、この段差が当たっていても気づけません。

  • 指の付け根の内側を走る縫い目
  • 中敷きをはがした下の接着の段差
  • 履き口や舌革の硬い縁
  • つま先の芯材が始まる位置
  • かかとの内側の継ぎ目

手で触って気になった場所は、履いたときに足のどこへ当たるのかまで確かめておきます。当たる位置が指の付け根やかかとの骨の出っ張りと重なるようなら、別の靴を見たほうが早いかもしれません。

靴底の硬さと甲革の素材

靴底が薄すぎると路面の凹凸がそのまま足裏へ伝わり、逆に硬すぎると足の動きに沿わず一点へ力が集まります。つま先側が適度に曲がり、ねじっても簡単にはねじれない程度の靴底が、歩行の負担を分けてくれます。

甲革は足の形に沿って伸びる柔らかい素材のほうが、突き出た部分への当たりが穏やかになります。硬い革や樹脂で形の固定された靴では、変形のある足で当たりどころを動かせません。

なお、糖尿病向けと表示された靴だからといって、自分の足に合うかどうかは別の問題です。表示ではなく、自分の足で長さ、幅、甲、内側の当たりを確かめた結果で判断します。

糖尿病の靴選びポイント5は試し履きの時間帯と履き方で決まる

同じ靴でも、試す時間帯と履き方が違えば結論は変わります。5つめのポイントは試し履きの仕方で、夕方に、両足に履いて、いつもの靴下と一緒に、立って歩いて確かめる4点に絞られます。

夕方の足に合わせる

足は一日の活動でむくみ、夕方には朝より大きくなります。朝の足に合わせて買った靴は夕方に窮屈になりますが、その窮屈さは感覚の鈍った足へは届かず、痛みという形で警告してくれません。

時間帯を選べないときは、その日いちばん歩いた後の状態に近づけてから試すと差が縮まります。むくみの程度が日によって大きく変わる人は、その点を診察で伝えておくと選び方の相談がしやすくなります。

片足だけで決めない

左右の足の長さや幅は、多くの人でわずかに違っています。片方だけ履いて決めてしまうと、もう片方は窮屈なまま毎日履かれ、その足だけに圧が集中する流れができあがります。

両足に履いたうえで、広いほうの足を基準に合わせます。狭いほうの足がゆるく感じる場合、中敷きを足す前に、靴下の厚みや留め具の締め方で調整できないかを先に確かめておくと安全です。

靴下と装具を一緒に持っていく

靴下の厚みが変われば、靴の中の余裕は簡単に変わります。ふだん履いている靴下、装具や中敷きを使っている人はそれも持参し、実際の組み合わせのまま履いて確かめると、生活の場面に近い判断ができます。

季節で靴下を替える人は、厚い側の靴下でも指先に余裕が残るかを見ておきます。夏の足に合わせて選んだ靴が冬に窮屈になる流れは珍しくなく、その窮屈さもまた自覚しにくいところです。

立って歩いて中で指が動くか

座った姿勢での履き心地と、体重をかけて歩いたときの当たりは別ものです。売り場を数十歩歩き、指先が当たらないか、かかとが浮かないか、幅の一点だけが押されないかを順に確かめます。

靴の中で足の指を軽く動かせるかどうかも余裕の目安になり、指が動かせないほど詰まった靴では、歩くたびに指の背や先端が擦れ続ける形になります。まったく動かない場合は、長さか高さのどちらかが足りていません。

試し履きで確かめる順番

確かめる場面見るところ合わないときの合図
立ったとき指先の前に残る余裕指が先端に触れる
歩いたときかかとの浮きと中での滑り一歩ごとにかかとが上下する
脱いだ後皮膚の赤みと跡の位置しばらくたっても跡が消えない

脱いだ後の足を見るところまで含めて、はじめて試し履きが終わります。跡や赤みの残る位置は、その靴が押している場所をそのまま教えてくれるため、迷ったときの判断材料になります。

糖尿病の靴に中敷きを自分で足すと圧のかかり方が変わる

市販の中敷きを自己判断で入れると、靴の中の容積が減って余裕が失われ、圧のかかる場所も移動します。中敷きや装具は、足の状態を診たうえで選ぶ領域だと考えてください。

中敷きを足すと何が変わる?

中敷きを1枚足すと、その厚みのぶんだけ甲の余裕がなくなり、指先の上の高さも下がります。長さと幅が合っていた靴でも、上下方向の余裕が消えれば指の背が擦れる状況が生まれます。

逆に薄い中敷きへ替えて容積を稼ぐ調整もありますが、その場合は足が中で滑りやすくなります。どちらへ動かしても引き換えになるものがあるため、単純な足し引きでは決まりません。

中敷きに加えた変更靴の中で起きる変化確かめたい場所
厚いものを足す甲と指の上の余裕が減る指の背、甲に残る跡
薄いものへ替える足が中で前後に滑りやすくなるかかと、指先
形の付いたものを使う圧のかかる場所が移動する土踏まず、指の付け根

どの向きへ調整しても靴の中では別のどこかに影響が出るため、替えた後に足を見て変化を確かめるところまでを、ひとつの調整として組み立てておくと安全です。迷う場面では、足を見せて相談する側へ倒します。

圧を逃がす中敷きは処方されるもの

足底の圧を測って作る中敷きや、足に合わせて作った靴は、潰瘍を防ぐ手段として試験で検討されてきた方法です。効果が示された研究で使われたのは、いずれも足の状態を評価したうえで作られたものでした。

売り場に並ぶ製品と、足の圧の分布をもとに作られたものは、見た目が似ていても中身が違います。糖尿病向けという表示があっても、その人の足に合う保証にはなりません。

痛みが出ないから合っている、とは限らない

感覚の鈍った足では、中敷きが合っていなくても不快感として現れないため、使い続けた結果として皮膚が壊れてから気づく展開になりがちです。合っているかどうかは、痛みの有無ではなく皮膚の変化で判断します。

中敷きを替えた後は、しばらくのあいだ毎日足を見て、新しい赤みやタコができていないかを確かめます。変化があれば、その中敷きは合っていないという情報として診察へ持って行けます。

糖尿病で新しい靴をおろす日に決めておきたい手順

新しい靴は短い時間から履き始め、脱いだ直後に足を見る。この2つを先に決めておくと、合わない靴のまま長時間歩いてしまう事故を避けられます。

最初の数日は短時間だけ

新しい靴をおろした初日に一日じゅう歩き、脱いだときには深い傷ができていた、という展開は珍しくありません。まずは家の中や短い外出から試し、履く時間を少しずつ延ばしていく進め方が安全です。

長距離を歩く予定の日や旅行の初日に新しい靴をおろす計画は避けたほうが無難で、履き慣れた靴も持って出かけ、途中で替えられるようにしておくと安心です。合わないと分かった時点で戻せる状態を作っておきます。

脱いだ後に足を見る

靴を脱いだら、指の間、指の背、かかと、母趾の付け根の外側を順に見ます。赤みや水ぶくれ、皮のむけた場所があれば、その靴がその位置を押していたという記録として使えます。

新しい靴をおろした日に見る場所

  • 母趾の先端と爪のまわり
  • 小指の外側
  • 指の背と指のあいだ
  • かかとの後ろと骨の出っ張り
  • 足裏の指の付け根

この5か所は、合わない靴で最初に変化の出やすい場所です。赤みの残る位置と、靴の内側で手に触れた縫い目の位置を重ねて考えると、どこを直せばよいのかが見えてきます。

足の裏が見えにくい場合は床に鏡を置く、同居の家族に見てもらうといった方法で補え、見る場所をあらかじめ決めておけば忙しい日でも短時間で終わります。習慣として定着するかどうかが分かれ目です。

履き続けられるかどうかが結果を分ける

足に合わせて作った靴でも、履いていなければ足は守られません。潰瘍の危険が高い126人を対象にした無作為化試験が、この当たり前の点を数字で示しています。

教育や屋内用の靴の提供などを組み合わせた群では、処方された靴を履いて歩いた歩数の割合が6か月時点で75%、通常のケアの群では56%でした。12か月時点でも58%と49%で、差は保たれていました。

屋内用の靴を渡した後は、1日あたりの着用時間が7.7時間から9.4時間へ増えていました。家の中を裸足や薄い室内履きで過ごす時間が、思わぬ抜け穴になっている様子がうかがえます。

エチオピア東部の公立病院で足のケアの推奨事項をどれだけ守れているかを調べた調査では、419人のうち44.3%が十分に守れていないと分類されました。守れない背景には知識の不足や生活の事情があり、責める話ではありません。

よくある質問

Q
糖尿病の靴選びで、いちばん先に確かめるとよい点はどこですか?
A

立った状態で指先の前に余裕が残るかどうかを、まず確かめます。座って履いた感触では足の広がりが再現されず、歩いたときに指先が当たる靴を選んでしまいます。

そのうえで幅と甲を見て、留め具で締め具合を変えられるかを確かめる順番が現実的です。感覚が鈍っている足では、履き心地の良さだけでは判断材料が足りません。

Q
糖尿病があるとき、革靴とひも付きの運動靴のどちらが向いていますか?
A

種類そのものより、留め具で締め具合を調節できるか、内側に硬い当たりがないかで決まります。ひもやベルトの付いた靴は甲の高さに合わせやすく、その点では扱いやすい形です。

革靴でも、幅と甲に余裕があり内側が滑らかであれば選べます。仕事で履く靴が決まっている場合は、その靴を持参して足の状態と合わせて相談すると具体的な話になります。

Q
糖尿病の足に、市販の中敷きを自分で入れても問題ありませんか?
A

自己判断で足すのはおすすめできません。厚みが加わると靴の中の余裕が減り、指の背やもとは当たっていなかった場所へ圧が移るためです。

足底の圧を測って作る中敷きは、足の状態を評価したうえで用いられる方法です。土踏まずの落ち込みやタコが気になる場合も、まず足を見せて相談するところから始めてください。

Q
糖尿病があると、家の中の履物やサンダルはどう選べばよいですか?
A

屋内でも素足で過ごす時間を減らし、かかとが固定されて脱げにくい履物を使うと、踏み抜きや擦れを遠ざけられます。指のあいだに芯が挟まる形の履物は、感覚の鈍い足では擦れの起点になります。

屋内用の靴を渡した研究では、1日の着用時間が延びたと報告されています。家の中の時間は長いため、屋外の靴と同じ基準で見ておく値打ちがあります。

Q
糖尿病の靴は、どのくらいの頻度で買い替えるとよいですか?
A

期間で区切るより、状態で判断するほうが実際に合います。靴底の減り方が左右で偏ってきた、かかとの支えがつぶれた、中敷きが薄くへたったといった変化は、替えどきの合図です。

足のむくみや変形が進むと、同じ靴でも当たり方が変わります。同じ場所に赤みが繰り返し出るようになったときは、履き方の調整で済むのか作り直しが要るのかを診察で相談していただければと思います。

参考にした文献