プレドニン(プレドニゾロン)とは、強力な抗炎症作用を持つステロイド薬の一種です。
この薬剤は様々な呼吸器疾患の治療に広く用いられており、特に気管支喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの管理に重要な役割を果たしています。
プレドニンは体内で産生される副腎皮質ホルモンと類似した構造を持ち、炎症反応を抑制することで症状の改善を図ります。
その効果は迅速かつ強力であるため急性増悪時の対応にも使用されることがあります。
ただしステロイド薬特有の副作用にも注意が必要であり、医師の指示に従って慎重に使用することが大切です。

プレドニン(プレドニゾロン)の有効成分と作用機序および効果
有効成分の構造
プレドニン(プレドニゾロン)の有効成分はプレドニゾロンです。
プレドニゾロンは合成副腎皮質ステロイドホルモンであり、天然のグルココルチコイドであるコルチゾールと類似した化学構造を持っています。
| 特性 | 詳細 | 
| 化学式 | C21H28O5 | 
| 分子量 | 360.44 g/mol | 
受容体との相互作用
プレドニゾロンは細胞内のグルココルチコイド受容体と結合します。
この結合により受容体は活性化され 、核内へ移行して特定の遺伝子の転写を調節します。
| 過程 | 結果 | 
| 受容体結合 | 活性化 | 
| 核内移行 | 遺伝子転写調節 | 
抗炎症作用のメカニズム
活性化されたグルココルチコイド受容体は炎症を促進する遺伝子の発現を抑制します。
同時に抗炎症作用を持つタンパク質の産生を促進することで強力な抗炎症効果を発揮します。
- 炎症性サイトカインの産生抑制
 - 抗炎症性メディエーターの産生促進
 
免疫抑制作用
プレドニゾロンは免疫系細胞の機能にも影響を与えます。
T細胞やB細胞の活性化を抑制し、過剰な免疫反応を制御する効果があります。
| 細胞種 | 作用 | 
| T細胞 | 活性化抑制 | 
| B細胞 | 抗体産生抑制 | 
臨床効果
これらの作用機序によりプレドニゾロンは様々な炎症性疾患や自己免疫疾患の治療に有効性を示します。
気管支喘息や関節リウマチなどの疾患において症状の改善や病態の進行抑制に重要な役割を果たすのです。
- 呼吸器疾患での気道炎症の抑制
 - 自己免疫疾患での免疫反応の制御
 
代謝への影響
プレドニゾロンはグルココルチコイドとしての性質から糖代謝にも影響を与えます。
血糖値を上昇させる作用があり、長期使用時には注意が必要となる可能性があります。
| 代謝経路 | 影響 | 
| 糖新生 | 促進 | 
| インスリン感受性 | 低下 | 
プレドニゾロンの多面的な作用機序と効果は様々な疾患の管理において不可欠な要素です。
ただしその強力な作用ゆえに使用には慎重な判断と経過観察が必要とされます。

プレドニン(プレドニゾロン)の使用方法と注意点
投与経路と剤形
プレドニンは経口投与が主な使用方法です。
錠剤や散剤などの剤形があり、患者さんの状態や医師の判断に基づいて選択されます。
| 剤形 | 特徴 | 
| 錠剤 | 一般的な形状 | 
| 散剤 | 用量調整が容易 | 
投与量と投与間隔
投与量は疾患の種類や重症度によって個別に設定されます。
一般的に朝1回または朝晩2回の投与が多いですが、症状や治療目的により異なる場合があります。
| 投与パターン | 特徴 | 
| 朝1回 | 日内変動に合わせる | 
| 朝晩2回 | 効果の持続を図る | 
漸減療法の重要性
長期間使用後の中止時には徐々に減量する漸減療法が大切です。
急な中止は副腎不全などの問題を引き起こす可能性があるため慎重な管理が求められます。
- 1~2週間ごとに10~20%ずつ減量
 - 最終段階では特に慎重な減量が必要
 
食事との関係
プレドニンは食後に服用することが一般的です。これは胃腸への刺激を軽減して吸収を安定させる効果があります。
| 服用タイミング | 目的 | 
| 食後 | 胃腸保護 | 
| 食間 | 特殊な場合 | 
他剤との相互作用
プレドニンは多くの薬剤と相互作用を示す可能性があります。
そのため、使用中の全ての薬剤について医師や薬剤師に相談することが重要です。
- 抗凝固薬との併用に注意
 - 非ステロイド性抗炎症薬との相互作用に留意
 
感染症リスクへの対応
プレドニンは免疫抑制作用があるため感染症のリスクが高まります。
使用中は感染予防に努めて発熱などの症状がある際は速やかに医療機関を受診することが望ましいです。
| 注意点 | 対策 | 
| 手洗い | 徹底 | 
| マスク着用 | 推奨 | 
長期使用時の注意点
プレドニンの長期使用には特別な配慮が必要で、定期的な検査や骨粗鬆症予防などの対策を講じることが推奨されます。
- 骨密度検査の定期的実施
 - カルシウムとビタミンDの補充検討
 
妊娠・授乳期の使用
妊娠中や授乳期のプレドニン使用については個別の状況に応じた慎重な判断が必要です。
胎児への影響や母乳への移行を考慮して医師と綿密に相談することが不可欠でしょう。
| 状況 | 対応 | 
| 妊娠中 | 個別判断 | 
| 授乳期 | 慎重使用 | 

適応対象となる患者さん
呼吸器疾患患者
プレドニンは気管支喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの呼吸器疾患患者さんに対して使用されます。
これらの疾患では気道の炎症を抑制して呼吸機能の改善を図ることが期待されます。
| 疾患 | 主な目的 | 
| 気管支喘息 | 発作予防 | 
| COPD | 増悪抑制 | 
自己免疫疾患患者
関節リウマチや全身性エリテマトーデスなどの自己免疫疾患患者さんもプレドニンの適応対象となります。
過剰な免疫反応を抑制して症状の軽減や進行の抑制を図ります。
- 関節リウマチ
 - 全身性エリテマトーデス
 - 多発性筋炎
 - 皮膚筋炎
 
アレルギー性疾患患者
重度のアレルギー反応やアナフィラキシーショックの患者さんにもプレドニンが使用されることがあります。
急性期の症状緩和や長期的な管理に役立つ場合があります。
| アレルギー | 使用目的 | 
| 蕁麻疹 | 症状抑制 | 
| 血管性浮腫 | 急性期対応 | 
血液疾患患者
特定の血液疾患を有する患者さんに対してもプレドニンが使用される可能性があります。
対象事例がある患者さんの例は以下のようなものです。
- 再生不良性貧血
 - 自己免疫性溶血性貧血
 - 特発性血小板減少性紫斑病
 
腎疾患患者
ネフローゼ症候群や急性糸球体腎炎などの腎疾患患者さんに対しても炎症を抑制して腎機能の保護を図ることを目的にプレドニンが処方されることがあります。
| 腎疾患 | プレドニンの役割 | 
| ネフローゼ症候群 | 蛋白尿減少 | 
| 急性糸球体腎炎 | 炎症抑制 | 
消化器疾患患者
以下のような炎症性腸疾患(IBD)などの消化器疾患患者さんにも症状管理のためにプレドニンの適応対象となる可能性があります。
- 潰瘍性大腸炎
 - クローン病
 
神経疾患患者
多発性硬化症や重症筋無力症など特定の神経疾患を有する患者さんに対してもプレドニンが使用されることがあります。
| 神経疾患 | 期待される効果 | 
| 多発性硬化症 | 急性増悪の抑制 | 
| 重症筋無力症 | 筋力低下の改善 | 
悪性腫瘍関連症状を有する患者
一部の悪性腫瘍、特に悪性リンパ腫や多発性骨髄腫などの血液がん患者さんにおいて症状緩和や補助療法としてプレドニンが使用されることがあります。
| 腫瘍 | プレドニンの役割 | 
| 悪性リンパ腫 | 腫瘍抑制補助 | 
| 多発性骨髄腫 | 症状緩和 | 

治療期間と予後
短期治療の期間と効果
プレドニンは急性炎症や急性増悪の管理に用いられ 、短期治療は通常1週間から数週間程度で速やかな症状改善が期待されます。
| 治療期間 | 主な対象 | 
| 1週間未満 | 急性アレルギー | 
| 1-4週間 | 喘息発作 | 
中期治療の特徴
中期的なプレドニン治療は1ヶ月から3ヶ月程度継続されることがあり、以下のような慢性疾患の安定化や再燃予防を目的として行われる場合が多いです。
- 関節リウマチの活動性コントロール
 - 潰瘍性大腸炎の寛解導入
 
長期治療の課題と管理
長期治療は3ヶ月以上にわたって継続されるケースを指します。
症状のコントロールに不可欠な一方で副作用のリスクも高まるため、慎重な経過観察が重要です。
| 治療期間 | 管理のポイント | 
| 3-6ヶ月 | 定期的な効果評価 | 
| 6ヶ月以上 | 副作用モニタリング強化 | 
漸減療法の重要性
長期使用後のプレドニン中止時には 漸減療法が大切です。
急激な中止は副腎不全などのリスクがあるため慎重に減量していくことが推奨されます。
- 1-2週間ごとに10-20%ずつ減量
 - 最終段階では特に慎重な減量が必要
 
予後への影響要因
プレドニン治療後の予後は疾患の種類や重症度 治療への反応性などにより異なります。
また副作用の発現状況や患者さんの年齢、合併症の有無なども予後に影響を与える要因です。
| 影響要因 | 予後との関連 | 
| 疾患重症度 | 強い相関あり | 
| 副作用発現 | 負の影響あり | 
長期予後の評価
プレドニン治療後の長期予後を評価する際には疾患活動性の変化だけでなくQOLの改善度合いも考慮されます。
定期的なフォローアップを通じて総合的な予後評価が行われることが一般的です。
- 症状スコアの推移
 - 日常生活動作の改善度
 
再発・再燃への対応
プレドニン治療後も再発や再燃のリスクが存在する疾患があります。
そのような状況での再投与や代替療法の検討など個々の患者さんに応じた長期的な管理戦略が重要となります。
| 再発時の対応 | 考慮事項 | 
| 再投与 | 前回の治療効果 | 
| 代替療法 | 新規治療薬の適応 | 

副作用とデメリット
代謝系への影響
プレドニンは糖質代謝に影響を与え、血糖値の上昇を引き起こすことがあり、長期使用では糖尿病の発症や悪化のリスクが高まる可能性が考えられます。
| 代謝影響 | 症状 | 
| 糖代謝異常 | 高血糖 | 
| 脂質代謝異常 | 高脂血症 | 
骨・筋肉系への影響
プレドニンの長期使用は骨密度の低下を引き起こして骨粗鬆症のリスクを増大させます。また筋力低下や筋萎縮が生じることもあるでしょう。
- 骨粗鬆症
 - 大腿骨頭壊死
 - ステロイド筋症
 
免疫系への影響
プレドニンは免疫抑制作用を持つため感染症のリスクが高まり、特に日和見感染症や既存の感染症の悪化に注意が必要です。
| 感染リスク | 注意すべき感染症 | 
| 細菌感染 | 肺炎 結核 | 
| ウイルス感染 | 帯状疱疹 | 
皮膚への影響
プレドニンの使用により皮膚の脆弱化や創傷治癒の遅延が生じることがあり、長期使用では皮膚萎縮や色素沈着の変化も観察される場合があるでしょう。
- 皮膚菲薄化
 - 紫斑
 - 多毛
 
眼への影響
プレドニンの長期使用は白内障や緑内障のリスクを増加させるため定期的な眼科検診が重要です。
| 眼合併症 | 症状 | 
| 白内障 | 視力低下 | 
| 緑内障 | 眼圧上昇 | 
消化器系への影響
プレドニンは胃粘膜を刺激して消化性潰瘍のリスクを高めることがあります。
また 長期使用では膵炎のリスクも上昇する可能性があります。
- 消化性潰瘍
 - 膵炎
 - 悪心・嘔吐
 
精神・神経系への影響
プレドニンの使用により気分変動や不眠などの精神症状が現れることがあります。まれに、せん妄や精神病様症状を呈する事例も報告されています
| 精神症状 | 頻度 | 
| 不眠 | 比較的高頻度 | 
| うつ状態 | 中等度 | 
内分泌系への影響
長期的なプレドニン使用は視床下部-下垂体-副腎軸に影響を与え、結果として副腎機能不全や成長障害などが生じる可能性があります。
- 副腎機能不全
 - 成長障害(小児)
 - 月経不順
 
循環器系への影響
プレドニンは体液貯留を引き起こし、血圧上昇や心不全の悪化につながることがあります。
また血栓形成のリスクも増加する可能性があります。
| 循環器影響 | リスク | 
| 高血圧 | 中等度 | 
| 血栓症 | 低頻度 | 

代替治療薬
他のステロイド薬
プレドニンが効果を示さない場合には他のステロイド薬が検討されることがあります。
メチルプレドニゾロンやデキサメタゾンなど異なる特性を持つステロイド薬が選択肢となるでしょう。
| 薬剤名 | 特徴 | 
| メチルプレドニゾロン | 抗炎症作用が強い | 
| デキサメタゾン | 長時間作用型 | 
免疫抑制剤
自己免疫疾患などでプレドニンの効果が不十分な際には免疫抑制剤が代替薬として考慮されます。
具体的にはメトトレキサートやアザチオプリンなどが代表的な選択肢です。
- メトトレキサート
 - アザチオプリン
 - ミコフェノール酸モフェチル
 
生物学的製剤
近年では生物学的製剤が様々な疾患の治療オプションとして注目されています。
TNF-α阻害薬やIL-6阻害薬などがプレドニンの代替または併用薬として使用されることがあるでしょう。
| 薬剤分類 | 代表的な薬剤 | 
| TNF-α阻害薬 | インフリキシマブ | 
| IL-6阻害薬 | トシリズマブ | 
JAK阻害剤
JAK阻害剤は新しいクラスの免疫調節薬です。
特に関節リウマチなどの自己免疫疾患でプレドニンの代替薬として次のような約歳が使用される可能性があります。
- トファシチニブ
 - バリシチニブ
 - ウパダシチニブ
 
カルシニューリン阻害剤
臓器移植後の免疫抑制や一部の自己免疫疾患においてカルシニューリン阻害剤がプレドニンの代替となることがあります。タクロリムスやシクロスポリンが代表的な薬剤です。
| 薬剤名 | 主な適応 | 
| タクロリムス | 臓器移植 難治性皮膚疾患 | 
| シクロスポリン | 臓器移植 乾癬 | 
非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)
軽度から中等度の炎症性疾患において以下のようなNSAIDsがプレドニンの代替として考慮されることがありますが、長期使用には注意が必要です。
- イブプロフェン
 - ナプロキセン
 - セレコキシブ
 
抗ヒスタミン薬
アレルギー性疾患においてプレドニンの効果が不十分な際には抗ヒスタミン薬が代替または併用薬として用いられることがあります。
第二世代の抗ヒスタミン薬は眠気などの副作用が少ないことが特徴です。
| 世代 | 代表的な薬剤 | 
| 第一世代 | クロルフェニラミン | 
| 第二世代 | フェキソフェナジン | 
抗リウマチ薬
関節リウマチなどの疾患でプレドニンの効果が不十分な際には抗リウマチ薬が選択されることがあります。
具体的には疾患修飾性抗リウマチ薬(DMARDs)と呼ばれる以下のような薬剤群が代表的です。
- スルファサラジン
 - ヒドロキシクロロキン
 - レフルノミド
 

併用禁忌
生ワクチン
プレドニンと生ワクチンの併用は免疫抑制作用によりワクチンウイルスの増殖が促進され、重篤な感染症を引き起こすリスクがあるため原則として禁忌とされています。
| 生ワクチン | 疾患 | 
| BCG | 結核 | 
| 麻疹 | はしか | 
抗凝固薬
プレドニンとワルファリンやヘパリンなど特定の抗凝固薬の併用には注意が必要です。
これは抗凝固薬の効果が増強または減弱する可能性があり、出血リスクや血栓リスクが高まる恐れがあるからです。
非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)
プレドニンとNSAIDsの併用は消化管潰瘍のリスクを増大させます。
特に高齢者や消化器疾患の既往がある患者さんでは慎重な判断が求められます。
| NSAID | 主な用途 | 
| アスピリン | 解熱鎮痛 | 
| イブプロフェン | 関節痛 | 
CYP3A4誘導薬
プレドニンはCYP3A4で代謝されるため、以下のようなCYP3A4誘導薬との併用によってプレドニンの血中濃度が低下する可能性があります。
その結果としてプレドニンの効果が減弱するリスクがあるのです。
- リファンピシン
 - フェニトイン
 - カルバマゼピン
 
降圧薬
プレドニンには水分貯留作用があるため降圧薬の効果を減弱させる可能性があります。
血圧管理が困難になるリスクがあるため注意深いモニタリングが必要です。
| 降圧薬 | 作用機序 | 
| ACE阻害薬 | レニン-アンジオテンシン系抑制 | 
| Ca拮抗薬 | 血管平滑筋弛緩 | 
糖尿病治療薬
プレドニンには血糖上昇作用があるため糖尿病治療薬の効果を減弱させる可能性があります。
血糖コントロールが不安定になるリスクがあるため慎重な併用が求められます。
- インスリン
 - スルホニル尿素薬
 - ビグアナイド薬
 
免疫抑制剤
プレドニンと他の免疫抑制剤の併用は過度の免疫抑制状態を引き起こす可能性があります。
重篤な感染症のリスクが高まるため専門医の厳密な管理下で行う必要があります。
| 免疫抑制剤 | 主な適応 | 
| シクロスポリン | 臓器移植後 | 
| タクロリムス | 自己免疫疾患 | 
ニューキノロン系抗菌薬
プレドニンとニューキノロン系抗菌薬の併用は腱障害のリスクを増大させる可能性があります。特にアキレス腱炎や腱断裂のリスクが高まるため注意が必要です。
- レボフロキサシン
 - シプロフロキサシン
 

プレドニン(プレドニゾロン)の薬価と医療費
薬価
プレドニンの薬価は剤形や含量によって異なります。
一般的な5mg錠の場合で1錠あたりの薬価は約10円前後となっています。
| 剤形 | 含量 | 薬価(円) | 
| 錠剤 | 5mg | 9.8 | 
| 錠剤 | 1mg | 8.3 | 
処方期間による総額
処方期間に応じて医療費の総額は変動します。
1週間処方の場合では1日15mg(5mg錠3錠)の服用で計21錠となり、薬剤費は約210円になります。
1ヶ月の処方では約90錠となるため、薬剤費は約900円程度になると推計されます。
| 期間 | 錠数 | 薬剤費(円) | 
| 1週間 | 21 | 205.8 | 
| 1ヶ月 | 90 | 882 | 
ジェネリック医薬品との比較
プレドニンにはジェネリック医薬品が存在しますが、薬価に差がありません。
- 5mg錠のジェネリック医薬品薬価 9.8円
 - 1mg錠のジェネリック医薬品薬価 8.3円
 
自己負担額の目安
医療費の自己負担額は保険制度により異なりますが、一般的な3割負担の場合を考えてみると次のようになります。
| 処方期間 | 自己負担額 | 
| 1週間 | 約62円 | 
| 1ヶ月 | 約264円 | 
長期処方のメリット
長期処方を受けることで受診回数を減らせる場合があります。これにより診察料や処方箋料などの付随する医療費を抑えられるでしょう。
- 診察料の節約
 - 交通費の削減
 
なお、上記の価格は2024年10月時点のものであり、最新の価格については随時ご確認ください。

以上

