神戸きしだクリニック院長 岸田雄治が、RKB毎日放送「ピンチの切り札」のくしゃみに関する企画に取材協力・解説しました。

放送は、2026年7月5日(日)15:30から予定されています。

番組では、日常で起こるさまざまなピンチを切り抜けるための「切り札」として、暮らしに役立つライフハックが紹介されます。今回、当院は「くしゃみが出そうなときの対処」に関する企画で、医師の立場から取材に協力・解説しました。

RKB毎日放送「ピンチの切り札」に神戸きしだクリニックが取材協力

放送情報

取材協力の内容

今回の企画では、「くしゃみが出そうなとき、鼻の下を押す」という日常のライフハックが紹介されます。

当院では、くしゃみが起こる仕組みや、無理にくしゃみを止めようとするときの注意点について、医師の立場から協力・解説いたしました。

くしゃみについての注意点

くしゃみは、鼻の中に入った刺激物などを外に出そうとする、体を守るための自然な反射です。

どうしても今だけ抑えたい場面で、一時的な工夫として役立つことはありますが、鼻や口をふさいで無理に止め続けることはおすすめしません。

また、くしゃみや鼻水が長く続く場合は、花粉症、アレルギー性鼻炎、かぜ、その他の鼻や呼吸器の病気が背景にあることもあります。

症状が続く場合や、日常生活に支障がある場合は、医療機関で原因を確認することが大切です。

放送後のご報告と補足解説

2026年7月5日(日)に放送されたRKB毎日放送「ピンチの切り札」にて、当院院長 岸田雄治が、くしゃみに関する企画に取材協力し、番組内でテロップ紹介されました。放送をご覧いただいた皆さま、そして当院に関心をお寄せくださった皆さま、誠にありがとうございました。

放送では、「くしゃみが出そうなときの切り札」として、鼻の下のあたりを指で押さえる方法が紹介されました。ここでは、放送をご覧になって「なぜ和らぐことがあるの?」「やってはいけない止め方はある?」と気になった方に向けて、医師の立場から補足の解説をお伝えします。

鼻の下をやさしく押さえる方法を示したイラスト。くしゃみが出そうなときの一時的な工夫。

なぜ、鼻の下を押すとくしゃみが和らぐことがあるのか

くしゃみは、鼻の中に入ったほこりや花粉などの刺激を感じ取ると、その情報が三叉神経(さんさしんけい)という顔まわりの感覚をつかさどる神経を通って脳に伝わり、反射として起こります。

鼻の下やその周辺は、この三叉神経が受け持っている領域(支配領域)にあたります。くしゃみが出そうなときにこの部分を指で押さえると、くしゃみの引き金になる感覚とは別の刺激が神経に伝わり、出そうな感覚を一時的に紛らわせることがあると考えられています。

くしゃみのしくみと鼻の下を押す理由の図解。鼻への刺激が三叉神経を通って脳に伝わりくしゃみが起こる流れと、鼻の下を押すと感覚が紛れることがある様子。

ただし、効き方には個人差があり、必ずくしゃみが止まるわけではありません。あくまで「どうしても今は避けたい」という場面での、一時的な工夫のひとつとお考えください。

やってはいけない、無理な止め方

くしゃみは、体にとって不要な刺激物を外に押し出すための、大切な防御反応です。そのため、鼻と口を強くふさいで、勢いよく出ようとするくしゃみを無理に閉じ込めることはおすすめしません。

行き場をなくした空気の圧力が耳や鼻の奥に伝わり、耳の違和感や痛みなどにつながることがあります。「音を立てたくない」という場面でも、鼻の下を軽く押さえる、少し上を向く、口を軽く開けて息を逃がすなど、体に負担の少ない方法を選ぶようにしましょう。

くしゃみ・鼻水が続くときに考えられること

一時的なくしゃみであれば、多くは心配のいらないものです。一方で、くしゃみや鼻水が何日も続いたり、毎年決まった季節にくり返したりする場合は、その背景に花粉症やアレルギー性鼻炎、かぜ、副鼻腔炎などが隠れていることもあります。

「たかがくしゃみ」と思われがちですが、症状が長引くと睡眠の質や日中の集中力に影響することもあります。市販薬でその場をしのぐだけでなく、一度原因を調べておくことで、より自分に合った対処につながります。

くしゃみや鼻水が続くときは原因を調べることをすすめるイラスト。花粉の季節に困る人と医師。

すでに公開しているくしゃみ解説記事でも、テレビ東京「ありえへん∞世界」で紹介された内容をもとに、くしゃみを和らげる方法と注意点を解説しています。今回の放送をご覧になった方は、こちらもあわせてご覧ください。

※この記事は一般的な情報提供を目的としたもので、個別の診断・治療に代わるものではありません。症状や対処についてご不明な点は、医療機関にご相談ください。

くしゃみ・鼻水が続く方へ

くしゃみ・鼻水が続く場合は、花粉症やアレルギー性鼻炎などが関係していることがあります。

神戸きしだクリニックでは、内科・呼吸器内科の立場から、症状の経過や生活への影響をうかがいながら、必要な検査や治療を相談していきます。

気になる症状が続く方は、Web予約またはお電話でご相談ください。

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