COLUMN INDEXコラム一覧

  • 2023年5月2日

    病気解説のどの渇き、多飲・頻尿の症状は「糖尿病」なのかも?!知っておくべき5つの真実(前編)

     

    「健康診断で血糖の値が少し高いと言われたことがある。」 「かかりつけの医師に、糖尿病の気があると言われた。」 このように、はっきりと糖尿病と診断された訳ではないが、血糖値に関して指摘されたまま医療機関を受診せずに、放置さ […][続きを読む]

  • 2023年4月22日

    病気解説喘息治療の柱は「吸入薬」と「内服薬」。それに加えて最新の治療も知っておこう。

     

    喘息の治療目標は発作を抑え、普通の生活を送ることです。基本は吸入薬で、吸入ステロイド薬(ICS)などを使います。大きく分けると長期管理薬と発作治療薬がありますが、内服薬も併用されます。発作時には、短時間作用性β2刺激薬(SABA)が使われます。その他、アレルゲン免疫療法や生物学的製剤などがあります。[続きを読む]

  • 2023年4月16日

    病気解説喘息治療において、大事な「コントロール状態の把握」・「重症度」・「ステップ治療」の知識を知ろう

     

    喘息治療目標は発作を抑え、健康な生活を送ることが目標です。コントロール状態をチェックして、良好な状態を目指すことが大切です。喘息の重症度は、発作が起きていない時の症状や発作の強さで分類します。治療はステップアップで進め、最小限の薬でコントロールすることが目標です。改善しない場合は治療ステップを上げることを検討します。[続きを読む]

  • 2023年4月5日

    病気解説喘息(ぜんそく)の重症度と合併症をチェックし治療するために重要な検査

     

    喘息の症状は夜間や早朝、運動後に現れやすく、アレルギー体質や気象の影響で悪化することがあります。呼吸機能検査や呼気NO検査で喘息の確定診断と重症度がチェックできます。血液検査では好酸球数やIgEを調べ、アレルギー体質や喘息原因の特定に役立ちます。レントゲンやCT検査で喘息以外の呼吸器疾患を確認することも大切です。[続きを読む]

  • 2023年3月17日

    病気解説治らない息切れ・せき・たん。それってもしかして喘息かも?-まずは喘息の基礎知識を知っておこう-

     

    気管支喘息は呼吸機能を低下させたり、重篤な呼吸不全を引き起こす疾患であり、死亡することもある病気です。しかし、医療の進歩により現在は適切な治療を行うことで十分にコントロールできる様になってきています。喘息による死亡は減少していますが、未だに適切な治療を受けていない場合や治療を途中で辞めることが原因になる事もあります。[続きを読む]

  • 2022年7月24日

    病気解説肺気腫(COPD)の治療で、知っておくべき治療法は禁煙・薬物療法・呼吸リハビリ・外科治療

     

    大気汚染や喫煙などで有害な物質を吸入することにより、肺胞の構造が破壊されてしまう疾患である肺気腫。 肺気腫になると呼吸の効率が大きく下がり、少しの運動で息切れが起こったり、気道での炎症から急に呼吸状態が悪化する急性増悪を […][続きを読む]

  • 2022年7月3日

    病気解説気づかぬうちにやってくる怖い「糖尿病の合併症」その1:神経障害

     

    糖尿病性神経障害は、感覚神経・運動神経・自律神経に影響します。症状は異常感覚、痛み、足のつり、立ちくらみなど多岐にわたります。適切な診察と血糖値管理が重要で、食事療法や運動療法、薬物療法などを通じて症状の進行を抑えることができます。注意深く自分の体をケアしましょう。[続きを読む]

  • 2021年4月24日

    病気解説新型コロナウイルスワクチンについて知っておくべき重要な5つの事実

     

    既にアメリカやイギリスなど複数の国で開始している新型コロナウイルスワクチン接種ですが、日本でも2月17日より接種開始となりました。 まずは医療従事者から優先接種を行い、その後は高齢者、そして一般の方への接種になります。厚 […][続きを読む]

  • 2021年3月15日

    病気解説肺気腫(COPD)の重症度と合併症をチェックし治療するために重要な4つの検査

     

    肺気腫はそもそも慢性閉塞性肺疾患と呼ばれる病気のひとつであり、その「閉塞性換気障害」という障害があるかどうかが最も重要となります。肺気腫の件sでポイントとなるのは、各種のからだの特徴であり、また「閉塞性換気障害」を調べる検査としては「呼吸機能検査(スパイロメトリー)」が重要です。レントゲン検査やCT検査で、更なる精査を行って、合併症がないかなどもチェックすることが重要です。こうした内容に関して、本記事では肺気腫の知っておくべき事実や情報を、新型コロナウイルスの関連も含めて、わかりやすく解説します。[続きを読む]

  • 2021年2月27日

    コラムジェネリック医薬品は大丈夫なの?と心配なあなたが、知っておくべき事実

     

    CMでもおなじみのジェネリック医薬品ですが、ジェネリック医薬品はどういうイメージをお持ちでしょうか?実際のところ、有効主成分は同じなので基本的には同じ効果が期待されます。しかし、完全に同じ薬ではありません。副成分は違ったりするので、同一というより、先行薬と「同等の薬剤」と称することが多いです。価格についても、特許が切れたときはだいたい元の薬の3割引くらいになります。その後薬価改訂を繰り返し、最終的には8割引くらいの価格に落ち着きます。そのため、日本でもジェネリック医薬品がシェアを増やしつつあるのは、高齢化社会に突き進む日本でなんとか医療費削減をめざす一つの政策なのです。このあたりの実情を詳しく説明します。[続きを読む]

  • 2021年1月16日

    コラムがんと自己免疫、そして免疫療法の実際の意味

     

    外来担当医の清水です。 こんにちは。外来担当医の清水です。 私事ですが、最近肺癌学会という日本全国から肺がんに携わる医療者が集まる会に参加してきました。 コロナ禍での開催でしたので、感染対策が至る所に施されており、いつも […][続きを読む]

  • 2020年12月5日

    コラムうがいをすると、本当に新型コロナウイルス対策になるの?

     

    外来担当医の清水です。 最近、東京都や北海道のみならず、関西圏の新型コロナウイルス感染者の増加が著明です。 兵庫県でも1日100人を超える感染者が出ており、第3波が到来しています。大阪府では飲食店の時短要請と外出自粛・リ […][続きを読む]

  • 2020年11月22日

    病気解説その息苦しさは肺気腫(COPD)が原因!?知っておくべき7つの事実

     

    皆さん、「肺気腫」という病気はご存じでしょうか。 慢性閉塞性肺疾患(COPD)のうちの一つである「肺気腫」という病気は、肺で酸素を取り込む場所である「肺胞」が壊れてしまったために、散歩したり、少し動いたりしただけでも「息 […][続きを読む]

  • 2020年10月12日

    コラム新型コロナウイルス感染対策は、3密を避けるのがやっぱり有効!

     

    外来担当医の内田です。 日本では当初から提唱されていた【3密】が今夏WHOでも認められ、3Cとして英訳して世界中に呼びかけています。実際は、それよりももっと早い段階で世界のメディアが日本の“3Cs”がうまく言ったという風 […][続きを読む]

  • 2020年10月4日

    コラム新型コロナウイルス感染で重症化しやすいのは、「肺気腫(COPD)」・「ぜんそく」・「喫煙」

     

    無症状の方から重症肺炎を来して致命的になる方まで、重症度は様々であるのが新型コロナウイルス感染の特徴です。肺気腫(COPD: 慢性閉塞性肺疾患)や喘息、間質性肺炎をはじめとする慢性呼吸器疾患の方、そして喫煙されている方は一般的にウイルスに感染しやすいとされ、新型コロナウイルス肺炎に感染した場合にも重症化しやすいとされます。 またそのような慢性疾患をお持ちの方はもちろん、そうでない方でも、呼吸機能を鍛えることは感染症の予防には有効です。歩行トレーニングや筋力トレーニング、ストレッチ等で体の筋力を維持することで横隔膜をはじめとした呼吸筋も保たれます。タンパク質を十分に取り、体内の筋肉量を保つことも大事です。慢性呼吸疾患をお持ちの方は専門的な呼吸理学療法を受けられてもよいかもしれません。かかりつけのお医者さんに相談してみましょう。また喫煙中の方はいますぐ禁煙することが大事です。[続きを読む]

  • 2020年9月27日

    コラム新型コロナウイルス抗体検査は、「過去に感染したかどうか」を調べる検査

     

    さて、今回は最近話題の抗体検査について簡単にお話ししようと思います。新型コロナウイルス感染症が拡大した3月以降、メディアやコメンテーターたちが「PCR検査をしろ」と連呼していましたね。そのPCR検査と抗体検査は別物です。今回はここをわかりやすくお話しします。PCR検査でわかるのは「現在感染しているかどうか」です。また、感度が30%とも70%ともいろいろな情報がありますが、偽陰性(本当は陽性なのに陰性と出ること)が一定の割合で出ることがわかっています。また、偽陽性(本当は陰性なのに陽性と出ること)も一定割合で出てしまいます。一方で、最近ニュースでよく見るのは抗体検査です。抗体は感染した後に体の中で作られます。つまり、「過去に感染したかどうか」を調べる検査です。ここがPCRと全然違います。これらをデータに基づいて詳しく解説します。[続きを読む]

  • 2020年9月16日

    コラム夏バテの特効薬は生活習慣

     

    連日の暑さが続くと、熱中症とまではいかなくとも、体調を崩す人が増えてきます。いわゆる「夏バテ」ですが、涼しい屋内と蒸し暑い外気の環境差に対応できず、自律神経が乱れ、食欲低下や倦怠感、疲労感、気分の低下等の不定愁訴が出現することを主に指します。自律神経を整えるには規則正しい生活習慣が最も重要です。そして、室内と外気との温度差が大きくなりすぎないようにエアコンの温度を調整するようにし、熱中症にならない程度に、汗をかき、体温調節ができる体を作りましょう。[続きを読む]

  • 2020年9月12日

    コラム熱中症は屋内でも起きる!マスクにも注意!

     

    熱中症とは、高温といった環境において体温調整の機能がうまくはたらかず、体内に熱がこもってしまうことで起きる体の異常のことです。症状には様々なものがあり、めまいや体のほてり、体のだるさといった軽度のものから、意識障害、高体温に至り、命を奪われることもあります。新型コロナウイルス感染に関連してマスクを着用する機会が増えていますが、マスクを着用することで熱中症のリスクはやや高まるとされています。人が密集していない場所ではマスクをはずして休憩することも大事です。熱中症は体が暑さに慣れていない6月から7月にかけて最も多く発症しますが、残暑の9月でも依然注意が必要です。自分は大丈夫と思わずに、つかれた時にはすぐに休憩をして、熱中症を防いでいきましょう。[続きを読む]

  • 2020年9月6日

    コラム今夏の新型コロナウイルス感染者数再増加は、春先の増加と意味が違う

     

    今報告される検査陽性者の多くが20-30代であり、「夜の街」関連の感染者数もかなり多い現状は、検査体制がある程度整ったことで以前ならば検査されなかったであろう若者の無症状患者が見つかったという側面の影響があり、そういった意味で春先の状況とは大きく違います。しかし、私たちにできることは、引き続いて、手洗い、マスク着用、ソーシャルディスタンス(他人とは1m以上空ける)、またクラスターを出しているような場所になるべく寄りつかないことでリスクは減らすことがです。これらを、データを元にして解説していきます。[続きを読む]

  • 2020年9月6日

    コラム夏になってもコロナ感染者は減らない!

     

    今回の新型コロナウイルスも、アメリカから出た研究結果では高温・多湿に弱いことがわかっています。さらに紫外線も関係があります。これらを聞くと、日本の夏ではコロナウイルスは流行りにくいように思えますが、実際は世界中では蒸し暑い国でも感染が拡大しています。ウイルスが生きにくいとしても、感染者数が0になるわけではありません。夏に風邪を引く人だっていますし、そういう人が密室で濃厚接触すれば当然人に移します。さらに、最近は世界中で空調が当たり前です。クーラーの効いた部屋は高温多湿ではありません。その環境下ではウイルスの活性もあり、感染者がいれば当然広がります。つまるところ3蜜を回避しましょうというスローガンを守るしかないということですが、これらをわかりやすく解説していきます。[続きを読む]

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