春夏に抜け毛が増えたと感じても、それが紫外線のせいと決まったわけではなく、髪にはもともと一年の周期があります。休止期に入った毛の割合は夏から初秋にかけて高まり、その山は毎年ほぼ同じ時期にやってきます。
紫外線の量が動き出すのは3月で、5月には真夏に近い水準まで届くため、頭皮は本人の実感よりずっと早く日差しを受け始めます。
秋の抜け毛に間に合わせたいなら動き出す時期は夏ではなく春先で、8月に慌てても、そのころ抜けている毛はすでに数か月前から準備が進んでいます。
月ごとに何を始めればよいのか、時期の順に並べていきます。
春夏の抜け毛には紫外線だけでは説明できない年周期があります

抜け毛の量は一年を通して一定ではなく、休止期に入った毛の割合が夏から初秋に高くなる周期が、複数の観察で繰り返し確かめられています。紫外線はその季節に重なる負担のひとつという位置づけです。
| 時期 | 休止期の毛の割合 | 抜け毛の感じ方 |
|---|---|---|
| 冬の終わり(1〜2月) | 一年で最も低い | ほとんど気にならない |
| 春(3〜5月) | やや上がる小さな山 | 少し増えたと感じる人がいる |
| 夏(6〜8月) | 一年で最も高い | 排水口の毛が目につく |
| 初秋(9〜10月) | 高いまま続く | 最も気になる時期 |
休止期の毛は夏から初秋にかけて増えていきます
健康な女性823人の毛髪検査を6年ぶん集めた報告では、休止期の毛の割合が夏に最も高くなり、冬の終わりに最も低くなる年周期が示されました。抜け毛を起こす病気や薬を使っている人を除いたうえで、823人が残った解析です。
男性を対象にした古い観察でも似た形が出ており、頭皮の毛が成長期にある割合は3月に9割を超え、そこから9月に向けて下がり続けました。抜けた毛の数が山を迎えるのは8月から9月で、成長期の割合が最も低くなる時期とちょうど重なります。
そのときの抜け毛は1日およそ60本にのぼり、前の冬に数えた本数の倍を超えていたと報告されています。同じ人を追いかけても、季節が変わればこれだけ動くわけです。
春にも小さな山があり冬の終わりが底になります
夏ほどはっきりしないものの、春にも休止期の毛が増える二つ目の山があると同じ報告が指摘しています。春先に抜け毛が増えたと感じる人が一定数いるのは、この小さな波と重なるためだと考えられます。
10年以上にわたって同じ場所を撮影し続けた観察でも、休止期の毛の割合は夏の終わりから秋の初めに頂点を迎えていました。人によっては、年に二つの山がはっきり現れる場合もありました。
一年で最も低くなるのは冬の終わりです。この時期に抜け毛が少ないからといって髪が増えたわけではなく、周期の谷にいるだけと考えられます。
紫外線が抜け毛の直接の原因と言い切れますか?
そこまでは言い切れません。季節の抜け毛は年周期として観察されている現象で、そのうちどれだけが日差しによるものかは、まだ分けて示されていません。
関連を示す手がかりはあります。10年以上にわたる長期の観察では、休止期の割合の周期が日照時間と無関係ではないと述べられ、8か国の検索データを解析した報告でも、夏と秋に抜け毛への関心が高まる傾向が出ていました。
ただし検索の関心の高まりは、実際に抜けた本数そのものではありません。日照時間が長い季節には気温も湿度も一緒に動くため、紫外線だけを取り出して犯人と呼ぶには足場がまだ弱いままです。
紫外線が動き出すのは3月で春夏を通して頭皮に届きます

日差しの量が年間の頂点を迎えるのは7月ごろですが、底から上がり始めるのは3月で、真夏だけを警戒していても間に合いません。実際にはその前後の数か月ぶんを、まるごと取りこぼします。
| 月 | 紫外線の量の目安 | 頭皮側で起きやすい変化 |
|---|---|---|
| 1〜2月 | 一年で最も少ない | 休止期の毛も最も少ない |
| 3〜4月 | 底から急に増え始める | 実感が追いつかない |
| 5〜6月 | 真夏に近い水準 | 分け目が日焼けしやすい |
| 7〜8月 | 年間の頂点 | 抜け毛が増え始める |
| 9〜10月 | 下がるが残る | 抜け毛の実感が最も強い |
年間の頂点は7月ごろに来ます
北緯32度から47度に置いた8か所の測定器で4年ぶん記録した解析では、8か所のうち7か所で月ごとの紫外線量が7月に最大となりました。日本の主要な都市の多くも、この緯度の帯に収まります。
夏至を過ぎて日が短くなり始めても、地面に届く量がすぐには落ちないため、頂点は6月ではなく7月にずれ込みます。日の長さと紫外線の強さは、ひと月ほどずれて動くわけです。
同じ解析では、年によって月ごとの量が2割以上ちがう場合が、全体の3分の1にのぼりました。去年と同じ感覚で構えていても、今年の日差しが同じ強さとはかぎりません。
3月から5月の上がり方が一年で最も急です
増え方が最も急なのは春です。1月2月の底から3月に入ると量は目に見えて上がり始め、5月にはもう真夏に近い水準まで届きます。
体感が追いつかないのは気温のせいです。5月の風は涼しく、日陰に入れば汗もかかないため、日差しの強さを気温で判断すると読み違えます。
頭皮の守りを気温で決めている人ほど、春のあいだは無防備な日が続き、5月までの積み重ねが大きくなります。体感ではなくカレンダーで区切るほうが、正確に間に合わせられます。
髪はどれくらい紫外線を遮ってくれるのでしょうか?
まったく通さないわけではありません。頭髪がどれだけ日差しを遮るかを測った研究では、日なたでの防御の程度がおよそ5倍から17倍の幅に収まりました。
同じ研究は、髪を通して地肌が受ける量が、短い時間でも安全とされる目安を超えうると述べています。長い髪のほうが守りは弱く出たという結果も添えられました。
髪が細くなったり分け目が広がったりすれば、そのぶん地肌へ届く量は増え、髪が持つ遮る力はさらに下がります。髪が薄くなるほど地肌が日差しにさらされ、光による老化が進みやすいという指摘も、以前からありました。
春(3〜5月)に始める春夏の紫外線と抜け毛の備え

秋の抜け毛に間に合わせたいなら動き出すのは3月で、夏に入ってから慌てても、そのころ抜ける毛の準備にはもう手が届きません。時間の順番が決まっているためです。
3月は早すぎではなくちょうど間に合う時期です
体に強い負担がかかったあと、抜け毛として現れるまでには3か月から4か月かかると整理されています。この3か月の時間差が、春から動き出す理由になります。
9月10月に抜ける毛の準備が進むのは、逆算すれば5月6月のあたりです。山が来てから動くより、その前に頭皮が受ける負担を減らしておくほうが、時期の並びとしては理にかないます。
3月に始めるのは気が早いからではなく、秋の山から逆算していくと、動き出す月が自然とそこに決まるからです。8月になってから急いでも、そのとき抜けている毛にはもう手が届きません。
- 3月 日差しが底から上がり始める
- 4月 屋外で過ごす時間が伸びる
- 5月 真夏に近い量が頭皮に届く
- 春全体 抜け毛が一年で最も少ない
分け目まわりは日差しをまっすぐ受けます
頭のてっぺんと分け目は、真上から降りてくる光をさえぎるものがないまま、そのまま受け取る場所です。顔と違って自分の目に入らないため、日焼けしても気づくのが遅れます。
3月から5月にかけて太陽の位置は冬より高くなり、頭頂部に当たる角度もしだいに真上へ近づいていきます。同じ時間だけ外にいても、受け取る量は月を追うごとに増えていきます。
地肌が見えている面積が広い人ほど、この差ははっきり大きく出ます。髪の量が減るほど日差しへの弱さが増すという関係は、以前から皮膚科の領域で指摘されてきました。
春に抜け毛が増えたら心配したほうがよいのでしょうか?
多くは周期の小さな山です。春の抜け毛はもともと二つ目の山として観察されており、数週間で落ち着くなら季節の波の範囲に収まります。
見ておきたいのは本数より続き方です。3か月たっても減る気配がない、分け目が明らかに広がってきた、という変化が続くときは相談の目安になります。
春に慌てて手を増やすより、夏に向けた構えを整えるほうが先になります。いま抜けている最中の毛を止めるのは難しいものの、これから育っていく毛の環境なら変えられます。
梅雨から初夏(6〜7月)の曇り空でも紫外線は残ります

曇っているから大丈夫、という判断がいちばん取りこぼしを生む時期で、雨や雲は日差しの量を減らしはしても、ゼロにはしません。6月と7月はそこが分かれ目になります。
雲があっても紫外線はかなりの割合が通り抜けます
薄い雲がかかった日に届く量は、晴れた日の8割から9割ほどにとどまります。空が白っぽいだけで浴びていない気がしますが、頭皮が受け取る量そのものは、さほど変わりません。
梅雨のあいだも同じで、雨が続く週の合間に晴れ間が入れば、その日の量は6月としては高い水準まで戻ります。
| 空の様子 | 頭皮に届く量の目安 | 起きやすい読み違い |
|---|---|---|
| 快晴 | そのまま届く | 警戒しやすく守りも働く |
| 薄曇り | 晴れた日の8〜9割 | 油断が最も出やすい |
| 曇天 | 半分前後まで下がる | 完全に防げたと感じる |
| 雨 | 大きく下がる | 傘だけで足りると考える |
そのつど空模様を見て守りを切り替えていると、梅雨から初夏にかけての二か月だけ、大きな穴が空いてしまいます。天気ではなく月で決めておくほうが、判断はぶれません。
7月は浴びる量が最も多くなる月です
測定の記録でも、7月が年間の頂点でした。8か所のうち7か所でこの月に最大となり、夏至の近さと上空のオゾンの量が理由として挙げられています。
暑さのせいで屋外にいる時間が減っても、同じ時間あたりに頭皮が受け取る量そのものは上がっていきます。短い外出を積み重ねる暮らしでは、7月の合計は思ったより大きくなります。
この月に守りが緩むと、秋へ向かうあいだに頭皮が抱える負担は、一年で最も積み上がりやすくなります。7月は構えを緩める月ではなく、締め直す月と考えておくと迷いません。
この時期の抜け毛の量を覚えておくと秋に役立ちます
6月7月の抜け毛は、その年の基準線になります。夏の入り口でどのくらい抜けているかを覚えておけば、9月に増えたかどうかを自分の数字で比べられます。
毎日数える必要はなく、排水口にたまる量、朝の枕、ブラシに残る毛の量を、週に一度だけ見ておけば十分です。
基準を持たないまま秋を迎えると、毎年やってくる季節の波までも、異変として受け取りやすくなります。手元に数字があれば、落ち着いて待てる期間が分かります。
盛夏(8月)は紫外線も抜け毛も年間の山に重なります

8月は日差しの量が高いまま続くうえ、休止期に入る毛の割合も同時に高くなる時期にあたります。ふたつの山が重なるため、この月の抜け毛が最も目につきます。
抜け毛が1日60本前後まで増える時期です
季節ごとに抜け毛を数えた観察では、8月から9月の抜け毛が1日およそ60本まで増えていました。前の冬に数えた本数の、倍を超える数字です。
この観察は男性を対象にしたものですが、女性を調べた別の報告でも休止期の割合は夏に最も高くなりました。性別を問わず、似た形の波が出ています。
増えた本数そのものより、いつ増えるのかがあらかじめ分かっている点のほうが、気持ちの支えになります。8月に増えるのは予定どおりだと知っていれば、受け取り方が変わります。
屋外にいる時間そのものが長くなります
夏休みや行楽で、外にいる時間が伸びる月です。日差しの強さと屋外にいる時間が同時に増えるため、頭皮が受け取る合計は一年で最も大きくなります。
浴びる量は一日の強さだけで決まるものではなく、浴びていた時間との掛け算で積み上がります。真昼を避けて動く日が数日あるだけでも、月ごとの合計は目に見えて下がります。
- 正午前後の外出を1時間ずらす
- 屋外の待ち時間を日陰へ移す
- 海や山では途中で屋内に入る
- 連日の外出を1日おきに割る
どれも大げさな我慢ではなく、時間帯を少し動かすだけで、その日に受け取る量はまとまって減るはずです。
8月から始めても遅いのでしょうか?
遅くはありませんが、効いてくる時期はずれます。8月に整えた守りが届く先は、いま抜けている毛ではなく、これから育っていく毛のほうになります。
9月10月に抜ける毛はすでに数か月前から休止期へ向かい始めており、いま始めた守りでその毛を引き止めるのは難しいでしょう。
その代わり、翌年の春夏に向けた助走にはなります。始める時期が遅ければ、効いてくるのもそのぶん先になるというだけの話で、無駄になるわけではありません。
初秋(9〜10月)の抜け毛が季節性かどうかの見分け

増えた抜け毛が3か月ほどで落ち着き、冬に向けて減っていくなら、季節の波と考えて差し支えありません。年をまたいで続く場合は、別の理由を探す段階に入ります。
3か月ほどで落ち着くなら季節の波の範囲です
季節性の抜け毛は8月ごろに増え始めて秋のうちに山を越え、冬に向かうにつれて休止期の毛が減っていきます。翌年の春先には、一年の底へ近づきます。
毎年ほぼ同じ時期に、同じような増え方をしているかどうかも、季節性を見分ける手がかりです。去年の秋を思い出せるなら、今年の増え方が例年並みかどうか判断しやすくなります。
そのために夏の基準線が生きてきて、数えていた記録があれば、印象ではなく変化の幅で見られます。
地肌の透け方と髪の細さは別の話です
抜ける本数が増えるのと、髪の一本一本が細くなっていくのは、見ている時間の長さが違う別々の変化です。前者は季節でも動きますが、後者は年の単位でゆっくり進みます。
季節の抜け毛が落ち着いても分け目の透け方が戻らないなら、見ているのは波ではなく土台の変化です。女性の薄毛は数年かけて進むため、去年の同じ時期に撮った写真と比べると差が分かります。
同じ場所を同じ明るさで撮っておけば記憶に頼らずに済み、季節の増減に振り回されずに年ごとの傾きだけを見られます。
季節の波ではない抜け毛はどう見分けますか?
続く長さと広がり方で見当がつきます。3か月を超えても減らない、抜けた毛の根元が細い、地肌が広い範囲で目立つ、といった変化は季節だけでは説明しにくくなります。
甲状腺や貧血、栄養の偏り、産後や強い負担のあとなど、抜け毛が増える理由は季節のほかにも知られています。血液の検査で分かるものも含まれるため、自己判断で待ち続けないほうが安心です。
| 見るところ | 季節の波らしい変化 | 相談を考えたい変化 |
|---|---|---|
| 続く期間 | 2〜3か月で落ち着く | 半年以上続く |
| 抜けた毛 | 根元が白く丸い | 細く短い毛が多い |
| 地肌 | 秋を過ぎると戻る | 分け目が戻らない |
迷ったときは、季節がひとめぐりしても戻らないかどうかを基準に置くと、頭の中が整理できます。冬に入っても同じ量が続くようなら、周期以外の理由を一度確かめておくほうが安心です。
春夏の紫外線と抜け毛に備える月ごとの段取り

守りを増やすより、始める月をそろえるほうが効きます。一年を四つに分け、それぞれが何をする時期なのかを先に決めておけば、途中で迷わずに済みます。
| 時期 | この時期にすること | ねらい |
|---|---|---|
| 3〜5月 | 頭皮も守る前提に切り替える | 急に増える春の日差しに間に合わせる |
| 6〜7月 | 空模様で緩めず月で続ける | 曇りの日の取りこぼしを防ぐ |
| 8月 | 屋外時間と時間帯を調整する | 年間の山で合計を下げる |
| 9〜10月 | 抜け毛の増減を記録する | 季節の波か別の変化かを見分ける |
| 11〜2月 | 頭皮の状態を整え直す | 次の春に向けた土台を作る |
3月から5月は仕組みを作る時期です
春の課題は強さではなく、取りこぼしの少なさです。日差しが底から上がり始める3月のうちに、顔や腕と同じように、頭皮も守る対象へ加えておきます。
5月には真夏に近い量が届くため、この月までに構えができていれば、夏はその延長で済みます。抜け毛が一年で最も少ない時期にあたるので、負担を感じずに整えられます。
逆にこの三か月を逃すと、夏のあいだはずっと後ろから追いかける形になり、余裕がなくなります。春に整えておいた分だけ、夏に頭皮が受ける負担は軽くなるはずです。
6月から8月は守りを切らさない時期です
夏の課題は続け方で、梅雨で緩め猛暑でまた緩めと繰り返すうちに、量が最も多い二か月をそのまま浴びてしまいます。
7月と8月は空模様や気分で決めるのをやめ、あらかじめ決めた形をそのまま続ける期間にします。判断を毎日やり直さないほうが、守りに穴が生まれにくくなります。
屋外にいる時間が長い日が続くときにかぎって、出かける時間帯を少し前後へ動かすだけで足ります。全部を我慢しようとするより、山になる日を選んで下げるほうが長続きするでしょう。
9月から2月は次の春の準備にあてます
秋から冬は、記録と立て直しの時期です。抜け毛の増減をひとことでも書き留めておけば、翌年の同じ時期に振り返るときの材料になります。
冬は、休止期の毛が一年で最も少なくなる季節です。この谷のあいだに頭皮の状態を整え直しておくと、3月からの立ち上がりがずいぶん楽になります。
そして2月の終わりには、3月からの構えを決めておきます。毎年これを繰り返していけば、秋の抜け毛は不意打ちではなく、予定された波として迎えられます。
よくある質問
- Q春夏の紫外線で抜け毛が増えるのは何月ごろですか?
- A
抜け毛そのものが増えるのは、8月から10月ごろです。紫外線の量は3月から上がって7月に頂点を迎えるため、日差しの山と抜け毛の山にはひと月から数か月のずれがあります。
体への負担が抜け毛として現れるまでには3か月ほどかかると整理されており、このずれとも重なります。春から夏に受けた分が秋になって見えてくる、という順番です。
- Q春夏の紫外線への備えは何月から始めれば抜け毛に間に合いますか?
- A
3月が目安で、日差しが底から上がり始めるのがこの月にあたり、5月には真夏に近い水準まで届きます。
秋に抜ける毛の準備は、初夏のうちに進みます。8月になって慌てるより、抜け毛が一年で最も少ない春のうちに構えを決めておくほうが間に合います。
- Q春夏の抜け毛は紫外線が直接の原因ですか?
- A
そこまでは分かっていません。季節による抜け毛の増減は年周期として繰り返し観察されていますが、そのうち日差しがどれだけを占めるかは示されていません。
実験室で頭皮の組織に日差しを当てた研究では、毛包に酸化による傷みが起きると報告されました。人の暮らしの中でどこまで効いてくるかは、まだ別の問題として残ります。
- Q春夏の抜け毛が季節のものかどうかは、どう見分けますか?
- A
続く長さが目安で、8月ごろに増えて秋のうちに山を越え、冬に向けて落ち着いていくなら季節の波の範囲に入ります。
半年を過ぎても減らない、抜けた毛が細く短い、分け目の透けが戻らないといった変化が重なるときは、一度調べておくほうが安心です。甲状腺や貧血、栄養の偏りなど、季節以外の理由も少なくありません。
- Q春夏の紫外線から頭皮を守ると抜け毛は減りますか?
- A
減ると言い切れる段階には、まだありません。日差しを避ければ抜け毛が何本減る、という数字を示した研究は、いまのところ見当たりません。
一方で、髪が薄くなるほど地肌が日差しにさらされ、光による老化が進みやすいとは指摘されています。本数を目標にせず、頭皮の負担を減らす取り組みとして続けるのが現実的です。
