頭皮は、体のなかでもっとも紫外線を浴びやすい場所です。顔と比べて2〜3倍の紫外線が届くとされ、髪に覆われていても地肌が完全に守られるわけではありません。

浴び続けた地肌は水分を失って少しずつごわつき、毛根を包む組織では酸化ストレスが高まっていきます。夏の終わりから秋に抜け毛が増える背景にも、この時期の紫外線が関わると考えられています。

対策の柱は3つです。帽子や日傘で物理的にさえぎり、地肌に使える日焼け止めを足したうえで、浴びた日のうちに汗と皮脂を洗い流します。

どれも特別な道具はいりません。今日から積み上げられる習慣が、数年先の髪のボリュームを支えてくれます。

頭皮は顔の2〜3倍の紫外線を浴びています

真上の太陽から分け目へ下りる矢印で、頭頂部が受け止める日ざしの多さを示した縦の図

頭頂部は体のなかで太陽にもっとも近い位置にあり、真上から降りそそぐ紫外線をまともに受け止めています。顔や腕には毎朝きちんと日焼け止めを塗る方でも、地肌まで手が回っている方はそう多くありません。

部位紫外線の当たり方日ごろの対策
頭頂部・分け目真上から直接あたるほとんど無防備
斜めからあたる日焼け止め・化粧下地
腕・脚季節と服装で変わる日焼け止め・衣類

髪があっても紫外線は地肌まで届いています

髪の毛はある程度の遮光にはなるものの、隙間なく光をさえぎる布のような働きまでは期待できません。髪が細くなってきた方やボリュームが落ちてきた方では、地肌に届く紫外線の量が以前より増えています。

髪そのものも、紫外線を受け止めることで少しずつ傷んでいきます。人の毛髪に光を当てた実験では、メラニンが酸化して色が抜けると同時に、ケラチンというたんぱく質が壊れていく変化が確認されました。

つまり髪は、地肌を守る代わりに自分自身が犠牲になっているともいえます。守られている実感がないうちに髪のほうが先に傷み、気づいたときにはパサつきや広がりとして表に出てきます。

分け目とつむじに紫外線が集中する理由

分け目とつむじは地肌がそのまま外気にさらされる数少ない場所で、頭のなかでも紫外線の影響がまっさきに出てきます。ほかの部分が髪でおおわれているぶん、この2か所に負担が集中してしまうわけです。

長年おなじ位置で髪を分けていると、その線に沿って地肌の日焼けが少しずつ積み重なっていきます。分け目が広がって見える、地肌が赤みを帯びるといった変化に心当たりがあるなら、紫外線の影響を疑ってみる価値があります。

ときどき分け目の位置を数センチずらすだけでも、負担のかかる場所を散らして日焼けの偏りを防げます。鏡の前で反対側へ流してみる程度の変化で構いません。

曇りの日も紫外線量はゼロになりません

うっすら雲がかかった日でも、地表に届く紫外線は晴天時の6割から8割ほど残ると考えられています。「今日は曇っているから大丈夫」という判断が、いちばん取りこぼしやすい落とし穴になります。

紫外線量は5月から9月にかけて多くなりますが、春先や秋口にもそれなりの量が降りそそいでいます。真夏だけを警戒していると、季節の変わり目に地肌が静かに消耗していきます。

一年を通してうっすら守り続ける発想のほうが、髪と地肌には向いています。厚く塗る日を数日つくるより、薄くても途切れさせない習慣のほうが、地肌の負担を減らすうえでは効いてきます。

紫外線が頭皮と髪に残していくダメージ

左に一本の髪、右に後ろ姿の頭部を並べ、髪と地肌それぞれに残る紫外線の影響を示した図

紫外線の影響は、指どおりのような髪の手ざわりと、地肌そのもののコンディションの両方にあらわれてきます。表面のパサつきが目立つころには、毛根を取り巻く環境のほうも少しずつ変わっています。

キューティクルが傷んでパサつきが出てきます

毛髪の表面をうろこ状におおうキューティクルは、紫外線を浴びるとめくれたり欠けたりしていきます。表面がざらついて水分が逃げやすくなるため、指どおりの悪さやまとまりにくさとして自覚されるようになります。

紫外線を当てた毛髪では、繊維の空隙が増えて強度が落ち、表面の粗さが増すと報告されています。毛先だけでなく、日の当たる頭頂部側から傷みが進んでいくのが特徴です。

トリートメントを重ねれば手ざわりは一時的に戻せますが、削れた表面そのものが元どおりになるわけではありません。だからこそ、傷める量を減らす発想が先に立ちます。

メラニンが分解されて髪の色が抜けていきます

髪の色をつくるメラニンには、紫外線を吸収して毛髪内部のたんぱく質を守るという働きがあります。ただし守る過程でメラニン自身が分解され、色が抜けて赤みがかった明るさへ変わっていきます。

夏の終わりに髪の色が明るく見えてくるのは、日々の退色が少しずつ積み重なった結果にほかなりません。カラーリングをしている方であれば、染めたばかりなのに色もちが悪いと感じる形であらわれます。

明るい髪ほど内部のメラニンが少ないぶん、たんぱく質を守る力も弱く、傷みが表に出るのが早くなります。ブリーチやハイトーンカラーを楽しむ方ほど、紫外線対策の優先度は上がるといえます。

頭皮の酸化ストレスが毛根に及びます

紫外線を浴びた皮膚では活性酸素が増え、細胞にとって重い負担となる酸化ストレスが生じてきます。頭皮も例外ではなく、毛根を包み込む毛包という組織にまで、その影響は静かに届いていきます。

ヒトの頭皮組織に紫外線を当てた研究では、毛包の細胞に酸化的なDNA損傷と細胞毒性が生じたと報告されています。毛包は毛髪を作り続ける工場にあたるため、その環境が荒れれば髪の育ちにも影響します。

変化が出る場所起きていること気づき方
毛髪の表面キューティクルの損傷パサつき・広がり
毛髪の内部メラニンとたんぱく質の分解退色・強度の低下
頭皮・毛包酸化ストレスと乾燥赤み・かゆみ・フケ

表面の傷みは鏡を見ればすぐに分かりますが、毛包の内側で起きている変化は自覚しにくいものです。地肌の赤みやかゆみが長引くときは、その手前で進んでいる変化のサインとして受け止めます。

夏の紫外線が秋の抜け毛につながるのはなぜ?

夏から秋へ伸びる時間の帯の上に、負担が重なる時期と抜け毛が表に出る時期のずれを置いた図

抜け毛には季節のリズムがあり、夏の終わりから秋にかけて増えることが複数の研究で示されています。夏に受けた負担が、数か月遅れて抜け毛という形で表に出てくると考えられています。

抜け毛が増えるのは夏の終わりから秋です

髪が気になる女性823人を6年間追った研究では、休止期の毛髪の割合が夏に最大となる年周期が確認されました。男性を長期に観察した研究でも、夏の終わりから初秋にかけて休止期の毛が増える傾向が示されています。

髪は伸び続ける成長期をひととおり終えたあと、休止期へ移り、そこからようやく抜け落ちていきます。休止期に入る毛が夏に増えれば、実際に抜けるのはその2〜3か月後、つまり秋口になります。

秋になって抜け毛の量に驚く方は多いのですが、引き金が引かれているのは秋ではなく、その前の夏です。対策を始めるタイミングも、抜け始めてからでは一歩遅れてしまいます。

ヘアサイクルの乱れが休止期の毛を増やします

毛包にとって紫外線は外から加わるストレスのひとつで、負担が続けば成長期を保ちにくくなります。動物実験では、紫外線を浴び続けた皮膚で毛包が小さくなり、白い毛が増える変化が観察されました。

ヒトでそのまま同じ変化が起きると言い切れるわけではありませんが、毛包が紫外線に無関係でいられない点は共通しています。日々の遮光は、毛包の消耗を減らす下支えになります。

睡眠不足や栄養の偏りが重なった夏は、地肌にかかる負担がさらに積み上がり、回復が追いつきません。紫外線だけを切り離して考えず、夏の生活全体を見直すほうが結果につながりやすくなります。

汗と皮脂が重なると地肌が荒れやすくなります

夏の頭皮では、紫外線に加えて汗と皮脂、さらに帽子のなかにこもる蒸れまでが同時に重なってきます。皮脂が酸化してにおいやかゆみが出たり、常在菌のバランスが崩れてフケが増えたりします。

地肌が荒れた状態が何週間も長引くと、毛包のまわりに炎症がくすぶり、髪の育ちそのものを妨げます。紫外線対策と洗浄をひとそろいで考えると、夏の頭皮トラブルは扱いやすくなります。

  • 枕やお風呂の排水口で抜け毛の量が増えた
  • 分け目の地肌が赤い、または茶色くくすんでいる
  • 地肌がつっぱる、乾いたフケが出る
  • 髪の根元が立ち上がらずボリュームが落ちた

あてはまる項目がいくつも続くようなら、夏に受けた紫外線と汗の負担がまだ残っているサインです。秋のうちに立て直しておくと、翌年の夏がずいぶん楽になります。

帽子と日傘で頭皮の紫外線を物理的にさえぎる

帽子をかぶり日傘をさす女性と、帽子と日傘と布の見本を並べて選ぶ目安を添えた図

いちばん確実なのは、光そのものを地肌に届かせない方法です。塗り直しの手間がなく汗で流れる心配もないため、屋外で過ごす時間が長い日ほど効果が安定します。

道具向いている場面選ぶときの目安
つばの広い帽子散歩・買い物・屋外作業つば7cm以上・通気性のある素材
日傘通勤・待ち時間の多い移動遮光率とUVカット率の両方の表示
スカーフ・ストール自転車・帽子が使いにくい日目の詰まった生地・淡すぎない色

通気性のある帽子で蒸れを防ぎます

帽子は光をさえぎるという面では優秀ですが、蒸れをそのままにすると別の負担が生まれてしまいます。汗がこもった地肌は皮脂と混ざって荒れやすく、においやかゆみの引き金にもなります。

編み目のある麦わら素材や、内側にメッシュを使った帽子であれば、熱も湿気もこもりにくくなります。長時間かぶる日は、涼しい場所で一度脱いで風を通すと快適さが保てます。

サイズがきつい帽子も避けたいところです。締めつけが強いと血流が滞りやすくなり、かぶり跡が残るほどの圧迫は地肌にとって負担になります。

日傘は遮光率とUVカット率の両方を見ます

日傘の表示には、まぶしさを抑える遮光率と、紫外線を防ぐUVカット率の2種類があります。頭皮を守る目的では後者が重要で、UVカット率99%以上を目安に選ぶと安心感があります。

生地のコーティングは使っているうちに少しずつ劣化していくため、数年おきの買い替えが現実的です。折りたたんだ跡が白い筋になってきたら、性能が落ちてきた合図と考えるとよいでしょう。

アスファルトからの照り返しも無視できません。内側が黒っぽい日傘であれば、地面から跳ね返ってくる光まで吸収してくれるため、顔まわりも一緒に守れます。

髪型を変えて分け目の日焼けを減らします

分け目をジグザグに取る、いつもと反対側へ流す、屋外ではまとめ髪にするなど、髪型の工夫でも地肌の露出は減らせます。道具も費用もいらない対策です。

ただし強く引っぱるまとめ髪を毎日のように続けていると、牽引による負担が新たに加わってしまいます。ゴムの位置を毎日変え、結び目をきつくしすぎないバランスが大切です。

屋外に出る日だけ髪型を変えるという使い分けでも、地肌を守るうえでは十分に意味があります。

頭皮に使える日焼け止めの選び方と塗り方

三つの剤型の容器を並べた上段と、分け目へ離して吹きかける下段を組み合わせた図

帽子や日傘だけではさえぎり切れない分け目や生え際は、地肌に直接使えるアイテムで補っていきます。顔用のクリームを無理に伸ばすより、頭皮向けに作られた形状を選ぶほうが失敗しません。

タイプ使いやすさ気をつける点
スプレー根元と分け目に届かせやすい吹きかけムラが出やすい
パウダーべたつかず化粧直し感覚汗で落ちやすく塗り直しが要る
ミルク・クリーム生え際やうなじに塗り込める髪につくとべたつきが出る

スプレータイプは根元まで届かせます

スプレーは、髪を指でかき分けながら20cmほど離して吹きかけると、分け目の地肌まで届きます。一か所に集中させず、少しずつ位置を変えながら重ねると仕上がりが均一になります。

スプレーを吹きかけたあとに指の腹で軽くなじませておくと、粉っぽさやムラが目立ちにくくなります。スタイリング剤を使う日は、日焼け止めを先に使う順番のほうが扱いやすい形です。

顔にかからないよう目と口をふさいでから使う点だけ、忘れずに守ります。

髪用ミストとの違いを押さえて使い分けます

髪用のUVミストは毛髪の退色や乾燥を抑える目的で作られており、地肌への使用を想定していない製品もあります。パッケージに頭皮への使用可否が書かれているので、購入前に確かめると失敗が減ります。

髪の退色そのものが気になる方であれば、髪用のミストと地肌用の日焼け止めを併用しても差し支えありません。守りたい対象が違うだけで、役割が重なってしまうわけではないからです。

加水分解ケラチンを配合した処理が、紫外線を浴びた毛髪の強度低下を抑えたとする実験も報告されています。髪の補修成分にも一定の下支えが期待できます。

SPFとPAの数字はどう読めばよい?

SPFは肌が赤くなるまでの時間をどれだけ延ばせるかの指標で、PAは肌の奥へ届くUVAへの防御力を示します。日常の買い物や通勤ならSPF30前後、屋外で長時間過ごす日はSPF50前後が目安になります。

数字が大きいほど良いとは限らず、使用感の重い製品を選んでしまうと、肝心の塗り直しが続きません。無理なく続けられる範囲で選ぶほうが、結果として守れている時間は長くなります。

頭皮向けの製品では表示が控えめな場合もあります。数字だけで良し悪しを判断せず、帽子や日傘による遮光と組み合わせる前提で考えるとよいでしょう。

塗り直しの間隔とタイミングを決めておきます

汗をかく季節は2〜3時間おきの塗り直しが目安になります。屋外に出る前ではなく、屋内に戻ったタイミングで足すように決めておくと、習慣として定着しやすくなります。

持ち歩きにはスプレーやパウダーが向いています。バッグやデスクに1本ずつ忍ばせておくだけで、実際に塗り直せる回数は目に見えて増えていきます。

完璧を目指すより、抜けやすい場面をひとつ減らす発想のほうが続けるコツです。

紫外線を浴びた日の頭皮ケアで差がつきます

洗う・冷やす・うるおいを戻すの三つの道具を左から順に並べた、浴びた日の夜の手順の図

浴びてしまった日のケアで、その後の地肌の回復は変わります。汗と皮脂、そして日焼け止めをその日のうちに落とし、火照りと乾燥を落ち着かせる流れが基本です。

  • 帰宅後は早めに洗って汗と皮脂を残さない
  • ぬるめのお湯で地肌をやさしく洗う
  • 火照りが強い日は冷やしてから保湿する
  • ドライヤーは根元から手早く乾かす

その日のうちに汗と皮脂を落とします

日焼け止めや皮脂が地肌に残ったまま眠ると、毛穴のまわりで酸化が進み、においの元にもなります。爪を立てて地肌をこするのではなく、泡そのものを動かすように洗うと摩擦を抑えられます。

お湯の温度は38度前後が扱いやすい範囲です。40度を超えるような熱いお湯は必要な皮脂まで落としてしまい、かえって乾燥やかゆみを招いてしまいます。

洗浄力の強いシャンプーに切り替えるより、洗い方そのものを整えるほうが地肌への負担は軽くなります。

火照った地肌は冷やして落ち着かせます

頭皮が熱を持っている日は、日焼けした肌とまったく同じ状態です。濡らしたタオルや、保冷剤をタオルで包んだものを数分あてて熱を逃がしてやると落ち着いてきます。

冷やしすぎは血流を妨げるため、冷たさを感じる程度で切り上げます。ひりつきや強い痛みが数日続く、水ぶくれができたといった場合は、自己判断で済ませず皮膚科へ相談します。

刺激の強い育毛剤やスタイリング剤は、地肌が落ち着くまで一度お休みします。

保湿で乾いた頭皮を立て直します

紫外線を浴びたあとの地肌は水分が逃げやすくなっており、乾燥からかゆみやフケへとつながっていきます。頭皮用のローションや美容液で、洗髪後の乾き切っていない状態のうちに水分を補います。

髪ではなく地肌に届かせる意識が要ります。分け目の位置をずらしながら少量ずつ置いてから、指の腹でやさしく広げていくと全体に行き渡ります。

ドライヤーは20cmほど離し、根元から手早く乾かします。生乾きのまま眠ってしまうと頭皮の常在菌が増えやすくなり、においやかゆみの引き金になります。

睡眠と食事で内側から回復を助けます

酸化ストレスへの備えは、外側からのケアだけで完結するものではありません。緑黄色野菜や果物に含まれるビタミン類、魚や大豆のたんぱく質を意識すると、髪と地肌の材料が確保できます。

夏は食欲が落ちやすく、冷たい麺類に偏りがちです。たんぱく質が不足すれば髪の材料そのものが足りなくなるため、卵や豆腐を一品足す工夫が生きてきます。

睡眠も回復の土台になります。夜ふかしが続く時期は、日中に受けた紫外線の負担がいつまでも抜けにくくなると考えておくとよいでしょう。

よくある質問

Q
頭皮の紫外線対策は何月から始めるとよいですか?
A

紫外線量が増え始めるのは3月ごろからで、5月にはほぼ真夏に近い水準まで達します。真夏だけを警戒していると、春先に積み重なった負担をまるごと取りこぼしてしまいます。

屋外で過ごす時間が長い方であれば、春から秋までを対策の期間と考えておくと無理がありません。冬でもよく晴れた日の外出時には、帽子が1つあると安心できます。

Q
顔用の日焼け止めを頭皮に塗っても構いませんか?
A

生え際やうなじなど髪の少ない部分であれば、顔用のミルクやクリームをそのまま使っても差し支えありません。ただし髪の生えている面に塗り広げると、べたつきや洗い残しにつながります。

分け目や頭頂部には、髪をかき分けて届かせやすいスプレーやパウダーのほうが向いています。部位によって形状を使い分けると、べたつきを気にせず無理なく続けられます。

Q
頭皮の日焼けで増えた抜け毛は元に戻りますか?
A

季節性の抜け毛であれば毛包そのものが失われたわけではないため、負担が減れば徐々に落ち着いていきます。数か月単位で様子を見る期間がどうしても必要になります。

半年以上たっても抜け毛が減らない、地肌が透けて見える範囲が広がるといった変化があるときは、別の要因が重なっている場合もあります。皮膚科や女性の薄毛を扱う医療機関で相談すると、原因が整理しやすくなります。

Q
帽子をかぶり続けると頭皮に悪い影響はありますか?
A

帽子そのものが髪を細くするわけではありません。問題になるのは汗がこもったままの蒸れと、サイズの合わない帽子による締めつけのほうです。

通気性のある素材を選び、屋内に入ったら脱いで熱を逃がしてやれば負担は小さく収まります。汗をかいた日は帽子の内側も洗い、清潔な状態を保ちます。

Q
紫外線を浴びた髪のパサつきは元どおりになりますか?
A

いったん削れたキューティクルや分解されたメラニンが、元の状態へ戻ることはありません。トリートメントで手ざわりや見た目を整えられても、あくまで表面の補修にとどまります。

一方で、根元から新しく伸びてくる髪は健康な状態で育っていきます。地肌を守りながら傷みにくい環境を保てば、時間とともに全体の印象は変わっていきます。

参考にした論文