深酒が抜け毛を増やすと直接確かめた研究はじつのところ多くなく、関連を疑う声が根強いいっぽうで、お酒が髪を減らすと示した実験があるわけではないのです。

それでも体のなかで起きる変化まで下りていくと、眠りの後半が浅くなって成長ホルモンの出方が変わる筋道と、たんぱく質の合成が下がる筋道という、二つの道筋が見えてきます。

どちらも髪そのもので確かめられた話ではなく、その手前の段階までが分かっているにすぎない、という状態にとどまっています。

深酒とはどのくらいの量を指すのか、そのとき体で何が起きているのか、続いたときに何が積み上がるのか。順に並べていきます。

目次

深酒とはどのくらいの量からを指すのでしょうか?

はっきり決まった線が一つあるわけではないものの目安なら示されており、国のガイドラインは1回の飲酒機会で純アルコール60g以上を一時多量飲酒と呼んで、避けるよう勧めています。

1回の飲酒で60gを超えると一時多量飲酒にあたります

純アルコール60gという量はビールの500mL缶なら3本、日本酒なら3合ほどにあたり、一晩の席で届いてしまう方もけっして少なくない水準でしょう。

この線は髪のために引かれたものではなく、急性の中毒やけが、体の病気の危険度を見て決められた目安にあたります。

髪の話はそのずっと先にあるものの、体への負荷という点では同じ流れの上に並んでおり、まず量の物差しをそろえておくと以降の話が具体的になります。

お酒の種類量の目安純アルコール量
ビール(5%)500mL缶を3本約60g
日本酒(15%)3合(540mL)約65g
ワイン(12%)600mL約58g
焼酎(25%)300mL約60g
ウイスキー(43%)ダブルを3杯(180mL)約62g

杯数で数える線と血中濃度で引く線があります

海外では血中のアルコール濃度が0.08%に届く飲み方を一区切りとする考え方も使われており、おおむね女性で4杯、男性で5杯を2時間ほどで空けたときの水準にあたります。

ただし、どちらの線が危うさをよく捉えるかには議論があります。251人の大学生を調べた研究では、0.08%を基準にすると、別の指標で危険とされた人の半数しか拾えませんでした。

同じ研究では、同じ杯数を飲んだときに女性のほうが推定される血中濃度は高く出ており、杯数だけで語ると女性は実際より軽く見積もられやすいわけです。著者らは、飲んだ杯数そのものが濃度とは別に危うさへ関わるとも結論づけました。

空腹と短い時間は同じ量でも効きかたを変えます

同じ純アルコール量でも、空腹のまま短時間で流し込めば血中濃度は高く跳ね上がり、食事と一緒に時間をかけて飲んだ夜とは体の受け取り方が変わってきます。

一晩の合計だけを数えていると、この差は見えません。合計が同じでも、最初の1時間で半分を空けた夜と、3時間かけて均した夜とでは、体にかかる山の高さが違います。

深酒かどうかを判断するときは合計と速さの両方を見ておくと実像に近づき、杯数の記憶が曖昧なら注いだ器の大きさから逆算する手もあるでしょう。

翌朝に残った夜が自分にとっての深酒です

一般的な線とは別に、自分の体で引ける目安もあります。翌朝に頭が重い、食欲が湧かない、二度寝しても休まらないと感じた夜は、体にとって多すぎた量だったと読めます。

同じ量でも体格や体調、その日の食事や眠りの状態で効きかたは変わるもので、数字の線は集団のための道具であり、個人にそのまま当てはめられるものではありません。

翌日に響いた夜を覚えておくと自分の量の感覚が育っていくので、責めるためではなく次の夜の判断材料として書き留めておく使い方が向いています。

深酒をした夜の眠りは後半から浅くなります

寝つきは早くなるのに夜の後半で眠りが途切れやすくなり、健康な人を対象にした研究をまとめた総説も、量にかかわらずこの形が現れると報告しました。

寝つきの早さは眠りの深さを保証しません

アルコールには寝つくまでの時間を縮める働きがあり、どの用量でもその変化が見られたため、眠るまでが早かった夜をよく眠れた夜だと感じるのは自然でしょう。

けれども寝つきの速さと夜通しの眠りの中身は別の指標であり、前半が固まって深くなる一方で後半には目覚めが増えるという、非対称な変わり方をします。

朝まで一度も起きなかったつもりでも数十秒の覚醒は記憶に残らず、眠った長さだけで判断していると、この入れ替わりは見落とされてしまいます。

前半に深い眠りが偏り後半が崩れます

同じ総説によると、飲んだ夜は前半の深い眠り、いわゆる徐波睡眠が増え、多めに飲んだときには一晩を通した徐波睡眠まで増えると報告されました。

深い眠りが増えるなら良い話のように見えるものの、問題は配分にあり、本来なら夜を通してゆるやかに配られる眠りが前半へ偏って前借りされる形になります。

前借りした分は後半で返ってくるもので、アルコールが分解されて血中から抜けていく時間帯に、眠りは浅くなり、目覚めも増えていきます。

レム睡眠の始まりが遅れます

最初のレム睡眠が現れるまでの時間もどの用量でも遅れると示されており、多めに飲んだ夜では前半のレム睡眠そのものが減っていました。

レム睡眠は記憶の整理や気分の調整に関わるとされ、夜の後半へ厚く配られる並び方をしています。始まりが遅れれば、その後の並びも玉突きで押し出されます。

眠った長さが変わらなくても中身の順番は入れ替わるので、飲んだ夜の眠りが休息として割に合いにくいのは、この組み替えのためでしょう。

  • 夜中に目が覚めて戻れない
  • 明け方に早く目が覚める
  • 眠った長さのわりに休まらない
  • トイレで起きる回数が増える
  • 起き抜けにのどが渇いている

並べた変化に心当たりがあるなら眠りの後半で崩れが起きていた見込みが高く、飲んだ量そのものより後半に何が起きたかを手がかりにすると、見立ても立てやすくなります。

深酒は成長ホルモンの出方を変えると報告されています

成長ホルモンは眠り始めの深い眠りに合わせてまとめて分泌されるもので、飲んだ夜はその分泌が大きく抑えられたと複数の研究が報告してきました。

成長ホルモンはなぜ眠り始めに出るのでしょうか?

成長ホルモンが深い眠りの時間帯に集中して出る事実は30年以上前から観察されており、眠りに落ちてまもなく、最初の徐波睡眠と時間を合わせて大きな分泌が起こります。

この結びつきは偶然ではありません。徐波睡眠を促す信号と、下垂体から成長ホルモンを出させる信号が、同じ調節のもとで足並みをそろえていると考えられています。

成長ホルモンが足りない患者では総睡眠時間が短く眠りも途切れやすいと報告されており、眠りとホルモンは片方がもう片方を支えるのではなく、互いに支え合う関係にあります。

飲んだ夜は分泌が7割ほど抑えられました

健康な男性5人に、体重1kgあたり0.8gのアルコールを9晩続けて飲ませた研究があります。飲んだ夜の血中の成長ホルモンは、飲まない夜に比べて70から75%抑えられていました。

抑制は初日だけの現象ではなく、9晩を通して同じ程度に続きます。夜ごとの合計、1時間あたりの平均、ピークの高さのいずれで測っても、下がり方は同じ向きでした。

いっぽうで飲むのをやめた夜には値が元へ戻っており、抑え込みが固定されるわけではなく、飲んだ夜に限って現れる変化だと読めるでしょう。

量が増えるほど下がり幅も大きくなりました

9人のうち5人が女性という別の研究でも量による差がはっきり出ており、飲まなかったときの午前1時の成長ホルモンは25.0μg/Lでした。

体重1kgあたり0.5gでは8.2μg/L、1.0gでは4.5μg/Lまで下がっており、少なめの量でも下がり、増やせばさらに下がるという並びでした。

同じ研究で、甲状腺刺激ホルモンも量に応じて下がりました。甲状腺ホルモンとプロラクチンには差が出ておらず、どのホルモンにも一律に効くわけではないと分かります。

飲ませた量午前1時ごろの成長ホルモン読み取れること
飲まないとき25.0μg/L眠り始めに合わせて上がる
体重1kgあたり0.5g8.2μg/L少なめの量でも下がった
体重1kgあたり1.0g4.5μg/Lほとんど上がらなかった

受け渡し役のIGF-1も働きにくくなります

成長ホルモンは、肝臓などでIGF-1と呼ばれる物質をつくらせ、その先で組織へ働きかけます。飲酒はこの受け渡しの側にも影響しました。

健康な8人にエタノールを3時間かけて飲ませた研究では、IGF-1を捕まえて働けなくするたんぱく質が、飲む前の2.7倍まで増えています。

実際に働けるIGF-1の割合を示す比は15.7から3.9へ下がっており、血中の総量だけを見ていては分からない目減りが、その裏で起きていたわけです。

深酒でたんぱく質の合成が下がると実験で示されました

大量に飲んだあと、体がたんぱく質を組み立てる速さは実際に落ちるとされ、ヒトを対象にした実験でも筋肉での合成が下がると確かめられました。

運動後に飲んだ実験で合成が24から37%下がりました

運動習慣のある男性8人に、筋力トレーニングと自転車運動を行わせたあとで飲ませた研究があります。飲ませたアルコールは体重1kgあたり1.5gで、深酒にあたる量でした。

体重60kgの方なら純アルコール90g、ビールの500mL缶で4本半に相当し、日常の食卓というより飲み会でまとめて空けたときの量に近いでしょう。

アルコールをたんぱく質と一緒にとった条件では、筋肉のたんぱく質合成がたんぱく質だけの条件より24%低くなりました。糖質と一緒にとった条件では、37%低い値が出ています。

どの条件でも運動後に合成そのものは上がっており、伸びるはずだった上がり幅が削られた、という形の低下でした。

運動後にとったもの筋たんぱく質の合成読み取れること
たんぱく質のみいちばん高い比較の基準になる条件
アルコールとたんぱく質24%低い材料を足しても届かない
アルコールと糖質37%低い下がり幅がさらに大きい

合成の司令塔にあたる働きが鈍ります

同じ研究では、細胞のなかで合成の指令を出す分子の活性化も、アルコールを飲んだ条件で低くなっていました。組み立ての号令そのものが弱まっていた形です。

骨格筋の研究をまとめた総説も、アルコールが全体のたんぱく質合成を下げると整理しています。何もしていない状態でも、栄養や運動という後押しがあった状態でも、向きは同じでした。

この総説は、下がる仕組みの中心にmTORと呼ばれる酵素の働きの低下があると述べ、長く続けば筋肉のやせと力の低下につながる、とも指摘しました。いっぽう分解の側については、結果が一定しないと整理されています。

毛髪でも同じことが起きているのでしょうか?

これまで挙げた実験はいずれも骨格筋を調べたものであり、深酒のあとに毛髪のたんぱく質合成が下がったと直接示した研究は見当たりません。

筋肉と毛髪はどちらもたんぱく質を組み立てる組織ながら、組織ごとに血の巡りも代謝の型も違うため、同じ結果になるとは限らず、影響の受け方も一様ではありません。

そのため、この部分には推測が混じると承知しておきたいところで、筋肉で観察された低下をそのまま髪の本数の変化へ翻訳するのは行きすぎでしょう。

髪づくりの工程と深酒が重なるのはたんぱく質の合成です

髪はほぼたんぱく質でできており、成長期の毛包では組み立てが休みなく進むため、合成を下げる要因と重なりうる場所はまさにこの工程にあたります。

髪づくりの工程そこで必要になるもの深酒との重なりが指摘される点
毛母細胞の分裂分裂を支える活発な代謝成長ホルモンとIGF-1の信号が細る
ケラチンの組み立てアミノ酸と合成の働き合成を促す指令が弱まる
毛が伸び続ける期間途切れない供給直接調べた研究がまだ無い

成長期の毛包は代謝の活発な小さな器官です

頭皮の下にある毛包は成長期のあいだ盛んに細胞を分裂させており、体のなかでも入れ替わりの速い組織のひとつに数えられる場所です。

毛包の代謝を調べた総説は、酸素があってもあえて解糖に傾く独特の型を取ると論じ、生み出した乳酸を隣の細胞が使う受け渡しまで想定しています。

細かい仕組みはさておき押さえておきたいのは需要の大きさで、分裂と組み立てが続く場所ほど、材料や条件の変化を受けやすい立場に置かれます。

髪の材料はケラチンと呼ばれるたんぱく質です

髪の本体は、ケラチンと呼ばれる硬いたんぱく質です。毛包の底で分裂した細胞が上へ押し上げられながら、このたんぱく質を組み立てて詰め込んでいきます。

組み立てが済むと細胞は硬く固まって髪の毛として頭皮の外へ伸びていき、1本の髪が伸び続けるあいだ、この作業は昼夜を問わず続けられます。頭皮の下では、無数の毛包がそれぞれの周期で同じ作業を担っています。

たんぱく質を組み立てる速さが落ちる状況は、理屈のうえでは髪づくりにも重なるものの、それが本数の変化として表に出るかどうかは別の問いでしょう。

眠りとホルモンと合成は一本につながります

深酒の夜に起きる変化を並べると、後半の眠りが浅くなり、成長ホルモンの分泌が抑えられ、たんぱく質の合成が下がる、という順に並びます。

成長ホルモンとIGF-1は組織にたんぱく質を組み立てさせる側の信号にあたるので、眠りの後半が崩れて分泌が減れば、その信号も細くなる筋書きが立ちます。

ただし、筋書きが立つ話と実際に髪で起きたと示す話は違うものの、どこを見ればよいかの見当ならつけられるでしょう。

  • 深い眠りと成長ホルモンの結びつき(ヒトで確認)
  • 飲酒による成長ホルモンの低下(ヒトで確認)
  • 大量飲酒による筋たんぱく質合成の低下(ヒトで確認)
  • 毛髪のたんぱく質合成の低下(未確認)
  • 深酒による抜け毛の増加(未確認)

上の三つは実験で確かめられ、下の二つはまだ確かめられておらず、この境目を意識しておくと、断定的な情報に出会ったときにも落ち着いて読み分けられます。

深酒が続くと抜け毛以外にも積み上がるものがあります

髪の変化より先に別のところへ影響が出てくる場合が多く、眠りの借りは翌日へ持ち越され、繰り返せば体の各所に負荷が積み上がっていきます。

翌日の食欲と活動量に持ち越されます

後半の眠りが崩れた翌日は、頭がぼんやりして食欲も落ちがちです。朝食を抜き、昼まで何も口にしないまま過ごす日が続けば、髪の材料になる栄養も細っていきます。

活動量も下がります。だるさから外出や運動を見送り、夜になってまた飲むという回り方に入ると、崩れが翌週へ引き継がれていきます。

一晩の深酒より、この持ち越しが繰り返される形のほうが体には重く響くので、週に何度その夜が起きているかを数えると自分の位置がつかめるでしょう。

続いたときに現れやすいもの背景にある変化気づき方
朝の食欲の落ち込み後半の眠りの崩れ朝食を抜く日が増える
日中のだるさ休息の質の低下予定を先送りしがちになる
健診の肝機能の数値肝臓への負荷前年との比較で分かる
体重や血圧の変化飲酒と食事の重なり数か月単位で動く

減らしにくいと感じるときは相談できます

飲む量を自分で決められない、やめようと思った日にも手が伸びる、飲まなかった翌日に落ち着かない。こうした状態が続くなら、気持ちの強さで片づく話ではありません。

各地の精神保健福祉センターや保健所では飲酒についての相談を無料で受け付けており、専門の外来を置く医療機関もあって、家族が先に相談へ行く形も選べます。

早い段階で相談するほど、生活を大きく変えずに済む道が残ります。お酒をやめさせるための窓口ではなく、扱いやすい形へ整えるための窓口だと考えて差し支えありません。

妊娠中と授乳中は飲まない選択が勧められます

妊娠中の飲酒は、胎児の発育や神経の発達に影響が及ぶため、量にかかわらず避けるよう勧められています。安全とされる下限は示されていません。

授乳中もアルコールは母乳へ移るため飲まない選択が基本になり、妊娠を考えている時期についても、同じ扱いで差し支えないでしょう。

髪の悩みとは別の理由ではあるものの、飲み方を見直す時機としては重なります。抜け毛が数か月続くようなら、飲酒だけに答えを求めず、皮膚科や女性の薄毛を扱う医療機関で相談すると道筋が見えてきます。

よくある質問

Q
深酒をすると抜け毛は必ず増えるのですか?
A

必ず増えるとは言えません。深酒のあとに毛髪のたんぱく質合成が下がったと直接示した研究は見当たらず、抜け毛が増えると確かめた実験もまだ出ていないためです。

分かっているのは、眠りの後半が浅くなって成長ホルモンの分泌が抑えられる筋道と、大量の飲酒で筋肉のたんぱく質合成が下がる筋道までです。手前の段階までの話だと受け取ってください。

Q
深酒をした夜は成長ホルモンがどのくらい減るのですか?
A

体重1kgあたり0.8gのアルコールを9晩続けて飲ませた研究では、飲んだ夜の血中の成長ホルモンが70から75%抑えられていました。飲むのをやめた夜には元へ戻っています。

別の研究では、午前1時の値が飲まないときの25.0μg/Lに対し、体重1kgあたり0.5gで8.2μg/L、1.0gで4.5μg/Lまで下がりました。量が増えるほど下がり幅も大きくなります。

Q
深酒はたんぱく質の合成をどのくらい下げるのですか?
A

運動後に体重1kgあたり1.5gのアルコールを飲ませた実験では、筋肉のたんぱく質合成がたんぱく質だけの条件より24%低くなりました。糖質と一緒にとった条件では37%低い値です。

骨格筋の総説も、アルコールが全体のたんぱく質合成を下げると整理しています。いずれも筋肉での観察であり、毛髪で同じ結果が出るかどうかは確かめられていません。

Q
深酒は1回にどのくらいの量からを指しますか?
A

国のガイドラインは、1回の飲酒機会で純アルコール60g以上を一時多量飲酒と呼んでいます。ビールの500mL缶なら3本、日本酒なら3合ほどが目安の量です。

ただし同じ量でも、空腹で短時間に飲めば血中濃度は跳ね上がります。翌朝に頭が重い、食欲が湧かないと感じた夜は、自分の体にとって多すぎたと読み取れます。

Q
深酒をすると寝つきがよいのに翌朝すっきりしないのはなぜですか?
A

寝つくまでの時間が縮む一方で、夜の後半に眠りが途切れやすくなるためです。健康な人を対象にした研究の総説は、量にかかわらずこの形が現れると報告しました。

深い眠りは前半へ偏り、最初のレム睡眠も始まりが遅れます。眠った長さは変わらなくても中身の順番が入れ替わるため、休んだ感覚だけが薄くなります。

参考にした論文